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令和による元号ショックとは!?

2019年4月1日に新元号を改める政令により、「令和」が発表され、新しい時代の幕開けとなりました。

今回の元号変更によって、業界によっては「ショック」と言われるような現象が起こる可能性があると思います。

このショックには、プラスのショックとマイナスのショックがあり、業種によってどちらの結果になるか明暗が分かれることになりそうです。

今回は、そんな令和以降時に考えられる元号ショックについてのお話です。

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万葉集からの引用

新元号として発表された「令和」は、万葉集にある梅花の歌32首の序文から引用されたそうです。

「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫す」

何事をするにも気持ちの良い、春先の自然の風景を表現しています。

緩やかな成長の始まりを感じさせる素敵な元号が選ばれたのではないかと思います。

 

金融と株価への影響

新元号(令和)への移行に伴って、金融系業種へのショックが起こるとしたら、一体どんな事態が想定できるでしょうか。

まず、金融系の代表格である銀行業ですが、プラスのショックとしては、株価上昇のきっかけになることです。

 

このところ、長期金利の低下と世界的な景気減速懸念等から、銀行業について先行きの業績見通しが悪化しており、株価も冴えない展開が続いています。

前回、昭和から平成に移行した際には、株価は上昇する反応をしていますので、今回も短期的な相場反転のきっかけになるといいですよね。

 

4月相場では、このところ売り越しを続けていた外国人投資家が4週連続で買い越している様子がありました。

この動きが続けば、日本株全体にも良いきっかけとなる可能性もありましたが、トランプ氏の関税25%発言によって、これも無くなってしまいました。

 

1つ目の令和ショックは、どうやら株価下落になったようです。

米中協議の進展によって、一気に反転するプラスのショックになれば良いのですが、現実的にはなかなか厳しいものがありそうです。

 

マイナスのショックとしては、金融機関や証券会社のシステム障害等が発生する可能性や、株価が下落する反応(ショック安)を見せる事などが考えられます。

実際、5月に入り、楽天銀行等でシステム障害が発生していますし、株価も大きく下げています。

 

プラスのショックが起こるとしたら、貿易交渉の進展か消費増税延期しかなさそうです。

それ以外の状況としては、マイナス要因となりそうなものばかりですよね。

NY株は、まだまだ下落余地がある状況ですし、為替もまだまだ円高になる可能性があります。

 

また、印刷物等、新元号への対応費用の発生により、業績にコスト増の影響が出る可能性もあります。

数か月後の企業決算では、マイナスショックとなって出てくるリスクもあるかもしれませんね。

 

印刷業への影響

新元号に変わると、企業のキャンペーン等も活発になりそうです。

広告チラシの需要等にも影響がありそうな気がしますよね。

行政関係の書類だけでも膨大な量の刷新が行われることになり、業界への経済効果は大きなものがあります。

 

また、チラシのような一時的な出版物だけではなく、既存の書式等を刷り直す企業もいます。

カレンダーや手帳は勿論の事、扇子等の小物に記念品として元号名を印刷する特需も発生するでしょう。

印刷業界にとっては、プラスのショックが起こる事は間違いなさそうです。

 

マイナスのショックとしては、特需の終了後に大きく受注が落ち込む場合があることかもしれません。

しかし、消費税増税やオリンピックを控えている為、当分の間は出版物の変更需要は高い状況が続きそうです。

もしかすると、印刷系の業種は一人勝ち状態になるのかもしれませんね。

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キャンペーンによる経済効果

携帯電話会社や不動産会社等は、新元号に便乗したキャンペーン等を展開しそうですよね。

小売業や飲食業等、もっと身近な業種でも新元号に関するキャンペーンはたくさん企画されると思います。

お花見シーズンということもあり、飲み会等もいつも以上の盛り上がりとなって、ニュースになりそうです。

令和という元号が、万葉集の梅の詩にちなんでいる事から、梅に関する商品等には多くのキャンペーンが発生しそうです。

 

実際に、どれだけの経済効果があるかは未知数ですが、明るいムードが演出される心理的効果はあるはずです。

おめでたいムードが蔓延すれば、財布の紐もついつい緩むものですよね。

 

このような経済効果が企業業績に反映されれば、プラスのショックと言えそうです。

マイナスのショックとしては、このようなキャンペーンコストが利益を圧迫しただけの結果となることや、大騒ぎする人達による事故・事件等が考えられます。

また、何か大きなシステムトラブル等で業務に支障が出る業種等があれば、同様にダメージを受ける結果となります。

 

まとめ

新元号「令和」への以降によるショックを見極めるには、少なくとも数週間の経過観察が必要だと思います。

現在のところ、小春日和とはいかない経済状況のように見えますが、オリンピック等に期待したいところです。

 

最近では、マイクロソフトによる新元号に関するアップデートでエクセルに不具合が起きるといったトラブルもありました。

再び、顧客リストや在庫管理等に使用するデータに異常が起こる事があれば、大きな損失に繋がる事もあるでしょう。

しばらくは、慎重かつ冷静に社会への影響を見極める必要もありそうです。

 

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