ブログで大きなバズを意図的に発生させるには、少し特殊なスキルが必要になります。
また、バズにも色々な規模があり、その規模によってコツ等も異なります。
この記事では、バズの経験をした人にしか分らないポイント(コツ)について、丁寧に説明していきます。
少し長い記事ですが、私が知るバズの全てをここに記しますので、何度かに分けて読んでみてください。
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バズの概要
バズ(BUZZ)とは、簡単に言えば「たくさんの人が集中アクセスする事」です。
ブログを運営していく上で、大なり小なり、このバズを経験する必要があります。
バズには、意図的に発生させるものと、偶然発生するものの2種類があり、それぞれの規模も多様です。
一般的に、バズに関する多くの記事では、バズの規模によるコツの違いについて述べられていない事が多いのではないでしょうか。
でも、これはすごく大事な部分なんです。
例えば、あなたが何かのイベントを企画して、50人の参加者を集めなくなった時を想像してみてください。
おそらく、知人等に声をかけ、そのまた友人にも誘いを入れてみて欲しいとお願いするでしょう。
また、SNS等で参加者を募るのがスタンダードな方法ですよね。
では、参加者を1万人集めなければならない状況だとしたら、あなたは全く同じ方法をとるでしょうか。
もっと大きな効果のある方法を採用しなければ、1万人は集められないですよね?
このような違いは、バズを発生させる際にも同じように働くという事を覚えておいてください。
バズらせる意味
そもそも、「バズを起こして何の意味があるのか」という本質を知っておくことも重要です。
多くの人は、アクセスが一時的に上昇することで、アドセンスやアフィリエイト収入等が増えることを想像するのではないでしょうか。
しかし、バズを発生させることには、目先の利益より、もっと重要な意味があるのです。
バズで一時的に得る利益は、ずっと継続するものではありませんから、プラスな事ではあるものの、そこまでの労力を考えると割に合わない報酬であることも多いでしょう。
後述しますが、バズには「良いバズになる場合」と「悪いバズで終わる場合」があり、これはブログ運営者である程度コントロールすることができる部分です。
どちらも、ドメインのSEO効果が上昇するというメリットはありますが、その先に良し悪しの違いが出るという事です。
良いバズとは
良いバズとは、発生したバズの効果が継続してサイトに影響するものです。
つまり、バズが発生した記事を読んだ人達が、サイトHP等にリピートする動きが出て、今までよりアクセス数のアベレージが上昇します。
このような現象が起きるためには、いくつかの条件が必要になります。
自分がバズ記事にアクセスしたとして考えてみれば理解できると思いますが、サイトに訪れた際の印象や内容が重要だという事です。
例えば、サイトの雰囲気や、文章の読みやすさ等もその一つです。
また、記事自体の内容についても、親しみや共感が持てる視点となっていることが重要ですよね?
皆さんにも「また覗いてみよう」と思ったサイトがあると思います。
このような感情が生まれるのは何故なのかを考えなければならないわけです。
この部分は、サイトによっても魅力が異なるので、明確に「こうだ」と言い切る教え方はできませんが、各自で深く考えるべき部分でしょう。
悪いバズとは
正直なところ、バズに「悪い」という事はないのですが、バズの種類に優劣をつける意味で「悪いバズ」とさせてもらいます。
ここで言う悪いバズとは、バズの効果がほんの一瞬で終焉し、以降のサイト運営に全く影響が及ばないケースです。
私はやらない手法なので未確認ではありますが、誰かを誹謗中傷するとか、デタラメな情報発信等で炎上を狙うようなケースには多いのかもしれません。
このような形でバズを発生させても、「二度と来るか」等と思われる可能性が高いので、長期的に見て得策とは思えない行為です。
一方、真面目に書かれた内容で「悪いバズ」が起こる事もあります。
これは、私も経験があります。
ある機関からの発表内容について記事にした際、一時的にバズが起こりました。
この時は、一日で2,000人前後のアクセス増加がありました。
規模としては、比較的に小さなバズです。
記事の内容的には、わかりやすくまとめたつもりですし、特に嫌悪されるような内容もありません。
しかし、サイトに再訪問する動きは全く感じられず、むしろバズ終了後にアクセスが低下したくらいです。
このような現象については、メカニズムや対処法を知る事で回避できますので、後で詳しく触れていきます。
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バズらせるコツ
バズを発生させるコツは、説明が非常に難しい部分もあります。
その理由は、バズの規模によってやり方や考え方が違うからです。
ここでは、まず一般的なバズ発生の基本的な高確率要素を理解する所から始めたいと思います。
これを踏まえて思考していくことが大切だからです。
例えば、貴方がカーレースに出場する際、「どんな車が適しているか」という判断を正しく行うには、様々な車種の特徴を知らなければいけません。
コースを確認し、それに合った性能を持つ車を選ぶことで優勝が見えてきますよね?
このような、レース前の基本的な学習だと思って読んでみてください。
バズを発生させる主な要素は、「検索」と「拡散」です。
検索については、キーワード又はタイトルの時点でテクニックが必要になります。
拡散については、SNSで「広めたい」という感情を発生させる必要があります。
この「検索」と「拡散」のうち、初心者でも扱いやすいのは、「拡散」の方です。
人々が「発信したい」と感じ、それを実際に発信する時は、心理的に二段階の工程を経ています。
まず、「これいいな」と反応する感情があり、その次に「これを自分が発信してどう思われるか」という2段階構成になっているのです。
何も考えず、感覚的に拡散する人もいるでしょうが、そんな人の方が少ないですよね。
つまり、拡散しても自分に被害がなく、その情報を受け取る側も「いいね」と承認してもらえる可能性が高い内容であることが拡散確率を上げるのです。
具体的には以下のようなものがあります。
かわいい系記事
動物の写真や、動物のとる珍しい行動等、カワイイ動物はバズを発生させやすいです。
これは、動画でのバズ率が高いので、記事として成功するには写真を多用する必要があると思います。
子供のエピソードや、写真、動画等についても動物と同様の理由でバズを発生させます。
とにかく、平和で癒される内容は、拡散しても批判されることが無いので、拡散が起きやすいのです。
この他、美男美女等、美しい系の記事もバズを発生させやすい分類として良いと思います。
SNS上には、バズのために全裸になる人までいるくらいですから、いかに効果が高いかが想像できます。
肉体美や容姿に特別な魅力がある人は、これをクローズアップした記事が有効かもしれません。
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インパクト記事
これは、衝撃的な事柄や、珍事等、人々が驚くようなインパクトのある内容の事です。
面白い話とか、面白い出来事等もここに分類して良いと思います。
突発的なニュースや、芸能人のスクープ等もこれに当たります。
これについては、ハマれば大きいのでしょうが、情報を得るのが困難ですよね。
インパクト記事の場合、旬が短い為、記事にするスピードも重要です。
例えば、「7つ葉のクローバーが見つかった」という記事でバズったとします。
でも、一度写真を見て「へー」と思ったら、それでもうオシマイですよね。
この手のバズは、悪いバズになりやすいので、事前に狙うというよりは偶然発生するのを期待するだけにするのが得策です。
トラブル解決記事
日本では、「困った時にはインターネットで調べる」という習慣が完成しています。
ですから、トラブル等を解決してあげる記事でバズると、大変に感謝され、その後もリピートしてもらえる可能性が高いです。
しかし、この手の記事は既にたくさん存在し、皆が狙っている市場でもあります。
コツとしては、人と違った部分をできるだけ持つことです。
スタンダードな解決法よりも、少し工夫を加えるとか、自分だけの方法を紹介するようにしてください。
専門的な知識がいる場合もあるので、得意な分野で勝負することも重要です。
トラブル解決記事でのバズは、効果も長いことが多く、将来的にもサイトに好影響を与える可能性が高いです。
イベント系記事
季節性のある記事などがバズ狙いの基本だと言う人は多いです。
確かに、時期的に検索する人が増える事項は、長期的にも効果があると思います。
季節的なイベントに関するお役立ち記事で成功できれば、かなりアクセスが増加するはずです。
ここで気を付けてほしいのは、誰もが思いつくようなイベントは基本的にダメだという事です。
ドメインパワーが小さいサイトが大きなキーワードで勝負しても意味がありません。
ですから、もっとニッチな部分を考えてみてください。
例えば、年末年始なら、メルカリ等で新年発送するために郵便局の営業開始をしらべる人が多いのではないか、等といった視点で書くことがポイントになります。
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バズの規模
バズの基本的要素については、なんとなく理解していただけたと思いますので、ここからはバズの規模についてご紹介したいと思います。
皆さんのブログには、日々のアクセス数のアベレージがあると思います。
つまり、一日のアクセス数とPV数の平均です。
小規模なバズの場合、このアベレージに対して2~5倍のアクセス増加が発生します。
中規模なバズの場合、5~10倍といった感じです。
大規模なバズとは、一日に数万アクセスが発生するようなもので、アベレージに対して数十倍の規模になります。
バズ発生中の対策
私は、バズの規模や種類によって、対策の講じ方が異なると感じています。
これは、実際に経験した人しか感じる事のできない違いですし、色々と試した結果から分る部分です。
まずは、どんな規模のバズでも基本的に行うべきことは、「いかにリピートしてもらうか」という対策を講じることです。
バズ記事に関連して興味を持ってもらえるような内部リンクを繋ぐ対処や、コメントへのこまめな返信等が典型例です。
しかし、小~中規模なバズの場合、このような措置をとると検索順位が下がることがありますので注意が必要です。
サイトのドメインパワーによるのかもしれませんが、追加更新をすることによってインデックス順位が一時的に下がることがあります。
内容的に、修正前に比べて利用者の利便性が低下したと判断される可能性もあり、明らかに逆効果となってしまった経験があります。
バズの規模別にコツをまとめておきますので、参考にしてください。
バズ時の対処
小バズでは、下手に動かさずにしばらくは放置しましょう。
既に小バズは起こったのですから、これを増加させることを考えるよりは、維持に努めれば良いと思います。
小バズから規模が大きくならなければ、追記等を行ってもそれほどの上昇は見込めませんので、そのまま小バズを出し切ったほうが良いことが多いです。
SNSの場合、コメントへの返信によって拡散が広がる可能性もあります。
この為、コメント等については返信した方が良いと思いますが、記事への追記等はしないでおくのが賢明であることが多いかもしれません。
※大規模なバズへと発展する場合は、何もしなくてもそのまま沸点まで伸びていきます。
大規模バズの対処
大規模なバズが発生した際には、同時アクセス数が数百単位となります。
そして、記事の内容によっては、これが数日間続くこともあります。
この規模のバズになると、記事を閲覧する人の総数が数万単位になりますので、何もしない手はありません。
それこそ、コンサート会場を満席にするくらいの人数が訪れるのですから、その人たちに何らかのメッセージを与えたいところです。
これが出来るかどうかで、その後のブログ運営にも大きく影響してきます。
例えば、その数万人の中の多くがサイトに再訪問しれてくれれば、ユーザーの定着に繋がり、検索順位にも良い影響が出るからです。
大規模なバズが出た時の対処法は、いくつかあります。
その具体的な方法については、ブログのコンサル等が出現するくらいに重要な部分だと思います。
事項で詳しく説明しますね。
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コンサルタントは不要
ブログでバズを発生させることは、ブログで成功することに直結します。
ですから、このようなノウハウは、ライバル達に手法を明かすことになりますから、本当はブログに書きたくない事です。
そこで登場したのが、ブログコンサルタントというビジネスで、「こっそり貴方だけに教えます」という門外不出の形態がとられています。
しかし、ブログ運営での成功にこのようなコンサルタントはいりません。
コンサル費用を支払って成功するとは限りませんし、その費用をブログ収入で回収するのはとても大変な事だと思います。
有益な情報は自然と広がっていくものですし、最後は無料で提供されるのがネット社会の常です。
ですから、出し惜しみせず、私はどんどん書いていきます。(笑)
個人的には、コンサルに使えるくらいの情報を発信する記事を見つける方が早いと思います。
実は、このように自分の考えを発信することもバズ対策の一つです。
良い情報を発信すると公言することで、このサイトを定期的にチェックしたいと思ってもらえる事に繋がるからです。
「お気に入りに登録する」という行動を起こしてもらうことが第一歩だと考えてください。
記事の拡散
大規模なバズが発生した時には、SNS等での拡散を促すことも大事です。
言われて初めてその行動があることに気付くという人も多いので、何も書かないよりは書いた方が拡散の可能性が広がります。
数万人規模のバズでは、この内の数%だけが拡散してくれるだけでも、数百のアクセス増加に繋がりますので、結構重要なことだと思います。
また、複数のブログを持っている人については、少しキーワードを変えた記事をアップしてみるようにします。
例えば、「ノーベル賞受賞」というキーワードで大規模バズが起こったとします。
この時、同じ話題に対して、ノーベル賞受賞者の名前で検索する人等、色々な形で人々が検索アプローチを行っています。
バズっているという事にいち早く気付いた利を活かして、他の言葉で辿り着く人達も獲得できる可能性があるわけです。
内容はそれほど変わらなくても、別角度のタイトル記事で上位に入れれば、ダブルバズとなる可能性があります。
同じブログの中でやっても良いのですが、重複記事とみなされる可能性が高いと思うので、できれば別ブログで行うのが理想です。
追記の効果
バズ発生中に、追って詳しい情報等を載せていくようにすると、「何か更新されているかもしれない」と感じる人が出てきます。
すると、同じ人が何度もアクセスするようになり、他の記事へ飛ぶ確率も上がります。
少しでも詳しい情報を届けてあげたいと思う行動は、自然と成功につながるという事ですね。
やり過ぎると、検索順位を落とす結果にもなり兼ねませんので、必要な情報に絞ることを意識してください。
言葉の修正
数万アクセスを生じるような大バズが発生した時には、ちょっとした言い回し等にも気を使うべきです。
言葉の印象はとても大事なので、選択する言い回しによって再訪問の確率が決まると考えておきましょう。
あまり何度も修正更新をするのはマイナスな事だと思いますので、追記をするタイミングなどに合わせて一度に修正をかけます。
例えば、記事の中で「他の記事も読んでみてください」と書くのと、「過去の人気記事も面白いですよ!」等とアピールするのでは、同じ意味でも印象が異なりますよね。
細かいところまでこだわってみてください。
大規模バズが発生したら、のんびりしている暇はありません。
すぐに最善の記事にするための構想を考え、早めに実行しましょう。
大規模バズ発生時には、数百人が常に入れ替わるようなアクセスが生じています。
数分の違いでも、その記事を見る人の数が大幅に変わってくることを覚えておいてください。
バズの即効性
初心者がバズを狙うときは、3ヶ月前位から仕込むようにするというのがセオリーになっていると思います。
しかし、大規模バズは、記事をアップしてから数分後に発生する事もあります。
むしろ、確信をもってバズを発生させにいった記事の方が、大きな成果を上げることが多いです。
これには、サイトの強さについて説明しなければなりません。
先々のバズを狙うのか、短期間でのバズを狙うのかは以下の話を聞いてから判断すると良いと思います。
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ドメインパワーとバズの関係
私の経験だけなので、全ての人に当てはまるかは不明ですが、バズの規模は段階を踏んだ方が良いと思います。
ご存知の通り、ブログのドメインが弱い時期とか、アクセス数が少ない時には、記事をアップしてもインデックスされるまでに時間がかかります。
つまり、大規模バズを速攻で発生させるには、瞬時にインデックスされる位の強さがないとダメということです。
つまり、ドメインパワーを増強していく意味でも、段階的にバズを増やしていくのが正攻法というわけです。
小さなサイトでは、小さなバズしか起きにくいはずです。
多くの場合、記事が悪いのではなく、爆発的なバズが起こるような位置に記事が表示されない事が原因なのです。
自信を失わない為にも、小バズの経験を積み、その嬉しさを励みにして中バズを目指すと言うのが正しい頑張り方だと思います。
バズ経験と秘訣
ここでは、できるだけバズ経験者しか知り得ない秘訣をご紹介できればと思います。
コンサルでネタにできるような、核心の部分ですね。
私の本ブログは、テーマを特化しつつ、雑談形式でいくつかの分野の記事も書いているような構成をとっています。
大規模バズは、いきなり経験することになると思いますので、私の実体験を交えてお教えしたいことがあります。
それぞれのバズ発生時期と、その時の様子を記載しておきますので、ご自身のブログと比較して分析してみてください。
小バズ経験
私の場合、小バズが発生したのがブログ開始から約3ヶ月目です。
銀行関連の記事がニュースで話題となり、たまたま先行して書いていた記事にアクセスが集まりました。
当時、一日のアクセスは40人位で、PV数は100前後でした。
これが3倍位になる小バズが発生し、そこからアクセスが少し増え始めました。
つまり、「良い小バズ」だったのです。
これ以外にも、小さな小バズはいくつかあったと思いますが、瞬間的なものが多かったです。
中バズ経験
中バズは、小バズを経験してから数か月以内で発生することが多いと思います。
記事の書き方もそれなりに上手くなってくる時期ですし、タイトルの付け方なども要領を得てくるためです。
私の場合、企業の不祥事に関する記事で中バズが発生しました。
このバズは、小バズの特徴とは少し違い、息が長いものになりました。
アクセスが通常の2倍程度を維持したまま、2週間程度これが継続しました。
そして、その話題が去った後も、ジワジワとアクセスは微増傾向でした。
このようなロングバズは、ドメインパワーを強くすると実感します。
瞬間的にアクセスを獲得するタイプのバズよりも、ジワジワと長く効いてくる中バズを狙う時期が来るという事です。
中バズを経験すると、中長期的なキーワードを狙うようになりますので、それまでよりもサイトの成長が早まると思います。
大バズ経験
私が大バズを経験したのは、ブログ開始から実に1年が経過した頃でした。
半ばこれ以上の成長を諦めていた矢先、とんでもないバズを発生させることに成功しました。
その時は突然にやってきますので、皆さんも諦めずに継続してほしいと思います。
実際に経験してわかった事は、バズっている最中は、表示される順位が一つ落ちるだけでもアクセス数が40~60減るということです。
大バズ発生時は、記事に辿り着いているキーワードをグーグルで検索すると、自分の記事が上位表示されています。
しかし、数時間が経過すると、アクセス数がドンと50~100人位減る時が来ます。
「なんだ?」と思って再び検索すると、自分の記事の順位が一つ下がっているのです。
この時、初めて「1つ順位が落ちるだけで、こんなにもアクセス数が変わるのか」と知り、とても驚きました。
これ以降、検索順位にはとてもこだわるようになり、順位を一つでもあげる努力をするようになっていきました。
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キーワード選び
キーワードプランナーを使うことを推奨する記事をよく見かけますが、私は今までに一度もキーワードプランナーを利用したことはありません。
ですから、実証事例として「キーワードプランナーが無くてもバズる」と言い切れます。
キーワードプランナーを使わなくてもアクセスが伸びるというのは、ある意味では新常識なのかもしれません。
でも、私が思うに、検索ワードをイメージできる人は、あくまでも確認の意味で使用しているだけなのではないかと思うのです。
検索されるワードが思いつかない人が、キーワードプランナーを使用しても、全く意味がありませんよね?
つまり、キーワードはその人の想像力とセンスのほうが重要ということです。
また、多くの人がキーワードプランナーを使用していますので、ここで検索数が少ないという事実を知ると、多くの人が記事にそのワードを使わない選択をします。
でも、それって皆と同じことをすることに繋がるのです。
ブログ記事では、「少数派」に属するバランスも重要な場合があるので、人の付けないタイトルで、尚且つある程度の検索需要がある隙間を狙うのがコツだと思います。
私の場合、キーワードプランナーを使わなかったことで、普通の人が「これは効率が悪い」と感じるワードも積極的に使用していたのではないかと思います。
自分なりに考えたキーワードですから、少ないながらも検索する人はいるので、そこで1位がとれるなら書いてみる価値はあるという証拠だと思います。
キーワードと順位の関係
キーワードについて、大事なことを一つお伝えしておきます。
ブログを始めた当初は、キーワードを真剣に考え、自分なりに努力して記事を書きますよね。
しかし、多くの場合は、全く検索上位に表示されることがなく、自信を失うと思います。
最後まで記事を読んでいただければ分ると思いますが、これはドメインパワー(SEO)が不足していることが原因であって、貴方の記事が悪いわけではありません。
内容が優れているのに上位表示されないのはおかしい事ではありますが、単純な実力主義にしてしまうと長年やっている人達のやる気を失わせることになります。
このような事情から、グーグルAIの判断は後からついてくるようになっています。
私の場合、中バズを何度か経験しても、大きなカテゴリーでは全く上位に入れませんでした。
ジワジワと順位は上がっているものの、数か月かけて3つくらい上昇したとか、そんな程度だったのです。
ところが、ブログ開始から1年が経過し、インデックスも早くなってきたと感じ始めた頃に、大規模なバズを経験し、これ以降は検索順位が大幅に上昇しました。
大量のアクセス数を生んだことでドメインパワーが増し、一人前のサイトとしてみなされるのだと思います。
「なんだ、そんなに信用できる人だったの?」という感じで、全体の検索順位が上昇しました。
大バズから数週間後には、全く歯が立たなかった大きなカテゴリーで5位以内に入る記事が増えたのです。
つまり、順番待ちの状態だっただけで、記事の内容やタイトルが悪かったわけではないという事なのです。
ですから、検索結果が悪くても「キーワードや記事が悪いのだ」と落ち込まないでください。
むしろ、「ドメインが弱いだけだ」と考えるのが正しい思考です。
事実、最近では、それほど考えずに書いた記事でも、すぐに上位表示されるようになってきています。
是非、大バズ目指して頑張ってみてください。
ライバル記事の調査
私は、最近まで、ライバル記事を調査することを殆どしていませんでした。
変に真似したくなかった事もありますし、まずは自分が書きたいことを形にすることを優先したからです。
それでアクセスが上がらなかった時に、ライバルを確認すれば良いと考えたのです。
ブログ開設をしたばかりの頃は、どちらにしても他のブロガーに勝てませんから、記事数を増やしてドメインパワーをつけることが先決だと思います。
バズを狙うにしても、記事内容よりもタイトルが重要な面が強いので、今でもあまり他者の記事を調査するのは時間の無駄だと感じています。
バズらせる方法
記事をバスらせる方法について、ここまでのポイントを踏まえて整理しておきます。
バズを生む方法は、ブログの内容やドメインの強さによって変わります。
ですから、自分のブログの強さに合ったバズを見極めることが肝心です。
これを見定められれば、バズを発生させる方法はおのずと見えてきます。
サイトの実力に見合ったステージ(検索ワード)で勝負するだけのことです。
バズを狙う際に重要なのは、タイトルの付け方です。
多くの人が、その記事の内容に辿り着く際に、どんなキーワードで検索するのかを考え、必ずその言葉を入れてください。
なるべく前の位置に強調したいワードを持ってくるようにするのもコツの一つです。
例えば、以下の二つのタイトルを見てください。
- 「ペイペイアプリの賢い利用方法」
- 「賢く使うペイペイアプリの利用方法」
どちらも同じ内容の記事であることが想像できますよね。
メインパワーが等しいと仮定すると、「ペイペイアプリ」というキーワードが強く反映されるの1番の方だと感じる事が多いです。
検索されたい言葉を前の方にする意識を持つと良いと思いますが、ライバルが多い場合にはあえて少し変えてみるのがコツです。
この例は、ペイペイアプリをダウンロードする人達を狙ったタイトルですよね?
ライバルが多い時は、「ペイペイとは便利な万能アプリだ!」等と変化させてみるのです。
「ペイペイ」という言葉を検索する人達は、ペイペイをよく知らない人も多く含まれているはずですよね。
そこで、「ペイペイとは?」という検索を視野に入れてみるわけです。
更に、不思議な例え等を入れることで、好奇心を持ってもらう工夫をします。
もっと奇抜に、「ペイペイとは科学の人参だ!」等、一見わけがわからないタイトルにするのも攻めの手法です。
奇抜な例えでも、記事中で答えとして完結できれば成立します。
また、「ペイペイとは何か、老人でもわかるようにしてみた」等のように、分り易さで押し切るタイトルも有効です。
このように、「ペイペイとは」というキーワードに的を絞ってしまえば、それ以降の言葉は自由に選んでも勝負できるのです。
他者が多用しているキーワードばかり使用すると、ドメインパワーでの勝負になってしまいますので、良い記事を書いても差別化できないことが多いです。
全体の流れ
手順として全体の流れが見えるようにしておきますので、ご自身のサイトでも検証してみてください。
①小バズを積み重ねることを目指し、検索順位で1位になれるような小さなジャンルを狙って良い記事を書いてみる。
②小バズの経験を活かし、中バズを狙うキーワードを意識する。
月の検索数が、5万~10万位のキーワードを狙うと良いと思います。
③明らかに検索する人が多いと思われるジャンルに挑戦していきます。
ドメインパワーがついていない状態では、このチャレンジをしても全く成果が出ずに自信を失うばかりだと思います。
しかし、中バズを経験しているレベルでは、ある程度は成果が期待できる状態になっているはずです。
あとはハマるのを待っている状態だと思って、努力を続けてみてください。
まとめ
記事数やキーワード選定ばかりを気にしている人が多いように思いますが、大事なのはドメインパワーを付ける事です。
ドメインパワーを付ける為に記事を書くという事でもありますが、記事数だけでなく、小さなバズを繰り返していく戦略が重要です。
よく理解してご紹介したコツを実践してみてください。