5月から流れているauの新CMの中で、大怪我をしてやって来た鬼ちゃんは「ヤバイ鬼が・・」と発言しています。
そして、このCMの中には、色々と謎があります。
ヤバイ鬼の正体は、今後のauのCMで明らかになるでしょうが、一足先に鬼ちゃんの謎について掘り下げてみたいと思います。
鬼ちゃんの怪我の謎
CMの冒頭で、大怪我をした鬼ちゃんがフラフラと歩いて来て、皆の前に倒れ込みます。
実は、このシーン、ある事に着目すると一つの謎が浮かび上がってきます。
それは、「誰が怪我の手当をしたのか」という謎です。
かなり適切な処置ができているので、既に医者にかかっているような気もしますが、もしかしたら鬼嫁にやられたという事でしょうか。
CM映像を良く見ると、鬼ちゃんの額等には包帯が巻いてあり、しかも頭部左側から血が滲んでいます。
腕にも添え木がしてありますし、杖をついている事から足にも怪我をしていることが窺えます。
血が滲んでいることからも、怪我をしてすぐに誰かが応急処置をし、その足で桃ちゃんの家にやって来たことになります。
更に、顔には痛々しいアザがあるのですが、この顔アザは顔の右側だけについています。
右側だけに殴られた形跡があることから、ヤバイ鬼は左利きの可能性が高そうです。
このような状況から、どんな設定が想像できるでしょうか。
鬼ちゃんの怪我には、「ヤバイ鬼」の正体と同じくらい謎が多いのです。
ヤバイ鬼の正体とは?
そもそも、鬼ちゃんの傷がヤバイ鬼によるものであるかも不明ですよね。
見る側としては、勝手に「ヤバイ鬼にやられた」と思い込んでいますが、これについてもまだ分かりません。
鬼嫁にやられたと考えている人も多いようですが、別のライバル鬼が出現した可能性もありますよね。
元々、鬼ちゃんも桃ちゃんに退治されているので、新たな鬼が出てきてもおかしくはないでしょう。
それに、浦島がCMの中で「鬼ちゃん以外に鬼いんの?」と聞いている点が気になります。
浦島は、既に鬼ちゃんに嫁がいることを知っているので、この質問はおかしいのです。
つまり、浦島は「新たな3人目の鬼がいるのか?」と聞いているわけです。
そう考えると、鬼ちゃんの手当をしたのは鬼嫁である可能性が高いです。
みんなが加害者だと思っていた鬼嫁は、むしろ手当をする側だったのではないでしょうか。
また、『ヤバイ』という言葉の中には、色々な意味があります。
「変人」みたいな場合にも使われますから、ヤバイ鬼のヤバイ行動に巻き込まれて怪我をした可能性もあります。
過去の鬼ちゃんのエピソードの中にヒントがあるのではないかと思い、調べてみました。
ちょっと振り返ってみましょう。
スポンサーリンク
鬼ちゃんの物語を振り返る
鬼ちゃん編は、浦島太郎と金太郎が見かけた鬼を探しに行くところから始まりました。
そして、その鬼が、桃ちゃんの知り合いだったという展開です。
鬼ちゃんは、桃ちゃんが過去に退治した鬼として紹介されます。
これに対し、鬼ちゃんも「喧嘩のあとは、もう友達っすよね」と答えています。
つまり、鬼退治の後、二人は友達になったわけです。
続編では、鬼ちゃんを桃ちゃんの自宅に招き、妻のかぐや姫(有村架純)を紹介しているシーンから始まります。
鬼ちゃんは、「カワイイ奥さんじゃないっすかぁー」と、かなり軽いノリです。
この中で、鬼ちゃんは、「5人目産まれたんすよ」と、子供がいることを明かしています。
この時、浦島太郎が「どんな奥さん?」と聞くと、鬼ちゃんは、「あぁ、鬼嫁です・・」と答えています。
更に、この続編では、子供の名前を紹介してくれています。
長男が「赤鬼」、次男が「青鬼」、長女が「鬼子」、三男が「オニオン」、四男が「おにぎり」五男は「おいなり」と言っています。
赤鬼については、後の続編で鈴木福くんが演じて登場します。
4作目では、縁日でお店(おしるこ屋)を営んでいます。
5作目は、「みんなが英雄」と題したCMで、様々なシーンがセリフ無しで流れます。
この中で、鬼ちゃんとの親交が深まっている様子が描かれています。
6作目では、大太鼓を叩いて雷を呼ぶ鬼ちゃんの姿が。
最後に「副業っす」と言っています。
7作目では、羽子板で桃ちゃんとダブルスを組み、相手(浦島と金太郎)に勝利しています。
8作目では、一寸法師が登場し、一寸法師の武勇伝に鬼ちゃんが盛り上がっています。
9作目では、かぐや姫(有村架純)が抱いている赤ちゃんが、鬼ちゃんの8人目の子供だと言っています。
なんと、3つ子が生れて3人増えていました。
CMの最後に、皆に「偉いよねぇー」と言われ、鬼ちゃんは「本当に偉いのは嫁さんっす」と言っています。
10作目は、夏祭りで鬼ちゃんが再び副業の店を出し、「うち、子供8人なんで」と言って雷おこしを販売しています。
11作目では、来年の話をすると鬼ちゃんが大笑いする、というシンプルなストーリーでした。
12作目は、「やってみよう」というテーマで、色々なシーンが流れます。
この中で、浦島とのバンドセッションをする姿や、豆まきで鬼を務める姿が映っています。
13作目では、副業で売っているチョコを持ってやってきます。(バレンタインデーの話)
14作目では、鬼ちゃんが結婚して何年か聞かれ、「25年っす」と答えています。
そして、鬼ちゃんの年齢が156歳だと言っています。
また、夫婦円満の秘訣として、奥さんに2年ごとにプレゼントをしていると明かします。
何をあげているのかと皆に聞かれ、鬼ちゃんは「島っすね」と答えています。
その後、赤鬼役で鈴木福くんが登場。
家計を気にする息子(赤鬼)に、お金のことは気にするなと言い、「副業を増やすか」とつぶやいています。
続編では、初詣で新たな副業として「板フォン」(スマホのような板)を販売していました。
更に、入学式に参列し、出来の良い長男(赤鬼)を誇らしげに仲間に紹介しています。
その後、赤鬼が反抗期になり、意見したことを喜んで「今日は赤飯だ」と言う続編もありました。
では、これらのエピソードを踏まえて、仮説を立ててみましょう。
鬼嫁説
過去のエピソードの中で、奥さんのことを聞かれた鬼ちゃんが「鬼嫁です」と答えています。
これが伏線であれば、ヤバイ鬼の正体は、鬼嫁である可能性が高いですよね。
巷では、北斗晶さんの名前が挙がっていて、夫婦喧嘩で怪我をさせたと見る向きが多いようです。
ここまでの鬼ちゃんのキャラクターは、「~っす」という軽い話し方で徹底されています。
CMの中では「軽いスマホ」というキーワードが度々使われている為、「嫁も軽い」という繋がりにしていくパターンが考えられます。
そうなると、鬼嫁にも「~っす」的なノリが欲しいですよね。
子だくさんのイメージとか、イケイケな感じも必要かもしれません。
そう考えていくと、これらの特徴にとても合う人が『土屋アンナ』さんだと思うのですが、いかがでしょうか。
また、左利きで軽い話し方ができそうなのは『吉高由里子』さんでしょうか。
左利きで鬼嫁役がハマりそうな『小池栄子』さんも捨てがたいですね。
夫婦喧嘩は不自然?
もしも、夫婦喧嘩で怪我をしていたとしたら、どんな理由でしょうか。
そう考えると、ちょっとストーリーに合わない部分が出てきます。
鬼ちゃんは子煩悩である様子が描かれていますし、副業もがんばっていますよね。
そんな鬼ちゃんに大怪我をさせる理由があるとしたら、浮気くらいしか思いつきません。
でも、そんな理由だったら、桃ちゃんのところへ行き難いでしょうし、鬼退治に行こうとする桃ちゃんを止めようとするのではないでしょうか。
そう考えると、やはりヤバイ鬼は他の男性鬼である可能性が高いと思うのです。
ヤバイ鬼に「桃太郎って奴はどこだ」と詰め寄られ、桃ちゃん達をかばってやられたと考えると、辻褄が合ってきます。
急いで嫁に手当をしてもらい、桃ちゃんに知らせに来たというわけです。
そこでの、「ヤバイ鬼が・・」なのではないでしょうか。
黒鬼の登場説
鬼の色と言えば、赤鬼や青鬼です。
しかし、これらは既に鬼ちゃんの子供の名前に出ていますから、いつか子役が登場する可能性がありますよね。
新たなライバル鬼として登場させるヤバイ鬼がいるとしたら、黒鬼なのではないでしょうか。
そして、鬼ちゃんの顔のアザがヒントになっているのなら、黒鬼は左利きの可能性が大です。
左パンチを受けて倒れ、頭の右側を打ったという流れで怪我の位置関係について説明がつくからです。
サウスポーで有名な強い人といえば、山中慎介さんや、具志堅用高さんがいます。
コマーシャル的には、具志堅さんが面白そうですね。
SNS等では、遠藤憲一さんや古田新さん等も鬼のイメージに合う人として名前が挙がっているようです。
鬼ちゃんは、「喧嘩の後は、もう友達っすよね」と言うタイプですから、後に親友的な感じで登場する可能性もありそうです。
仮に、黒鬼がいたとして、鬼ちゃんと戦いになる理由も必要になりますよね。
桃太郎と仲良くなった為、「鬼族を裏切った」と因縁をつけられるか、「副業における縄張り争い」等がストーリーとして有力かもしれません。
ヤバイ=変人説
お笑いコンビ「宮下草薙」の草薙さんや、「アインシュタイン」の稲田さん等、変な鬼として登場させるパターンもアリかなと思います。
お笑い芸人さんの起用によって、CMが面白くなりそうです。
思考がヤバイ鬼、挙動がヤバイ鬼等、可能性は無限です。
でも、鬼ちゃんがこれらの鬼と絡んで怪我をする理由が難しいので、この線は可能性として低そうですね。
ヤバイ鬼が気持ち悪くて慌てて逃げようとしたら崖から落ちた・・等、こじつけな感じになってしまいます。
ドッキリ説
過去のエピソードを見る限り、鬼ちゃんはかなり軽いノリの鬼です。
ですから、「なんちゃってー」というドッキリの可能性もありそうだと思いませんか?
そして、鬼ちゃんといえば副業ですよね。
今回の怪我も、副業に関係しているのかもしれません。
例えば、怪我をしたように見せかけられるグッズの販売で、「これ、全部商品っす」というオチ。
もしかしたら、故障紛失サポートの新プラン等に繋がるのかもしれません。
ヤバイ鬼の正体はかぐちゃん!
2019年8月31日、とうとうヤバイ鬼の正体が判明しました。
正解は、ドッキリ説でしたね。
ドッキリの内容としては、予想と異なりましたが、フラッシュモブ的なサプライズだったわけです。
鬼ちゃんの怪我も嘘で、まだやっていなかった『桃ちゃんとかぐちゃんの結婚式』をサプライズでとり行う計画だったというオチ。
盛り上がりとしては微妙な結末ですが、一応はスッキリしましたね。
お母さん(ママ役)は、池田エライザ
「新しい物語 親指姫登場編」では、親ちゃん役が池田エライザであることが判明しました。
驚きの大抜擢でしたし、声にも馴染みがないので、全く候補に入っていませんでした。
残るは、ヤバイ鬼と鬼嫁の配役!と期待していましたが、なんだかキャストが増えずにガッカリな面もありますね。
まとめ
今回のCMは、鬼ちゃんの怪我の原因の他、ヤバイ鬼の正体、三姫のママ役が誰なのか等、謎の多い内容となっていました。
やっとこのシリーズも完結し、次のお話へと進みそうですね。
今度はどんなストーリーで話題を盛り上げてくるのか楽しみです。
-
-
au新CMでヤバイ鬼と怪我の理由が明らかになったよ!
今回のauの新CMでは、ようやくヤバイ鬼の正体が明らかになりました。 CMの中では、親ちゃんの歌っていた「友ってイイネ」の意味や、森での修行の意味等も全て説明されています。 早速、チェックしていきまし ...