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e-Taxに必要な電子証明書の申請方法

e-Taxは、WEBで確定申告を行なえる便利なツールですが、これを利用するには電子証明書というものが必要になります。

そして、この電子証明書は、マイナンバーカードと一緒に申請することができます。

この記事では、市役所や出張所等で発行する際の手順についてご紹介しています。

 

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電子証明書とは

電子証明書とは、特定のサイト等を利用する際に、第三者(認証局)が本人であることを電子的な証明で確認するためのものです。

ネット上での印鑑証明書だと考えれば分かり易いかもしれません。

 

e-Taxを利用する際には、利用者が電子署名を行うことになります。

その電子署名に使用するのが、「電子証明書」で、事前の届け出によって取得しておく必要があります。

 

マイナンバーカードなど、ICカードに組み込まれた電子証明書が一般的ですが、これを利用するには、ICカードリーダライタ(3千円程度)が必要になります。

 

マイナンバーカード以外の電子証明書を使う場合には、専用ソフトが必要になる場合があります。

この場合には、インストールマニュアル等に従い、インストール及び設定を行うことになり

ます。

 

マイナンバーカードの申請

住民票のある市区町村役場で、マイナンバーカードに電子証明書を記録してもらうことができます。

原則として、電子証明書の発行・記録の手数料は無料ですが、各地方自治体等によって異なる場合も考えられますので、事前にご確認ください。

 

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実際の手続き

住民票のある市区町村役場の受付窓口等に行くと、担当孫口で申請書をもらうことができます。

これに必要事項を記入し、証明写真とマイナンバーカードを添えて申請書を提出します。

(証明写真については、役所の中に有料の撮影機があると思います)

 

個の際、本人確認書類が2種類必要になりますので、準備しておきましょう。

免許証等の写真が入った証明書と、保険証等を用意すると良いと思います。

 

暗証番号の設定

窓口に必要書類を提出すると、別の書類が用意されます。

ここには、電子証明書の暗証番号を記載しなければなりませんので、あらかじめ考えておいてください。

 

署名用電子証明書については、「6桁~16桁の英数字」、利用者証明用電子証明書は、「4桁の数字」を設定しなければなりません。

この作業の後、WEBカメラのような装置で顔認証を行い、照合作業を行います。

(1分程度で完了します)

 

電子証明書の受取り方法

その日のうちに窓口で受け取れるケースがあるのかもしれませんが、私の場合には後日郵送という流れでした。

 

暗証番号等を記載した控えの書面を受領して一度帰宅することになります。

約一か月後、日本郵便㈱から通信事務郵便が届きます。

 

これには、受取日を指定する連絡先が記載されていて、自分の都合の良い日時を指定して本人が受け取ります。(本人限定の特例型郵便又は郵便局での受け取り)

受け取り時には、再び免許証等での本人確認が必要になります。

 

電子証明書は、原則として発行の日後5回目の誕生日まで有効です。

ただし、署名用電子証明書については、住所・氏名・性別が変更された場合には無効となります。

さらに、電子証明書の格納媒体であるマイナンバーカードの有効期間が満了となった時点で、電子証明書の有効期間も満了します。

 

電子証明書の登録

e-Taxに必要な電子証明書を入手したら、WEB上でこれを登録する必要があります。

あらかじめ電子証明書をe-Taxに登録しておくことにより、その確認のための処理を短時間で行い、送信者への受信通知を速やかに送信できるようになります。

登録手順については、コチラに掲載されています。

 

更に、e-taxを利用する際には、ICカードリーダライタ(3千円程度)が必要になります。

将来的には、スマホで読み込みができるようになると思いますが、現時点では検討中の段階です。

 

まとめ

こうしてみると、意外にe-taxを利用するのは大変です。

手続きが複数必要な上、カードリーダーまで購入しなくてはいけないので、どちらが便利なのかよく分からないですね。

将来、スマホ携帯で読み込めるようになれば、かなり便利になるとは思います。

とりあえず、登録だけ済ませておくのも良いかもしれませんね。

-マネー

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