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Windows10 バージョン1903機能更新のインストール実行結果

Windows10 バージョン1903の機能更新について、「不具合等の状況を確認してから実行しよう」と考えている方々に向けて、私のインストール結果等をご紹介しておきます。

Windows10 バージョン1903の更新にかかる所要時間の目安と注意点の他、新しい機能についても合わせて簡単に記載しておきますので、参考にしてください。

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更新の所要時間

今回の更新は、かなり時間がかかりますので、実行するタイミングにはかなり注意が必要です。

会社で使用するパソコンの場合、会社側に承諾を得た上で、終業時に実行してそのまま帰宅させてもらうと良いと思います。

 

私のPCは最新のものですが、インストールには約2時間かかりました。

その間、インターネット等の閲覧は可能ですが、動作が少し遅くなります。

 

インストール中にフリーズ等で失敗するのは面倒ですので、なるべく更新に集中させるのが賢明だと思います。

更新準備やインストールが終わると、再起動が保留された状態になります。

 

ここで再起動を選択しても良いのですが、ここから更に2時間程度のプログラム構成作業が始まります。

ですから、仕事で使用するPCの場合は、2日間に分けて帰宅時に実行し、業務に影響しないように更新するのがオススメの更新方法です。

 

CPU「i5」でメモリ12GBのパソコンでも、トータルで4時間程度かかりました。

実行時のメモリ使用量は、5.9GBをつける場面もありました。

一般的なPCはメモリが4GBですから、もっと時間がかかるはずです。

 

新機能の紹介

今回の更新では、OSの機能に大きな変更がありました。

使用感に関する部分というよりは、視覚的な部分での変更が多いですが、確かに前より良くなっている印象はあります。

主な新機能については、以下の通りです。

 

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ログイン画面の変更

パソコンを起動してしばらくすると、パスワードを求める画面になりますよね。

この時の背景が半透明になりました。

これで利便性が向上するわけではありませんので、「何か変わった」という印象を与える狙いなのかもしれませんね。

 

色モードの選択

Windowsとアプリの両方で「白と黒」のモード選択ができるようになりました。

また、新しいデフォルトの壁紙が追加されました。

 

パスワード設定

Microsoft アカウントのサインインがサポートされました。

SMS に送信されるコードを入力して Windows 10 にアカウントを設定できます。

アカウント設定後は、Windows Hello、顔面認証、指紋認証、または PIN を使用できます。

 

Windows Update関連

互換性に関する既知の主要な阻害要因がないことが確認された場合に、機能更新プログラムのインストールを開始できるようになりました。

また、月例の品質およびセキュリティ更新プログラムは、個別で入手できます。

 

Windows 10 のバージョンのサポート終了が迫っている場合は、新しい機能更新プログラムのインストールが自動的に開始されるようになります。

パソコンにインストールする準備が整っている場合には、通知が表示されます。

 

サポートされているバージョンの Windows 10 を搭載したすべてのデバイスは、月例更新プログラムを自動的に受信し続けます。

 

更新時期の調整機能

機能更新プログラムと月例更新プログラムの両方を最大 35 日間 (1 回に 7 日間、最大 5 回) 保留できるようにしました。

35 日間の保留期間を迎えると、再び保留する前にデバイスを更新する必要があります。

また、ユーザーの使用状況に基づいてアクティブ時間を調整するオプションが追加されました。

自動更新のタイミングについても、支障が出ないような時間帯を選ぶ機能が強化されました。

 

アンインストール対象の拡大

アンインストールできる基本アプリが増えました。

以下のアプリをアンインストールすることができ、必要であればMicrosoft Store から再インストールできます。

  • 3D ビューアー
  • 電卓
  • 予定表
  • Groove Music
  • メール
  • 映画&テレビ
  • ペイント 3D
  • 切り取り領域とスケッチ
  • 付箋
  • ボイス レコーダー

表示関連の変更

検索と Cortana が分離されました。

この変更に伴い、利用可能な検索と Cortana の設定も分離しています。

 

また、通知領域に新しくマイクアイコンが表示されます。

このアイコンで、マイクにアクセスしているかを確認することができます。

 

アイコンの上にカーソルを置くと、どのアプリがマイクにアクセスしているかが表示されます。

複数のアプリがマイクを使用している場合、それらがリスト化されます。

 

また、タスクマネージャーの視認性が向上しています。

タスクマネージャーで、既定のタブを設定できるようになっています。

 

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ディスク容量の管理

バージョン 1903 では、アップデート、アプリ、一時ファイル、およびシステムキャッシュで使用するために、予約ストレージとして約7GB程度のディスク容量が確保されるようになりました。

 

予約済みスペースの量は、デバイスの使用方法に応じてリアルタイムに変化します。

予約されたストレージを削除することはできませんが、設定によって予約されたスペースを減らすことは可能です。

 

メモ帳の改善

UTF-8エンコーディングで保存する機能が追加されています。

また、未保存を示すマークが新設されました。

メモ帳では、タイトルバーの文書のタイトルの前にアスタリスク(*)が表示され、文書に変更が保存されていないことを示します。

 

更新時のエラー

更新時にエラーが起こり、正常にアップデートできないケースもあります。

これは、必要なファイルやフォルダが開けない事が原因になっている事が多いようです。

また、セキュリティソフトが影響しているケースもありますので、アップデートの際にはソフトを停止してから実行すると良いかもしれません。

 

今回の更新では、パソコン自体のスペックが足りない場合も多いと思います。

少し前のノートパソコン等で主流だったスペックは、最近のWin10を動かす上では少し役不足だと感じます。

 

メモリについては、8GBは欲しいところです。

タスクマネージャーを見る限り、メモリ使用量が4GBを超える状況が増えています。

 

環境的に厳しいパソコンも多いと思いますので、仮想メモリの不足等に関する処置をしてみるのも一考だと思います。

 

まとめ

私のパソコンでは、「Windows10 バージョン1903」のインストール後、不具合等は発生していません。

Wordの動作が多少悪くなった気がしますが、気のせいかもしれない程度の違いです。

 

今回、更新に時間がかかった割には、改善点が小さく感じる人が多いかもしれません。

私自身、所要時間が長い事による不便の方が大きかったです。

更新作業は、一度始まってしまうと止められませんから、インストールと再起動のタイミングには、くれぐれも注意してください。

 

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