友人知人の多い人等は、そのコネクションがビジネスになるかもしれません。
人との繋がりや交流は、お金に変わるということです。
とはいっても、相手に「金儲け」と思われてしまうのは、せっかくの関係を崩すことに繋がりますよね。
決して、騙すわけではないのですが、相手に気付かれないまま完結した方が良いものです。
まずは、この記事で、その種類と成功パターン等について知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
紹介ビジネス
紹介ビジネスとは、知人等が何かを購入しようとしている際等に、安く販売してくれる会社等を紹介し、その販売元から紹介料をもらうというものです。
簡単に言えば「営業代行」なわけですが、会社に属さずに個人として紹介することができる為、身軽な立場で動くことができるのが利点です。
知人相手に話をするので、信用されやすく、自然な流れで話が進みやすいのです。
実は、この紹介料を出してくれる企業は、かなりの業種で存在しています。
しかし、そのような企業との繋がりを持つ機会が少ないのがデメリットですね。
最近では、このようなコネクションが無い人でも、すぐに紹介ビジネスを開始できるツールが存在しています。
side bizz(サイドビズ)
※詳しくは、上記リンクから公式ページをご覧ください。
不動産系の紹介ビジネス
紹介ビジネスの中でも、不動産に関するものは報酬額が高いです。
かなり種類がありますので、報酬が高いものから、代表的なものをご紹介していきます。
建て替え案件の紹介
要するに、住宅又はアパートの建築案件の紹介です。
知人等が建て替えを検討していたら、「支店長に知り合いがいるから見積もり出させようか?」等と声をかけるだけです。
その見積もりが競合に勝ち、実際に建築まで至った時には、成約価格に対して報酬が出るというわけです。
一般的には、30万円~60万円程度の紹介料になる事が多いです。
担当営業からは、「○さんのご紹介なので、特別に割引させていただきます」等と営業をかけるので、相手に喜ばれつつ紹介料を得ることができます。
仲介会社の紹介
建売を購入しようとしている人に対して、「良い営業を紹介する」とか「仲介手数料を安くしてもらえる会社がある」等と紹介するものです。
成約に至った際には、10万円~20万円の紹介料がもらえます。
売却案件についても、成約すれば同様に紹介料が発生します。
子供が生れた人や、結婚の予定がある人等に事前に話をしておくと、将来的に相手から「紹介してほしい」と言われることもあるかもしれません。
貴方がフィーバックを受け取る事は、一切口外されませんので、話しておく価値はあると思います。
賃貸の仲介についても紹介ビジネスは存在しますが、売買に比べて紹介料は低いです。
リフォーム紹介
住宅リフォームの他、賃貸の原状回復リフォーム等でも紹介料を出す会社があります。
細かいところでは、カーテン業者やインターネット回線等でも紹介料が発生します。
勿論、ガス給湯器や換気扇やアンテナ工事等、電気・ガスに関する工事についても紹介料があります。
小さな工事では、数千円単位の紹介料になりますが、意外に案件は多いです。
知らないだけで、意識して話をすると結構身近に案件があると思います。
引越し業者についても、紹介料が発生する会社は多数ありますので、本人とシェアしても良いと思います。
コスト削減の紹介ビジネス
主に企業に対するビジネスになりますが、成功率の高い紹介ビジネスです。
企業のコピー機や、ビジネスホーン、保険、ウォーターサーバー、郵送費等を安いものに入れ替えるサービスをしている会社があります。
コンサル会社は、入れ替えた設備等の中から利益をとるため、企業側にはリスクがありません。
企業側からすれば、リスクゼロでランニングコストを下げられるので、内容を理解すれば喜んで入れ替えします。
知人の会社等に、「無料でコスト削減してくれるコンサル会社があるよ」等と紹介し、専門家がコスト削減を行う流れです。
後日、コンサル会社側から、紹介者に対してフィーバックが行われる仕組みです。
金額的には小さなものですが、財務コンサル等に発展した場合には、数十万円の紹介料になるケースもあります。
節税保険の紹介
年商数億円規模の企業では、節税保険を知らない経営者もいます。
法人税でとられてしまう利益の一部を損金で落とせる保険にし、将来返戻金として受け取る節税手法です。
詳しい仕組みを理解すると簡単に紹介できますが、面倒な人は、「節税できる保険があるらしいよ」と紹介すればOKです。
担当者が商品メリットを説明し、加入した際には紹介料が入ります。
節税保険は、年間の掛け金が数百万円単位になることもあるので、紹介料も大きいです。
企業側も紹介側も知らないと損をする話なので、かなり有力な紹介ビジネスです。
その他の紹介ビジネス
あまり案件の発生数は見込めないものの、頭の隅にいれておくと副収入のチャンスになるかもしれません。
車の購入、企業への贈花、ケータリング、携帯電話、証券会社等は有名だと思いますので、これら以外の業種を挙げておきます。
冠婚葬祭の案件紹介
結婚式やお葬式等についても、紹介すればフィーバックが発生します。
もっと細かいことを言えば、お墓を購入する石材店や、ケータリング会社からもフィーバックは発生します。
新婚旅行についても、旅行会社を紹介すれば紹介料がもらえます。
結婚式の様子を撮影してくれるサービスを行う会社等も、紹介料を設定している会社があります。
学習塾の紹介
学習塾の他、スクール関連の入会案件については、紹介料をもらえることが多いです。
スクールの場合、友達同士で紹介し合う事が多いですよね。
個人的に感心した事例では、「私の紹介で入った事にすれば、紹介料を戻してあげる」と言い、紹介料の3割程度を塾に入会する側からもらっているケースです。
数をこなすと、こちらのほうが大きな利益になるわけです。
まとめ
この副業は、とにかく紹介するだけで良いという所が最大のメリットです。
リスクは企業側にあるので、最強のビジネスかもしれません。
人脈がある人は、常に副業視点をもっておくと良いと思います。
自分だけが得をするのではなく、相手にとってのメリットを最優先することが成功の秘訣だと思います。