この記事では、2019年7月の三菱UFJ銀行(MUFG)株の様子を記録しています。
1つの銘柄に絞って相場記録をつけた記事は珍しいので、同株を保有している人の役に立つのではないかと思っています。
日銀ETF買い入れ有無や、外国人投資家の投資状況等も合わせて記録しています。
毎日更新していきますので、よろしければお気に入りに登録して参考にしてください。
6月の動き
2019年6月の株価の動きについては、以下の記事をご覧ください。
-
-
MUFG株(8306)の相場記録 2019年6月分
この記事では、三菱UFJ銀行の日々の様子を記録しています。 (各月で一つの記事でまとめています) 毎日更新していきますので、よろしければお気に入りに登録して参考にしていただければと思います。 スポンサ ...
7月月 第一週
2019/7/1(月)
NY終値 +73.38
朝の為替(ドル円)108.32円
場中の動き
米中協議にポジティブな進展があり、リスクオンムードに。
しかし、高く始まってからは値動きが小さく、買い持ち越した人が利益確定をした様子も感じる。
明日も引き続き堅調な地合いが続きそうな雰囲気ではあるが、これがいつまで持つのかが問題。
大引け次点が最も高い株価であったのは心強いが、540円前後までが上昇の限界と見ている。
寄付 522円
終値 524.3円(前日比+12.3円)
値幅 約4円
日経平均終値 21,729円(+454)
関連ニュース等
-
-
米中貿易協議の進捗状況まとめ
この記事では、2019年6月28日から大阪で開催されたG20サミット後の米中首脳会談後の進捗状況についてまとめています。 米中の貿易協議の方向性が見えるまでを記録していきたいと思いますので、投資判断等 ...
2019/7/2(火)
NY終値 +117.47
朝の為替(ドル円)108.28円
場中の動き
寄り付き直後に少し下げたものの、そのままジリジリ上昇する動きで、僅かにプラスで終えた。
出来高が少ないとはいえ、売りを吸収する力を感じる。
前日に手じまいを迷った投資家が、利確や踏み上げの動きを出していたのかもしれない。
このところ堅調に推移していることと、貿易協議についても消化してくる可能性が高く、次の材料が無ければ上昇は厳しそう。
しかし、地合いが強いのも事実で、524円ではしっかりした買いを感じる。
このラインを下回らなければ、もう少し上に向かいそう。
寄付 523.1円
終値 524.6円(前日比+0.3円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,754円(+24)
2019/7/3(水)
NY終値 +69.25
朝の為替(ドル円)107.90円
場中の動き
円高を嫌って日経は下げたが、銀行株は比較的に底堅く、大きくは崩れなかった。
長期金利もかなり低下していて、為替も107円台に入ったのだから、大幅下落しても不思議ではなかった。
ここ最近の強さがまだ残っている印象で、大引けにかけても少し上げる場面が見られた。
資金流入での買いだと良いが、まだわからない。
寄付 520.1円
終値 519.1円(前日比-5.5円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,638円(-116)
日銀ETF 704億円
2019/7/4(木)
NY終値 +179.32
朝の為替(ドル円)107.78円
場中の動き
13時までは右肩上がりのチャート。
しかし、値幅5円なので、上昇した感覚はそれほどない。
NY休場前の為、手じまい売りが出るかと思ったが、後場は当日の利益確定と思われる程度の下げて終えた。
寄付 520.9円
終値 522.9円(前日比+3.8円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,702円(+64)
2019/7/5(金)
NY終値 独立記念日で休場
朝の為替(ドル円)107.80円
場中の動き
NYが休場の為、小動きと予想される中、意外に上昇した印象。
上げ方としても良いパターンで、少しずつ足を伸ばすチャートになってきた。
何か材料があったわけではないし、長期金利もむしろ厳しい状況の中、少し不気味な上昇でもある。
米雇用統計で為替等が動けば、トレンドが変わる可能性もあり、入りにくい。
雰囲気としては、買いで入った方が良さそうな感じになってきている。
寄付 522.7円
終値 526.4円(前日比+3.5円)
値幅 約6円
日経平均終値 21,746円(+43.93)
6月4週目 外国人投資家動向 5億円の売り越し
7月月 第二週
2019/7/8(月)
NY終値 -43.88
朝の為替(ドル円)108.47円
場中の動き
先週末の強さが残っていた模様で、意外高といっても良いくらいの高値で始まった。
アメリカ雇用統計が底堅く、利下げの可能性が低下した。
長期金利上昇と為替を好感して、金融株はNYでも堅調推移だった様子。
しかし、NY先物が下げていることもあり、大引けにかけては売られた。
結局は、ダマシ的な上昇に終わり、前日の終値とほぼ同じ位置まで下げて終了。
一方で、下には買ってくる向きがいるようで、意外に強い1日だったと思う。
日経が200円以上下げているのに、前日の株価を上回るのは珍しい事。
本日の高値がうたかたの夢にならなければいいが。
寄付 530円
終値 526.7円(前日比+0.3円)
値幅 約6円
日経平均終値 21,534円(-212)
日銀ETF 704億円
2019/7/9(火)
NY終値 -115.98
朝の為替(ドル円)108.72円
場中の動き
NYは下げたが、寄り付きは高く始まり、日経も上昇スタート。
為替が円安とはいえ、少し不自然な感じ。
明日から上昇していくことを前提としているようにも見えたが、大引けにかけては前日と同様に下落していく動き。
正直なところ、プラスで終われた理由がわからない。
アメリカの利下げが7月に無さそうだという事になれば、長期金利が上昇して金融株が買われるのかもしれない。
寄付 530円
終値 527.9円(前日比+1.2円)
値幅 約6円
日経平均終値 21,565円(+30)
2019/7/10(水)
NY終値 -22.65
朝の為替(ドル円)108.86円
場中の動き
寄付後に3円程下げて、そこからは横ばい推移で終えた。
日経平均がプラス圏に浮上する場面もあったが、それほど反応せずに売り買いが拮抗。
出来高もそれなりだったが、値幅がかなり小さかった。
印象としては、イベント前の売りに対して、しっかり買い支えている向きがいる感じ。
円安なこともあり、昨日までの強さを考えれば530円を越えていく動きがありそうなものだが、何故か今日はやや弱気な動き。
この辺りで天井をつけるのか、上値を追うかの分岐点にあり、ポジション解消を優先した投資家が多いのかもしれない。
寄付 527.6円
終値 526.4円(前日比-1.5円)
値幅 約3円
日経平均終値 21,533円(-31.67)
日銀ETF 704億円
2019/7/11(木)
NY終値 +76.71
朝の為替(ドル円)108.33円
場中の動き
パウエル氏が利下げ容認的な発言をしたことで、NYは上昇して終えた。
金利低下で銀行株は売られて始まったが、後場にかけて持ち直し、前日とほぼ同値で終了。
弱いのか強いのか、よくわからない相場。
日経が上げている割には軟調とも言えるし、利下げ観測が強まった割には底堅い。
しばらくはもみ合いという事だろうか。
寄付 524円
終値 526.3円(前日比-0.1円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,643円(+110)
2019/7/12(金)
NY終値 +227.88 (史上最高値更新)
朝の為替(ドル円)108.46円
場中の動き
寄付きから1時間はコンスタントに下げていく展開。
NYダウが史上最高値を更新したが、日本株にはそれほどの影響が無い。
3連休前ということもあり、出来高も少ない。
今日の動きは、長期金利が上昇し、円安になったことによる上昇といった感じ。
連休明けに大きく動くことも無さそうな雰囲気で、よくわからない相場。
寄付 529.2円
終値 527.6円(前日比+1.3円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,685円(+42)
7月1週目 外国人投資家動向 449億円の買い越し
7月月 第三週
2019/7/15(月)
NY終値 +243.95
朝の為替(ドル円)107.89円
ADR 522円
東証は、祝日で休場
2019/7/16(火)
NY終値 +27.13
朝の為替(ドル円)107.85円
場中の動き
NYは連日の高値更新が続いているが、日本株には無関係の様子。
長雨で商品市況も悪化すると見られており、消費増税や選挙を控えた国へポジティブに投資する気になれないという事でしょうか。
あいかわらず動かない相場ではあるものの、大きく売られてもいない。
銀行株は決算を控えており、買い難い要因が多いが売られないところを見ると、充分安値にいるとも思われているのかもしれない。
寄付 521.6円
終値 522.9円(前日比-4.7円)
値幅 約4円
日経平均終値 21,535円(-4.7)
日銀ETF 704億円
2019/7/17(水)
NY終値 -23.53
朝の為替(ドル円)108.20円
場中の動き
NYが下げたものの、為替が108円台に戻した。
日経は、大きく崩れて前場は軟調な展開に見えたが、後場にかけて銀行株は上昇。
アメリカの銀行決算を好感したものと思われるが、少し違和感のある動き。
後場は、日経平均が下げ幅を縮めていくが、それと共に銀行株は下落していった。
個人が入りにくい方向へとうごいていく印象の一日。
値幅はあいかわらずの調子なので、逆にいかれた人でも大きな損失にはならなそうなのが救い。
寄付 523.1円
終値 523.4円(前日比+0.5円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,469円(-66)
2019/7/18(木)
NY終値 -115.78
朝の為替(ドル円)107.94円
場中の動き
NYが久しぶりに下げた。
米中の貿易協議が上手くいっていない様子を警戒した動きの様子。
利下げ実行後の下げを織り込んでいるのか、日本株は400円を超える下落となった。
警戒売りというには大き過ぎるので、おそらく次の動きが下方向なのだと思う。
ここまでの底堅さがダマシになる恰好で、持ち越しは危険かもしれない。
今日の相場の中では、520円付近で大きく売られたシーンが印象的。
最近は、この付近で強い粘りを見せていただけに、ここを割ったのは底抜け感がある。
久しぶりに8円も動いたと思ったら、下落という結末。
日経平均も、あっという間に21,000円を割りそう。
明日は、510円を死守できるかどうかに注目したい。
寄付 520.8円
終値 516.2円(前日比-7.2円)
値幅 約8円
日経平均終値 21,046円(-422)
日銀ETF 704億円
2019/7/19(金)
NY終値 +3.12
朝の為替(ドル円)107.49円
場中の動き
為替が円高に振れた為、上値は重いと思ったら、前日下げを一気に取り戻す相場。
昨日の動きの意味がよくわからない結果。
これで、どちらの動きがダマシになるのかわからなくなってきた。
銀行株にとっては、特に良い材料もない中での上下動で、単純に利確と損切りのパワーで動いている相場だった模様。
空売り比率が上昇している中での下げだったので、恰好の利確場面になった感がある。
このまま売り方の手じまいが続けば、踏み上げ的に最高値をとりに行く可能性も出てきた。
とにかく、下値を切り下げなかった安心感が大きい。
寄付 517.9円
終値 522.9円(前日比+6.7円)
値幅 約8円
日経平均終値 21,466円(+420)
7月2週目 外国人投資家動向 238億円の売り越し
7月 第四週
2019/7/22(月)
NY終値 -68.77
朝の為替(ドル円)107.70円
場中の動き
値幅の小ささとしては、今年に入ってワースト2位を記録。
一日で3.4円しか動かないもみ合い相場だった。
そして、今日も何故上げたのか意味がわからない。
AIによるコントロールなのか、売り買いのバランスが過敏な感じ。
後場に関しては、1円のレンジの中で売り買いを調整しているような印象。
これがポジション調整なのか、新規の仕込みなのかが不明なだけに、個人も様子を見るしかない状況なのではないかと思う。
売りが続かないところを見ると、もう一度天井をつけにいくのかもしれない。
寄付 523.5円
終値 524.9円(前日比+2円)
値幅 約3円
日経平均終値 21,416円(-50)
2019/7/23(火)
NY終値 +17.70
朝の為替(ドル円)107.89円
場中の動き
意外高で始まり、そのまま高値圏で引けて終了。
正直、今日も何故ここまで上げているのか不明。
薄商いの中、売り方の利確が進んだということだろうか。
大相場が待っているという期待感も抱いてしまいそうになるが、基本的に上昇材料が無いのも事実。
為替にも多くの円高リスクがある。
日銀の追加緩和がアナウンスされれば、金融株には売りが入る可能性が高いことも忘れてはならないポイントだと思う。
今週は、意外高の継続性を見極める週になりそうです。
寄付 523.3円
終値 527.2円(前日比+2.3円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,620円(+204)
2019/7/24(水)
NY終値 +177.29
朝の為替(ドル円)108.21円
場中の動き
高く始まって、一日かけてゆっくりと下げていく展開。
利益確定優勢な流れではあるものの、買い支えも強い印象を受ける。
横ばい推移で、しばらくはウロウロするのかもしれない。
寄付 531.9円
終値 529.2円(前日比+2円)
値幅 約6円
日経平均終値 21,709円(+88)
2019/7/25(木)
NY終値 -79.22
朝の為替(ドル円)108.14円
場中の動き
ほとんど動かない一日。
下がりもしないが上りもしない。
米中貿易協議の進展を期待して売り方は手控えている中、戻り待ちの売りと新規の買いが交錯している様子。
寄付 529.5円
終値 528.8円(前日比-0.4円)
値幅 約3円
日経平均終値 21,756円(+46)
2019/7/26(金)
NY終値 -128.99
朝の為替(ドル円)108.64円
場中の動き
NYの下げにつられて前場はやや軟調に推移し、後場後半で元に戻る展開。
結果的にはややプラスで終えたので、やはり来週への期待が大きい様子。
買いためていた筋がいるのであれば、一度は上に上昇させなければ利益が出ない。
一方、売り方は踏み上げ相場になる可能性を考える局面でしょう。
来週は、金融株は、どちらに動いても理由がついてしまうので、難しいところです。
予想としては、540~550円程度までの上昇と見ています。
気になるところとしては、これだけ底堅い相場の中でも海外勢が売り越している事ですね。
寄付 530円
終値 530.1円(前日比+1.3円)
値幅 約4円
日経平均終値 21,658円(-98)
7月2週目 外国人投資家動向 1444億円の売り越し
2019/7/29(月)
NY終値 +51.47
朝の為替(ドル円)108.66円
場中の動き
米中貿易協議の進展が思わしくない可能性を織り込む動きもあり、日経平均はやや下げる展開。
銀行株も売り買いが交錯したが、前日とほぼ同じ水準で終えた。
上振れする可能性が高そうなチャートではあるものの、今晩の結果と、日銀の政策内容等によっては逆も有り得る状況。
一日の値動きが小さいので、持ち越しで失敗すると厳しい状況になる可能性が高い。
初動は見逃すのが得策のように感じる。
寄付 530.2円
終値 529.4円(前日比-0.7円)
値幅 約4円
日経平均終値 21,616円(-41)
2019/7/30(火)
NY終値 +29.90
朝の為替(ドル円)108.81円
場中の動き
米中貿易協議とFOMCの結果待ちで小動きが継続。
寄付き後に上値を試す動きが見られたが、上昇時と同じほぼスピードで下落。
後場は更に少し下げる場面もあった。
結局は、前日とほとんど変わらずに終了している。
寄付 529.4円
終値 529円(前日比-0.4円)
値幅 約5円
日経平均終値 21,709円(+92)
2019/7/31(水)
NY終値 -23.33
朝の為替(ドル円)108.60円
場中の動き
日経平均の先物が下げた為、軟調な展開が予想されていたが、意外に強かった。
ADRでは519円をつけていたが、場中で522円を下回ることはなかった。
ドルを基準にして購入していない投資家が買いを強めているのかもしれない。
寄付 525円
終値 524.2円(前日比-0.91円)
値幅 約3円
日経平均終値 21,521円(-187)
まとめ
日米貿易協議にポジティブな動きがあり、7月の相場は522円からのスタートとなりました。
そして、月末最終日の終値が724円です。
つまり、この一カ月は、殆ど動かなかったという事になります。
多少の上下はありましたが、振り返ってみると横ばい推移の多い月で、大半が様子見ムードだった印象です。
来月はお盆休みもありますし、しばらくはこんな相場が続くのかもしれませんね。
-
-
MUFG株(8306)の相場記録 2019年8月分
この記事では、2019年8月の三菱UFJ銀行(MUFG)株の様子を記録しています。 1つの銘柄に絞って相場記録をつけた記事は珍しいので、同株を保有している人の役に立つのではないかと思っています。 日銀 ...