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意外と知らないAI(GPT)の真実

このところ、ChatGPTに関する話題をよく目にします。

誰の目から見ても、このツールが普及することは間違いないですし、誰もが同じような未来を予測し始めています。

仕事がなくなるとか、産業構造が変わるといった漠然とした話ではピンとこない人もいると思います。

そこで、もう少し具体的な未来予測についてまとめてみたいと思います。

 

ChatGPTに聞いてみた

IT業界やコンサル業界等では、GPT技術によって不要となる人員を見越してリストラを始めている様子があります。

そこで、ChatGPTにこんな質問をしてみました。

 

ChatGPTはどんな分野で活用される?

得られた回答は以下のようなものでした。

  1. 自動運転技術 自動運転車が普及することにより、交通事故の減少や交通渋滞の解消が期待されています。
  2. 医療分野 AIを用いた医療診断や治療の精度向上が期待されており、早期発見や適切な治療の選択肢の提供などが可能になることが期待されています。
  3. 金融分野 AIを用いたデータ解析により、顧客のニーズを把握し、適切なサービス提供が可能となることが期待されています。
  4. 製造業分野 AIを用いた品質管理や生産プロセスの最適化により、生産性の向上やコスト削減が期待されています。
  5. 教育分野教育AIを用いた教育支援が注目されており、個別学習の支援や、学習効果の最適化などが期待されています。
  6. ロボット分野 AIを搭載したロボットの活用が広がり、労働力不足の解消や高度な業務の自動化などが期待されています。

 

要するに、分析やアドバイスを行う仕事や、管理業務等で活躍するという事ですね。

超有能な秘書がつくイメージでも良いかもしれません。

そして、ほんの数年でMicrosoftの他、様々な企業が自社製品に特化したAIを搭載するようになります。

当然ながら、その活用幅は急激に拡大し、様々な業種において人員削減を考える企業が増えるでしょう。

 

AIを使いこなす人が勝つ時代?

今後、AIを使って新しいサービスを実現するとか、効率化を進めることのできる人は状況が大きく良化します。

極端な話、自分のアイデアを実現できる人は何かを形にするまでのスピード感が増します

コスト面においても、会社規模においてもミニマムな経営で利益を上げることが可能になるのです。

 

一方、巷で騒がれているように、AIで仕事を奪われる人も出てきます。

コンサルタント、アドバイザー、カスタマーサポート、事務作業員、評論家、スクール業、WEB運営会社等、幅広い分野に革命的な変化が起こるからです。

 

例えば、英語を学習したい人はAIに習えば無料ですし、通訳もいらなくなるので、英語を媒体としたスクール事業は消滅するのも時間の問題かもしれません。

 

仕事を失った人たちは、アナログな仕事へと転職することになるでしょう。

また、そのような仕事の求人数が増加するので、結果的に最低賃金に近い単価になるのではないでしょうか。

(企業側は、同じレベルの人材なら安い方がいいので、安い条件で働く人を採用するようになる)

 

大手IT企業では大規模なリストラが始まっている

マッキンゼー等の大手コンサル会社や、メタ・Google等の大企業でリストラが目立ちます。

銀行業においても、本当に優秀な人だけを採用し、全体人数を減少させている傾向にあります。

 

既に、静かに社会でリストラが促進されているのです。

一般の労働者達が気付いた頃には大手のリストラは終わっているのかもしれません。

 

中小企業でもリストラが始まるまでのタイムリミットはそれほど長くはないでしょう。

勿論、業種によりますが、様々なAIツールが開発される度に、必要性のなくなる人材が出ることは間違いないのです。

 

リストラされた人達が向かう仕事

では、突然リストラされた人達が行く就職先には、どんなものがあるでしょうか。

おそらく、それは以下のような業種です。

 

少し行動力やビジネスセンスのある人は、投資やネットビジネスに着手する人も増えそうですね。

また、ブログやYouTube等でのアフィリエイトでの副収入を目指す人が増えるかもしれません。

 

リスクを嫌い、営業職等も苦手・・といった人達は、介護職・配達業・職人業といった技術職に近い職場に行き着くことになるでしょう。

人手が足りない業種は、AIが代替できない仕事になるということです。

 

GPTの活用でチャンスは平等になった

現在は、ChatGPTをはじめとしたAIツールについて、まだ発見されていない活用法がたくさんある状況です。

Microsoftでは、自社製品に特化した活用法を素早く打ち出しており、間もなくoffice365が劇的に便利になります。

プレゼン資料や表計算の作成、WEB会議の議事録や共有等が本当にAIによって実行できるようになるのです。

 

3メガバンクでも、各行で独自のGPTツールを取り入れると発表されていて、銀行業でもAI利用が常識化しそうです。

このような発想で、各社が想像を超えた活用法を打ち出してきます。

 

スポーツ界などでもデータ分析での活用法が常識化していくと思います。

例えば、今話題の大谷翔平選手のような優秀なバッターを攻略するためにChatGPTによるデータ管理・分析を行うことができます。

自分がどのように攻略されているのかも、一瞬で分析してもらうことができますから、AIを使わないことがリスク(不利)になっていくでしょう。

 

個人の仕事や学習での苦手分野や攻略ポイント等を分析させ、学力向上に役立てることもできそうです。

AIを活かせば、今まで自分だけでは実現できなかったビジネスが形にできるようになります。

 

今まで以上に、自分を守る(生き残る)ための勉強を怠ってはいけない時代になったと思います。

 

まとめ

アイデアで自分だけの活かし方を見出せる人達にとって、AIツールは最強のパートナーでもあります。

私も、自分だけのAI活用法を考え、これからの方向性と戦略を決めました。

 

ChatGPTの登場は、月額数千円の使用料で超優秀な秘書が雇える時代になったのと同じです。

この変化がいかに大きなものか、まだ本当の意味で気付いている人は少ないのではないでしょうか。

ほんの数年後に劇的に変わった未来があることを想像できる人は、きっとチャンスを掴みやすい人でもあると思います。

今、この世にインターネットやスマホが誕生した時よりも大きなインパクトがある事象が起こっていると捉え、乗り遅れないように対処すべきではないでしょうか。

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