家の鍵を失くしてしまった時には、鍵屋さんを呼ぶ前に試してみて欲しいことがあります。
今現在、とても困っている状況の人もいると思いますが、まずはこれからご紹介する解決手段を読んでみて下さい。
本当に急いでいる場合には鍵屋さんを呼ぶのが一番ですが、お金のかかる事ですから、一通りの解決手段を試した後にするのが得策だと思います。
鍵の管理者
鍵を紛失した場所がわからない場合、家族等に助けてもらうことを考えると思います。
自分以外に鍵を持っている人に頼るという手段ですが、一人暮らしの場合もあるでしょうから、必ずしも解決には至らない方法です。
そんな時、思い出して欲しいのが、不動産業者です。
物件を仲介してもらった不動産業者に連絡をし、賃貸物件のオーナーに対応してもらえないか聞いてもらうという解決手段です。
管理会社にスペアキーを預けているケースもありますので、聞いてみる価値はあると思います。
この際、本人確認や鍵の種類等についていろいろと聞かれることになりますので、あらかじめ準備しておいてください。
対応してもらえる場合、本人確認書類が必要になります。
万が一の時のために、スマホの中に免許証の写真等を保存しておくと良いと思います。
勿論、オーナーの連絡先を知っている場合は、そちらに頼っても良いと思います。
不動産業者からすれば、一銭にもならない仕事なので「対応できない」と言われるかもしれませんが、親切な業者もいますから思い切って聞いてみましょう。
遺失物の可能性
その日の行動を振り返り、落とし物として届けられている可能性がある場所があれば、一通り連絡してみることも有効です。
店舗等の連絡先は、スマホですぐに調べられる時代ですから、連絡して店員さんに確認してもらうと良いと思います。
このような連絡をした場合、折り返しの連絡を待つことになるケースもあります。
この間の時間を使って、自宅の小窓や、ベランダ等で鍵が開いている部屋がないか思い出してみてください。
レアな例ですが、トイレの小窓を取り外して室内に入れたケースがあります。
古い家のサッシは、小窓サッシを少し上に持ち上げて外せるタイプがあるのです。
鍵さえかかっていなければ、そこから入れる可能性もあります。
鍵屋さんに頼る場合
状況的に、鍵屋さんを呼ぶしかない場合には、近隣の業者を探すことになります。
「鍵 レスキュー」とか、「鍵 紛失 緊急」等で検索すればすぐに見つかると思います。
地域名も合わせて検索し、なるべく早く来てくれる業者を探してみましょう。
この際、当然ながら本人確認の作業が必要です。
本人確認ができない場合は、依頼を断られてしまいますから、まずは本人確認できるものを用意してください。
もしも、手元に本人確認書類が無い場合は、派出所等に行って紛失届を出しましょう。
警察に協力してもらい、鍵業者に依頼を断られないようにできる方法を模索することになります。
現在の住所と顔写真が記載された書類の画像を、スマホに保存しておくのがベストですね。
また、鍵の種類やメーカーについても重要な情報となりますので、合わせて画像で保存しておくといざという時に便利です。
開錠にかかる費用
鍵の種類にもよりますが、出張して鍵を開けてもらう場合、1万円位はかかると思った方が良いです。
オートロックの解除を伴う場合には、更に金額が高くなります。(マンション等)
ディンプルキーと呼ばれる形状の鍵の場合、多くの場合はドリルで鍵を壊して開けることになります。
このような作業を勝手に行うのはマナー違反ですから、きちんと家主(又は管理会社)に連絡をしておきましょう。
オーナー側から、鍵の再取り付けについて何か指示や条件が付くこともありますから、後でトラブルのないように進めることが大事です。
事前対策としてできる事
鍵屋さんに開錠を依頼しなければならなくなった時のことを考えると、事前対策が重要に思えてきませんか?
ちょっとした工夫をしておくだけで、未然に防ぐことができますので、もう一度確認しておきましょう。
まず、不動産業者等に問い合わせる際、本人確認に使える書類を持っておく事が大事です。
画像データにしてスマホに入れる等、工夫しておきましょう。
また、家主や管理会社の連絡先も登録しておくとスムーズに対処できるはずです。
物理的な対策では、スペアキーを財布の中に入れておくといった対策が有効だと思います。
若しくは、自分以外の誰かにスペアキーを持っておいてもらうのも良いと思います。
恋人や家族等に渡しておけば、待ち合わせて鍵を受け取ることもできるでしょう。
鍵屋を呼んでお金がかかるよりは、どこかで時間を潰していたほうが良いですよね。
まとめ
落とし物や忘れ物をよくしてしまう人は、今回の記事でご紹介した事前対策を講じておくことをお勧めします。
鍵を失くした時の対処も大事ですが、そもそも鍵を失くさないようにすることが最も重要ですよね。
落としにくいホルダーを使用する等、未然に防ぐ工夫から始めましょう。