保険業界では、ライフネット生命を筆頭に、WEBだけで保険契約を完結するシステムが台頭しています。
そして、メタバース等の進歩によって、益々このようなWEB契約の在り方が進化していく事になりそうです。
人の手が必要ない時代の到来に、恐怖感を覚えている営業マンも少なくないことでしょう。
具体的に、どのように消費者心理が変化し、どんな対応をしていくべきなのか、この記事が何かのヒントになれば幸いです。
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保険業の業態変化
保険は、いざという時に連絡する相手が「きちんと対応してくれる」という安心感も大事ですよね。
この為、WEBでの契約よりも、営業マンを介す契約プロセスが主流です。
社会がテレワークやネットショッピングに慣れると、WEB上での契約に抵抗が無い人達が増えます。
私自身に当てはめてみても、数年前なら「保険をWEBでは契約することはない」と思っていたのですが、意識の変化によって自動車保険をWEB契約するに至りました。
心理的な『慣れ』は、人の行動を変えるのだと、自らの体験で学んだような恰好です。
WEBでの契約は、画面上でコストの比較ができますし、金額的に安くなることが多いです。
この為、「知ってしまうと、契約しない手はない」といった感覚がありました。
このように、本来ならWEBで契約に至らないはずだった顧客が、WEB契約するようになっている現実があります。
この消費者行動の変化に対応すべく、第一生命もWEB上での契約完結サービスの提供を開始しています。
いよいよ、新時代の幕開けで、これから各社のサービス競争が始まるでしょう。
近い将来、保険はWEBで契約するのが当たり前になるのかもしれませんね。
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節約意識の変化
コロナウイルスでの経済打撃で、家計が苦しくなった人も少なくないでしょう。
インフレや円安状況下では、節約意識が高まり、保険の見直しや解約も増えそうです。
ウイルスとの長い戦いで、「人に接触したくない」という感情が強まった人も多いです。
営業マンのような業種の人とはなるべく会いたくないはずですから、WEBでの相談業務や契約が有利な状況は続きそうです。
オペレーター等がしっかりと対応し、「かえって安心だ」という風潮が広がれば、営業マンの存在意義は本当に無くなってしまいます。
営業マン達は、この「存在意義」に目を向け、戦略を持たなければ、生き残ることは不可能でしょう。
WEB動画による戦略
今後、幅広い業種において、WEBでの打ち合わせや、相談業務を獲得することが生命線になります。
プルデンシャル生命では、早くも、社内コンテストによってWEB動画での差別化を図る取り組みをしているそうです。
今までTV番組がやっていたことを、民間企業がHP上でやらなくてはいけないわけです。
プロデューザー視点での番組作り(企画力)と、面白さ、誠実さ、伝達力等、総合的な能力が問われるだけでなく、容姿についても今までより大きなポイントになるでしょう。
これまでの実力主義とは少し様相が変わり、営業マンもタレント化していく気がしています。
容姿面でのメリットも、これまでより大きくなるのではないでしょうか。
これからの保険営業には、心理学の活用や、動画づくりのノウハウが必要になるという事です。
同じ内容でも、ターゲット(性別や年齢)に合わせて見せ方を変える等、WEB制作上の戦略が差別化に繋がります。
各社のホームページには新しい形態のWEB相談窓口が開設され、今後は、テレビCMよりもアフィリエイト広告等に資金を投じるようになるのではないでしょうか。
WEB契約は、人件費コストが圧縮される為、保険会社の利益を上げる可能性が高いです。
新しい集客方法
今後の集客に困っている人や、保険の契約が上手く取れていない人は、是非とも気軽にお問合せください。
ビジネスマッチングの相手を抱える仕事をしているので、かなりの確率で保険に繋がる紹介等ができます。
実際、私との出会いで保険契約が飛躍的に増えた営業マンもいますので、試してみる価値はあると思います。
ノウハウの流出になってしまうので、ここでは詳しく記載できませんが、飛躍的に契約を増やすことができる新しい集客方法があるのです。
東京限定の対応になりますが、チャレンジしてみたい方はお気軽にご連絡ください。
まとめ
AIは、人間よりも正確に保険商品を説明し、あらゆるパターンの試算を瞬時に表示します。
WEBサービスに勝てる部分は、「個人間の信頼関係」以外にありません。
そして、できるだけ「WEBでは提供できないサービス内容」に特化することです。
そのための鍵となるのが異業種とのコラボで、私はこのようなビジネスマッチングを無料で行っています。
ご興味があれば、相乗効果のありそうなビジネスパートナーをご紹介しますので、お気軽にお問合せください。
※お問合せの際は、この記事のタイトルを記載してください。