ブログを始めてみたけれど、普通にやっていてもなかなか成功できないと痛感している人は多いと思います。
ついこの間まで、私もその一人でした。
しかし、大きく考え方が変わる出来事があり、そこから急激にメインブログのアクセスが増えたのです。
先日は、一日で2万人を超えるアクセスを実現する日もありました。
(このブログは、私にとって2つ目のチャレンジとして取り組んでいるものです)
この記事では、アクセス増加に必要な知識と方法の他、PV数に対して得られるアドセンス収入の目安についてもご紹介したいと思います。
ライティング能力とアクセス数
はじめに、ブロガーのライティング能力がアクセス増加とどのくらい関係があるのかについて私見を述べておきたいと思います。
結論だけ知りたい人は、目次を使って興味のある情報だけを読んでください。
私は、ブログの記事を書く際にWordを使用していて、これをワードプレスの投稿欄にコピーして公開しています。
ワードプレスに直接書いていった方が手間が無いのですが、あえてこうしているのには理由があります。
それは、文章の校正チェックが入る事です。
日本語としておかしい箇所は、波線や赤線で知らせてくれる機能がありますよね。
グーグルのAIも何かを基準として文章を判断しているはずですから、Wordでエラーが出ていない文章は、「誤字脱字やおかしな表現がない」と認識される可能性が高いと思うのです。
仮に、誰かと全く同じような条件下で記事を書いた場合、その僅かな違いは文章の明瞭さで判断されるかもしれません。
それで検索順位が1つでも上がるのなら、私はきちんとした文章で書くのが理想だと考えました。
実際には、かなり崩した表現とか、完全に口語で書かれた記事が上位にランクインしていることはたくさんありますから、それほど気にしなくて良い部分だとは思います。
可能性は低いかもしれませんが、将来的に、グーグルの記事への判断基準が変更され、正しい文法である事を重視する時代が来ないとは限りませんよね。
アクセス数としては、現状ではあまり関係がないというのが答えだと思います。
でも、アルゴリズムは常に進化していくでしょうから、きちんと書いておいて損は無いと考えています。
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ブログを毎日3記事アップした結果
ブログ運営では、「自分がやっている事は正しいのか」という不安がつきまといますよね。
私は、安いドメインでブログを開設したので、「記事数で勝負するしかない」と考え、一日に3記事アップしていくというチャレンジをしました。
これを約2ヶ月位継続し、その後もしばらくの間は一日に2本アップするようにしていました。
ブログを開始して半年が過ぎた頃からは、一日1本の記事になってしまいましたが、引き続き書ける時に頑張るスタイルで継続したのです。
ブログの内容は、月単位のキーワード検索量が10万件位のテーマです。
特化型ブログとして、関連する記事をたくさん書いていったわけです。
そして、1年で約400記事を書くことができました。
これだけやって、どれくらいの成果がでるのか気になりませんか?
がっかりするかもしれませんが、結果はあまり褒められるものではありません。
自分としては、色々なブログを読んで参考にし、成功者達のアドバイス通りにやっていたつもりです。
それでも、そんなに大きな成果は出なかったのです。
詳細については、アドセンス収益との比率と合わせて後述したいと思います。
写真と目次の効果
多くのブロガーは、記事の上部に目次を入れています。
また、記事の上に写真を入れる人も多いですよね。
しかし、これらの効果がアクセス数にどれくらい貢献しているかは不明ですよね。
そこで、私は自分の記事で色々と実験をして様子を見てみました。
結論から言うと、目次についてはあったほうが良いようです。
目次が使われる程、その価値が高くなっているように感じました。
特に、長い記事では、この評価が上がりやすい気がします。
写真については、正直なところよくわかりませんでした。
写真を消してみて順位が下がる事もありませんでしたし、逆に写真を入れて大きく上昇することもないのです。
「無いよりはあった方が良い」といった感じでしょうか。
一つ感じたのは、一つの記事の中に写真を使い過ぎると、表示速度が下がって評価が落ちることがありそうだという点です。
適度な量で、適切な場所に使う事で、若干評価されるというイメージではないかと思います。
私のブログでは、アイキャッチ以外に写真を使用していない記事がたくさんあるのですが、問題なく上位表示されていますので、今ではあまり気にしていません。
アクセス数を急増させるためのコツ
アクセスを急増させるには、バズしか方法がありません。
ですから、バズを発生させるコツがアクセスを増加させる方法という事になります。
具体的にどのようにするかは、肝心なところが隠されている記事も多い気がします。
これは、コンサルティング等でノウハウを販売する人がいるからでしょう。
私は、大きなバズを経験した時に「何故、バズは起きるのか」を本当の意味で理解することができたと感じました。
やはり、話に聞いていただけでは理解できない部分があり、実際に体験することで本当の「きっかけ」が見えてきた部分がありました。
私が経験した大きなバズは、約10日間もの期間でアクセスが増え続けました。
しかも、ピークでは、1日のPV数が軽く3万を超える程の増加だったのです。
この記事は、自分自身に困った事が発生し、それを解決した方法を書いたものでした。
最終的には、数十万人単位の人が一時的に知りたがる事柄に目を向ける事が大切なのだと実感します。
でも、それをブログ開設当初からやっても、全く効果はありません。
その理由については、別記事にかなり詳しく書きましたので、そちらをご覧ください。
バズ発生のコツについては、私が知り得た事の全てを以下の関連記事に記してあります。
関連記事
PV数とアドセンス収益の目安
何故、アクセス数を向上させたいかと言えば、PV数を増やして収益を上げたいからですよね。
アドセンスにおいては、PV数が増えることが利益に直結します。
一体、どれくらいのPVに対して、いくらのアドセンス収入が発生するのだろう・・。
当初は、そんな疑問を、誰もが持っていると思います。
この答えが明確でないのは、ジャンルによって広告単価が異なるからですが、それでも一定の平均値というものがあります。
普段、安定しているアクセス数の中では、特化型ブログの単価は確かに高めになります。
大バズをしてみて分ったことですが、特化型ブログだったとしても、大バズ時には単価が下がります。
結局は、色々な人がなだれ込むと、単価は低くなるのです。
私の経験では、以下のような結果になる事が多いと思います。
3ヶ月で大きな利益を上げるような人達はブログ運営の経験がある人達であることが多いでしょう。
ここでは、全くの初心者が始めた場合、一般的に推移するPV数をご紹介しておきます。
PV数500以下
ブログ開設から3ヶ月程度の状態に多い状況だと思います。
私が初心者の頃も、4か月目くらいまでこんな状態でした。
アドセンス収益の目安としては、1,000~2,000円位になることが多いはずです。
PV数500~800/日
特化ブログの場合、ブログ開設から半年程度で到達するケースが多いと思います。
月平均のPVで1万5千PVを超える位の時期です。
アドセンスのみでの収入は、5,000~10,000円くらいまで幅が出ます。
単純にジャンルによる単価の問題です。
PV数800~1,500/日
この辺りで、1万円を超えるようになってくると思います。
PV数1,500~2,000/日
PV数が1,500前後で安定すれば、1万5千円~2万になってきます。
PV数2,000~3,000/日
2万円を超えることが多くなります。
これ以上のPV数で安定しているサイトは、月間PVから算出するほうが誤差の無い計算になると思います。
実際には、この統計より少し多い月も出てきますし、逆も然りです。
一日のPV数が2千を超える頃になると、大きめのバズも経験するようになると思います。
この時、一日のPV数が一気に数万単位となり、利益も一時的に急上昇します。
アドセンス収入の目安としては、PV数1万に対して、アドセンス利益が5千円になるといったイメージです。
ですから、誰かが1ページ閲覧してくれることで、0.5円の利益になっていくイメージに近いと思います。
ジャンル単価のことを考慮すると、月間PV数に0.2~0.5円を乗じた金額がアドセンス収入になると思えば良いと思います。
この計算で計画していれば、それほどの誤差は生じないはずです。
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検索順位とPV数
検索順位とPV数は比例するものだという認識は誰もが持っていると思います。
でも、その検索順位がどの位置にあるかによって、どのくらいの差が生まれているのかは見えていない人が多いのではないでしょうか。
目に見えない部分ですし、大きなアクセスが同時に発生している状況でないと、その違いをハッキリと感じる事ができない為、わかり難い部分なのです。
大バズを経験した人しか知らない世界という事になりますが、良い情報だと思いますので記載しておきたいと思います。
ある時、検索で1ページ目の上位に表示されていた記事にバズが発生しました。
しかし、私がコメントに返信し、追記を行ったことで順位が下がり、1ページ目の最下部に表示されるようになってしまいました。
すると、アクセス数が約50~100人単位でみるみる減少していくのです。
間もなく、私の記事は2ページ目の一番上に表示されるようになりました。
2ページ目ということは、順位が下がったわけなので、更にアクセスが落ちそうですよね。
ところが、逆にアクセスが大幅に上がったのです。
人の目につきやすい位置に表示されるという事が、かなりPV数に影響するということが分る良い経験をしたと感じています。
1ページ目の最下部付近に表示されている記事は、順位を下げてしまった方が良い場合があるという事を知っておきましょう。
バズ時には、数千単位のアクセスを失うことに繋がりますので、かなり大事なコツだと思います。
PVランキングで1位になる方法
ブログ開設当初は、ブログランキングやブログ村等に登録をしてアクセスの流入を期待する人も多いですよね。
実際、外部リンクとして強いサイトですし、一定の効果はあると感じました。
ブログ村の場合、IN・OUTのポイントとは別に、単純なPV数で競うランキングがあります。
これで1位になるようなブログに成長すれば、少なくとも毎月数万円の利益が出るサイトにはなっているはずです。
まずは、ここを目指すというのも、一つのモチベーションになると思います。
アクセス数を上げるために必要なことの一つとして、私はこのモチベーションがとても大事だと感じます。
私も、あるジャンルでPVランキング1位になりました。
1位になるには、ひたすら良い記事を書き、バズ発生を待つしか方法がありません。
私の場合、1位になるまでには約1年かかっています。
参考までに、その工程についてご紹介しておきます。
ランキング1位への工程
最初の数か月間では、更新回数を意識しました。
グーグルの評価はまだ低いサイトだったとしても、ブログ村の新着記事としては上位表示されるからです。
更新の時間は、なるべく人が多い時間帯を意識しました。
ジャンルによって適切な時間帯を考えると良いと思います。
こうして3ヶ月程度が経ち、ランキング上では20位前後をウロウロしていたと思います。
そんな時、軽いバズを経験したことによって、少しずつランクアップし始めました。
それでも1位には到底及ばず、大きな差が開いている状態です。
1位のサイトは、週間で数十万を超えるPVを発生させていましたが、当時の私は数千程度だったのです。
それでもめげずに努力を続け、コツコツとやっていくと、6カ月目位に10位以内にランクインするようになりました。
ここからが長くて、似たようなPV数同士のサイトがお互いにウロウロしているだけの状態になります。
ライバルもそれなりのサイトになっているので、なかなか抜けないわけです。
1位とのPV差を見ると、「自分のサイトではここまでが限界だな」と受け止めるしかない程の差がありました。
上位3位にランクインしているサイトは、どれも4位以下とは次元が違うレベルだったのです。
最終的には、6位が最高記録となり、アベレージとしては7~8位で落ち着いていました。
しかし、このレンジの主になった感が出てきた頃、大きなバズを経験します。
瞬間的に1位に駆け上がり、2位とのPV数差が数万ポイント広がる状況でした。
しかも、それ以降も1位のまま順調に推移しました。
とうとう、夢の1位を継続する期間に入ったのです。
結局のところ、PV数を増やすのに必要なのは大バズだということなのです。
ブログジャンルの決定方法
ブログで中心となるキーワード選定は、とても重要です。
私が最初に開設したブログのキーワード検索数は、月間で約10~15万件位でした。
最初のチャレンジとしては、これくらいで丁度良かったと思います。
でも、月に10万円以上の利益を目指そうとしている人は、もう少し検索数の多いキーワードを選んだ方が良いと思います。
例えば、『年金』というキーワードの検索数が、月間に約15万件だとします。
これに対し、『芸能人』というキーワードが、月間に約30万件だとしましょう。
マーケットとして考えると、芸能人に関する顧客数は2倍も存在することになります。
ライバル記事の数も多くはなりますが、最終的な天上(利益の限界点)を考えた時には、顧客数の多い市場を選んでおくことが必須事項となるのです。
あくまでも目安ですが、メインキーワードが10万件市場なら、月間のアドセンス収入は5万円以下で落ち着くことが多いと思います。
月間検索数が50万件以上のキーワードを狙う人は、月に数十万円になるブログを実現できる可能性があります。
グーグルAI(クロール)の特徴
この話は、完全に余談になりますが、ブログを運営していると、グーグルの検索順位に関する判断基準の癖のようなものを感じる事があります。
何かの参考になるかもしれませんし、経験した人しか分らない話なので、余談としてご紹介しておきたいと思います。
グーグルの検索表示システムには、アルゴリズムによって調整機能が付いていると感じます。
例えば、ドメインパワーに対して、一定のアクセス数が発生するように検索順位を微調整する機能です。
仮に、サイトのアクセス数のアベレージについて一日1,000人と判定されているとします。
でも、これが800人くらいにしかならないペースで推移している日があると、東京や大阪といった場所で検索順位を微妙に上げてくれて、1,000人訪問のペースに戻してくれているように感じるのです。
また、検索結果を表示させる地域を変えて、アクセス数を調整することもあるように見えます。
いつもはあまり訪問者がない中部地方の一部から、急にアクセスが増え始めたりするのです。
一部の地域だけで上位表示させることで、訪問者数を調整することができるのではないでしょうか。
SNSの拡散などではないことは確認済ですので、あくまでもグーグル検索システムによる動きです。
もしかすると、どの地域の人に合う記事なのかも判断しているのかもしれません。
これは、長期間に渡る観察によって私が感じた事ですので、何か数値等で証明できるわけではありません。
アクセスをリアルタイムで観察していると、不可解にアクセス数が変動する事や、一定の地域に限定してアクセスが急増する現象をよく見かけるのです。
サイトが成長すると、このような事象は感じられなくなりますが、開設当初はアクセス自体が少ないので、不可解な動きが目立つのです。
何が言いたいかというと、グーグルの検索順位は、そのサイトが一日にどれくらいの人に閲覧されるべきかで調整されている面があるという事です。
バズによって出世をすると、この基準値が上昇していくのだと思います。
まとめ
1人のアクセスによって発生するPV数は、通常1~3件です。
サイトの中で他の記事を見てもらえるような工夫をし、これを増やすことができれば、アクセスを増やすことなくPV数を増加させることができます。
このように、小さな努力を少しずつ積み重ね、サイト評価を上げていく事が最短の成功ルートとなります。
これをしっかり継続していれば、いつか自然にバズが発生してくるはずですので、コツコツと継続してみてください。