国民全員に10万円が給付される『特別定額給付金』の申請受付開始時期と、申請方法についてまとめます。
各市区町村によって、当初は、申請受付の開始時期が異なりますので、すぐに申請できるように準備をしておきましょう。
10万円給付の申請開始時期は?
10万円の給付金は、実施者が市区町村となっています。
国は、給付することを決断し、それぞれの自治体へ実務を任せ、お金だけを負担する仕組みです。
この為、皆さんが住んでいる各市区町村に対して申請を行うことになります。
給付対象者は、令和2年4月27日時点で住民基本台帳に記録されている人です。
受給権を持っているのは、その世帯の世帯主とされていますので、必ず世帯主による申請を行ってください。
給付は、原則として世帯主本人の銀行口座へ、家族分がまとめて入金(振込)されます。
給付されるまでの日数(期間)
申請開始時期は、5月2日以降からWEB申請の受付が開始されている市区町村があります。
WEB申請をいち早く完了した人達への支給が最短になるはずです。
私の場合、5月3日に申請し、5月18日に振込が完了されました。
郵送の受付が増加すると、振込完了までの日数がもう少し長くなると思いますので、いづれにしても早めの申請を心がけましょう。
自治体によっては、WEB申請の入力ミスや、複数回に及ぶ申請に対するチェック作業に手間がかかる状況に陥っている為、給付時期が遅れています。
WEB申請をする人は、この記事にある申請手順を読んで参考にしてください。
郵送での申請方法
市区町村からの案内が届いたら、説明書きに従って申請書を郵送します。
本人確認のための添付書類や、振込口座の指定情報を忘れずに返送してください。
記載に誤りなどがあると、申請期限を過ぎてしまう可能性もありますし、振込が遅れることに繋がります。
詐欺などにも注意が必要ですので、家族で確認(チェック)し合って送付するようにしてください。
オンラインでの申請方法
電子署名が可能なマイナンバーカードを登録している人は、オンライン申請が可能です。
マイナンバーカードの申請には、約1カ月がかかりますので、現時点で所有していない人は、基本的に郵送での申請となります。
マイナポータルというサイトから、10万円給付専用の窓口に入ることが出来ます。
ここで、自分の住んでいる市区町村を選択すると、現時点での受付状態等も確認できます。
マイナポータルは、携帯スマホアプリからもログインすることができますので、スマホをカードリーダーにすれば、スマホで手続きの全てを完結することも可能です。
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スマホをカードリーダーにして申請する方法
大前提として、スマホをカードリーダーにする場合、対応機種であることが必須です。
マイナポータルでの申請には、口座情報を記載したデータが必要になります。
スキャナーや写真等で振込先口座と氏名等が確認できるように、データ添付するわけです。
画像は、パソコンからメール等を使ってスマホ側にダウンロードしておきましょう。
準備が整ったら、スマホにマイナポータルAPをダウンロードし、所定の入力事項を埋めます。
すると、最後に電子認証を完了するためのボタンが出現し、マイナンバーカードをスキャンするように求められます。
この際、スマホにマイナンバーカードを接触させ、マイナンバーカードを登録した際に指定した暗証番号を入力します。
情報を送信するかどうかの最終確認が表示されたら、「送信」を押して完了です。
登録メールアドレスに控えを送付する選択ができるので、忘れずに選択してください。
データで控えと添付データ等を補完しておくことも忘れずに。
私の場合、作業開始から申請完了まで約20分位でした。
実際に給付(振込)が行われるまでに要した営業日は、8日間でした。
まとめ
オンライン申請の具体的な申請手順は、私が実際に申請を完了した感想などを記載しました。
郵送での方法については、市区町村から届く書類を確認しましょう。
申請書類については、5月中旬に発送を完了している自治体が多いようです。
とりあえず、現時点で準備しておくのは、振込先の口座をどこにするのかを決めておく事と、本人確認書類等を用意することです。
どちらもコピーが必要ですので、あらかじめ準備しておくとスムーズです。
口座情報は、通帳のコピー(口座番号が記載してある面)か、キャッシュカードのコピーを使用できます。
本人確認書類は、免許証やマイナンバーカードのコピーを使うのが一般的です。
申請者が増加すると、給付までの期間が長くなることが予想されます。
しっかり準備して、できるだけ早く申請を終えましょう。