マネー 株式投資情報

コロナショックが金融危機を呼ぶ可能性

コロナウイルスは、ブラックマンデーを超える大暴落を発生させ、日本の株式市場をも襲いました。

NY市場(ダウ)は、一日で3000ドル近い記録的大暴落となりました。

今後の株価の行方についても、かなり悲観的な状況で、現金化の動きが加速しています。

投資では、リスクを把握することが大切ですので、コロナショックによる今後の最悪シナリオを想定しておきましょう。

 

クレジット危機

アメリカやヨーロッパには、ハグをする文化があります。

抱き合ったり、キスをすることが挨拶代わりになっているような国では、コロナウイルスはあっという間に広がります。

 

トランプ大統領によれば、コロナウイルスの終息は、8月以降になるだとうとの見通しです。

しかし、アジアに比べて、感染拡大のスピードが早い可能性があり、想像以上に感染が広がっている可能性もあります。

 

もしも、アメリカで急激に感染拡大した場合、次に心配なのはクレジットリスクです。

アメリカ(トランプ政権)は、オバマケアを廃止していますから、国民の医療費負担は大きなものになります。

 

お金が無い人は、カードを使うしかありませんから、国民全体の借金量が増えることになりますし、買い溜め等の必要性でカード使用が増えることが懸念されます。

財政出動によって治療費を無料化する等の政府対応が出れば、少しはクレジットリスクをカバーできますが、働けなくなる期間が生じることでクレジットリスクは高まるでしょう。

 

借金してでも「健康には代えられない」ということになる一方で、失業率や倒産件数等が伸びていくのは目に見えています。

結果、返済ができない人の増加や、消費の低迷に繋がることは確実ということをマーケットが織り込んでいるという事ですね。

 

新型コロナウイルスの政府対応で株価暴落の予感

  中国の武漢で発生した新型コロナウイルスの拡大懸念を受け、日本政府が現地にいる日本人を緊急帰国させる措置をとりました。 この対処自体に問題があるわけではありませんが、日本に到着してからの対 ...

続きを見る

 

経済的打撃の実態

リーマンショックの時は、金融機関にそのリスク原因がありました。

一方、今回のコロナショックの場合は、原因が一過性のものであり、全く事情が違うと言うアナリストが多いです。

治療薬が見つかれば正常化するという期待が持たれていますが、そんなに甘い話ではないかもしれません。

 

リーマンショックの場合、株価の暴落によって経済が悪化した側面が強かったと思います。

今回のショックは、「町の様子が変わった」という実感がありますよね。

そして、その損失が予想以上に大きな可能性があると感じ始め、市場が暴落したのだと思います。

 

株価の暴落事態はよくある事ですが、それに伴って経済活動が実際に停止するというのは珍しい事です。

普段、私達の生活と株価の状況は、あまり相関性がないことが多いですよね。

 

しかし、今回のコロナショックでは、明らかに街から人が消え、人々の行動が変わりました。

遊戯施設やイベント等が次々と中止され、飲食店は閑古鳥が鳴く状況に陥っているケースも多いようです。

企業倒産と個人のクレジットリスクによって、第三の暴落が起こることも有り得るのかもしれません。

 

スポンサーリンク

ウイルスの進化

悲観的な意見で不安を煽るつもりはありませんが、ウイルスといものは変化するのが常です。

インフルエンザの例を見ても、ウイルスは少しずつ変化し、過去に患ったインフルエンザの抗体が効かない場合がありますよね。

 

コロナウイルスの研究が進み、インフルエンザと同じように、毎年このような危機が訪れるかもしれないということです。

特効薬が出来たとしても、それを改良するまでの間は不安が広がります。

 

今後、「新しい型が発見された」といったニュースが出てくると、今回のショック安を連想した売りが出る可能性があります。

一度終息したとしても、このようなニュースで再び恐怖が広がり、しばらくは上昇できない状況が続くのかもしれません。

 

新型肺炎コロナウイルスの正しい対処法

新型コロナウイルスの予防対策については、ハッキリとした方法が認知されなければいけませんよね。 新種のウイルスの場合、詳しい情報が出てくるまでに時間がかかりますし、ワクチンの開発にはまだまだ時間がかかり ...

続きを見る

 

追証と投げ売りの連鎖

振り返ってみれば、どこで買っていても損になる下落となったことで、個人投資家には追証の発生も相次ぐはずです。

そして、これに伴う投げ売りも続きやすくなります。

 

投げが投げを呼び、買い手は長期視点の投資家だけの相場になることが予想され、必要以上に下落する場面を繰り返しながら、反転材料のニュースを待つことになりそうです。

 

ワクチンができたとか、感染者数が減少して制限などが解除されるといったニュースでは、一度は反発すると思われます。

しかし、そこから失った経済損失を取り戻すには時間がかかるわけですから、多くの投資家はすぐに利益を確定しにいくのではないでしょうか。

 

オリンピックの延期

個人的には、日本でのオリンピックは延期すべきだと思います。

オリンピックは、国民のお金を使って多額の投資をしているのですから、絶対に成功させなくてはいけないイベントです。

 

選手の気持ち等も大切ですが、それ以前に最大の経済効果を上げることも目的の一つです。

オリンピックは、出場する選手のためだけに開催されるものではありませんよね。

 

1年延期することで、確実に経済効果は増大します。

今年の開催をすれば、棄権する選手もいるでしょうし、観客動員数等も振るわないでしょう。

スポーツ選手にとっての1年は、とても大きなものだとは思いますが、それ以上に国民全体(日本経済)のことも考えなければならないと感じています。

 

まとめ

今後予想できる最悪のシナリオは、世界的にウイルス感染が広がり、世界恐慌へと繋がる事です。

医療崩壊や医療破綻が生じるレベルになれば、リセッション等というレベルでは済まなくなる可能性があります。

金融業に悪影響を及ぼし、為替変動等によって企業業績を悪化させ、世界恐慌に陥ることになれば、コロナウイルスが奪ったものは「世界経済だった」ということになりかねません。

世界各国が、冷静に対応し、一日も早く終息することを願っています。

-マネー, 株式投資情報

Copyright© Blobuzz Club , 2020 All Rights Reserved.