フリマアプリで何かを売ってみたいとは思っていたのですが、メルカリとラクマのどちらが良いのか判断がつかずに放置したままになっていました。
先日、ついに初挑戦することを決意し、どちらを利用するか真剣に検討してみました。
この過程で色々と分かった部分があり、これから検討する人達の役に立つ情報だと思いますので、ここにまとめておきます。
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メルカリのメリット
結論から言えば、私の場合、ラクマではなく「メルカリを使う」という結論に達しました。
皆さんにとって大事なのは、その『理由』(メリット)の部分ですよね。
メルカリを選んだ最大の理由は、登録者数の差と匿名配送等の利便性です。
ラクマでも匿名配送は開始されていますし、手数料はメルカリより安いです。
でも、フリマである以上は、売れやすいことが最大のメリットだと考えます。
要するに「目にする人の数」に重きを置くと、メルカリが強いということです。
私は、いくら手数料が安くても「売れなければ意味が無い」と考えました。
メルカリユーザーの記事等を見ていても、売りに出してからの反応の早さに触れている人は多いです。
また、匿名配送や振込手数料の面でも、ややメルカリが有利な状況です。
ラクマは、楽天銀行を使ってもらいたい狙いがある為、一定額を超えても楽天銀行以外への振込手数料が有料になります。
その他、写真を掲載する際の機能についても、メルカリのツールは使いやすいです。
写真が10枚アップできるという点も、販売促進効果に繋がるサービスだと思っています。
ラクマとメルカリの比較
ラクマのユーザーは、圧倒的に女性が多いそうです。
一説によると、ユーザー全体の7割程度が女性だとも言われています。
つまり、ラクマで売れる物は、レディース商品が主流ということになります。
女性をターゲットにした出品を行うのであれば、手数料が安いことにメリットが出てくるケースもあるとは思いました。
私の場合、出品物が性別に関係のないケースが多そうなので、やはりメルカリの登録数に頼るのが良さそうだと判断しました。
女性をターゲットにした商品の場合には、ラクマも検討すると良いかもしれませんね。
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商品発送のやり方
メルカリ初心者にとって、最も不安な部分は「発送手続き」です。
私自身、同じ部分で細かい流れが知りたいと調べてはみたのですが、「あとは送ればOK」みたいな簡単な説明しか記載されていない記事が多かったです。
出品までは、感覚的にできると思いますし、実際に簡単です。
そこで、この記事では、初めてメルカリの発送をする人のために、受注後の発送手順の詳細についてご紹介していきます。
出品の際には、「らくらくメルカリ便」又は「ゆうゆうメルカリ便」を指定しておくと、匿名配送が可能になります。
では、匿名配送の具体的な手順についてご紹介していきます。
注意点
商品の価格をつける時には、必ず送料と手数料を計算してください。
送料が700円以上かかる場合、770円で売れたとしても利益は0円です。
利益をいくらとるのかを想定し、そこに送料と手数料を上乗せした価格で出品してくださいね。
受注の連絡を受けたら
メルカリの匿名配送では、ヤマト運輸提携の「らくらくメルカリ便」、又は、日本郵便提携の「ゆうゆうメルカリ便」を出品時に選択することができます。
郵送方法は、後から通常の郵送にも変更できますが、匿名配送を選んでいる人が多いです。
商品に対して注文が入ったら、できるだけ早く梱包作業を行います。
匿名配送の送料は、いくつかの段階に分かれていますので、できるだけ安く発送できるように工夫します。
何か適当な箱や封筒を使用するか、コンビニ等で販売しているメルカリ配送グッズを利用すると良いです。
基本的には、A4サイズ以内で、梱包後の厚みが3センチ以下になるようにすることを目指します。(これが一番安い発送規格で、175円です)
それよりも大きくなってしまう場合は、なるべくコンパクトに梱包するように工夫します。
ゆうパケットプラス
新しく登場した「ゆうパケットプラス」という梱包サイズでは、厚さ7センチまでのやや大きな商品を入れることができます。
A4又は3センチ以上の厚みがある商品については、「ゆうパケットプラス」に収めることを目指すことになります。
「ゆうパケットプラス」は、500mlのペットポトルが2本入る大きさの専用ボックスを使用して発送します。
専用ボックスは、コンビニ又は郵便局で販売していて、1つ65円です。
配送料は375円ですので、両方で440円かかるということになります。
商品の発送時には、壊れないように緩衝材(新聞広告等でもOK)を入れると良いです。
最後に、ガムテープ等で密閉し、そのまま伝票を貼れば配送可能な状態にします。
商品の持ち込み
受注の連絡が入ると、商品の発送先を選ぶボタン(赤色)が2つ表示されます。
これは、郵便局かコンビニのどちらから発送するかを選択するものです。
私はいつも「ゆうゆうメルカリ便」のコンビニ(ローソン)発送を選択しています。
これを押すと、配送用のQRコードが表示されますので、このコードを発送先のお店等で使用することになります。
この画面は何度でも開くことができますので、一度閉じてしまって大丈夫です。
コンビニの場合、小さな端末がありますので、「配送サービス」等を選択してQRコードを読み込ませます。(携帯画面をかざす)
相手の住所等が自動的に伝票化される仕組みですので、伝票を作成する必要はありません。
端末からレシートのようなものが出てきますので、これを持ってレジへ向かいます。
発送商品と一緒にレシートのような紙を出すと、店員さんが伝票を出してくれます。
この伝票には、A、B、Cと記載された伝票が一枚つづりで印刷されています。
伝票にはミシン目がついていて、3分割にできるようになっています。
伝票をミシン目で切り離し、伝票を3枚にして貼付シールのビニールポケット部へ3枚全てを挿入します。
伝票を貼った商品を店員さんに渡し、控えをもらって発送終了です。
因みに、少し追加料金はかかりますが、持ち込みが面倒な人は自宅で集荷してもらうこともできます。
らくらくメルカリ便
らくらくメルカリ便の場合、ネコポス(A4サイズ)が195円で利用できます。
ゆうゆうメルカリ便との違いは、郵便局やコンビニでの受け取りではなく、自宅に配送される点です。
それと、出品者側で発送依頼の場所が色々と選択できます。
コンビニでは、セブンイレブンとファミリーマートが取り扱いをしています。
ファミマの場合は、発送時にスマホで商品名の入力をしなければいけません。
ローソンの場合、取引相手の県名等が表示されますが、ファミマの場合には全く相手の住所がわからないという違いもあります。
それと、ローソン(ゆうゆうメルカリ便)よりもかなり伝票サイズが大きいです。
A4の半分くらいの大きさの伝票が出てくるので、封筒サイズに気を付けましょう。
セブンイレブンの場合は、最もスピーディーです。
レジに商品を持って行き、スマホに表示されたQRコードを店員さんに読み込んでもらいます。
その場でレシート状の送付伝票をわたされますので、これを伝票に入れて完了です。
発送後の流れ
発送したことを通知するボタンが表示されますので、これを押します。
そして、相手に到着するのを待ちます。
商品が相手に届くと、相手が受け取りの通知が来ますので、購入者を評価します。
この際、お礼のコメント等を送付して完了です。
お互いの評価が終わると、利益が反映されて金額で表示されます。
メルカリ出品のコツ
メルカリを始める時は、最初に出品する商品がとても大切です。
何故かと言うと、最初に売れる商品を出品できないと、「なんだ、売れないじゃん」という感覚に支配され、それ以降やらなくなってしまうからです。
最初に出品する商品は、なるべく売れるものにして、成功体験を楽しむと良いと思います。
全く売れない物もありますが、意外な高値で売れることもありますので、「やる気」が大事です。
では、「売れるもの」とは何かというと、ブランド品とか希少なもの等です。
アンティーク品等もハマるとすぐに売れます。
私の場合、ブランド物の財布でした。
少し汚れてきたので使うのをやめたものの、念のために保管して数十年が経過していました。
同じ商品を4500円で出品している人がいましたが、私は捨てるつもりでいた財布だったので、1880円で出品しました。
すると、寝ている間に完売していたのです。
これが、初めてのメルカリ取引となり、「とりあえず、売ってみるものだ」というやる気に繋がった経験があります。
売れない時の対処法
出品しても売れない時には、ライバル商品の相場をよく見てください。
スーパーのチラシなどでも、1円でも安い店をみつけると、それ以外の店では買う気がしなくなったりしませんか?
一度最安値を見てしまうと、妥当な値段でも高く感じてくるものです。
ですから、メルカリでも「他者より少し安くする」という視点が大事です。
競争相手が少ないレア物の場合、このような苦労はなく、単純に値付けの問題だけだと考えれば良いです。
あとは、写真をできるだけ消費者目線で用意することです。
気になるであろう部分をアップで撮影する等、買い手が決断できる状況をつくりましょう。
また、文章によって不安な部分を補完することも売れ行きに影響します。
数日間たっても動きが無い時は、一度出品を取り消して、もう一度リライトしてみてください。
これだけでも、かなり売れ方が変わってくると思います。
まとめ
発送作業は、梱包さえ終わってしまえば、とても簡単な流れになっています。
一度やってみれば、その手軽さを実感すると思いますよ。
できるだけ早い対応をしてあげるように心がけましょう。
一日経過して反応が増えない場合は、価格を下げる等の工夫をしてみてください。
一度取り消して、写真などを変えてみるのも良いと思います。
意外に高値で売れることもありますので、是非トライしてみてください。