独身女性の悩みで最も多いのは、「将来不安」だそうです。
他にも色々あるのでしょうが、やはり経済的な不安や、孤独死への不安等が大きいということだと思います。
私の知人女性も、離婚によってこの不安に悩まされ、婚活を始めました。
彼女の体験を通じて、皆さんに婚活の実態(一例)をご紹介したいと思います。
人生が大きく変わる話かもしれませんので、参考にしていただければと思います。
婚活への躊躇
婚活を始めるのって、少し勇気がいりませんか?
勇気というか、なんとなく積極的になれない億劫な感じかもしれません。
婚活に成功した知人女性の話によれば、そんな風に感じる理由を考えることろから始めたそうです。
彼女は、離婚が原因でシングルになりましたが、1年が過ぎた頃にようやく次のパートナーについて考えられるようになったそうです。
一度は「一人で生きて行こう」と決めたそうですが、老後のことなどを考えると、やはりパートナーは欲しいと思うようになっていったそうです。
立ち止まっていても出会いは無いので、婚活サイトを覗くようになったそうです。
でも、やはり躊躇する自分がいて、しばらくは応募することはできなかったようです。
躊躇する自分に違和感を覚え「婚活したいのに、なんで応募したくないのだろう」と考えた結果、ある答えにたどり着きました。
婚活サイトが原因
ネットサーフィンしては、色々な婚活サイトを覗いていた彼女が気付いたのは、こんな感情だったそうです。
「婚活サイトに登録する男性なんて、変な人が多いだろう」
要するに、結婚できずに婚活サイトを使うような男性に魅力を感じられるのか?という気がしたのだそうです。
また、結婚詐欺のリスクや、本当に良い出会いがあったとしても、振られて傷付くリスクがあると感じていました。
彼女を変えた言葉
彼女が実際に婚活サイトを使うまでには、約2カ月程度を要したそうです。
最終的に背中を押したのは、友人の言葉でした。
友人は、彼女(Aさん)にこう言ったそうです。
「Aちゃんが婚活サイトに登録したとしてさ、その瞬間にAちゃんは変な人になる?」
これでAさんは目が覚めたそうです。
婚活サイトを利用しようと迷う人達は、皆が自分と同じように「普通の人」なのだと気付いたわけです。
勿論、想像していたような「変な人」もいるでしょうが、基本的には気持ちは一緒のはずだと思えたわけです。
「登録したら変人なのか」と聞かれたことで、自分が差別的な思考をしていたことに気付いたそうです。
昨今では、ネットショッピングは当たり前になりましたし、オフ会などにも抵抗が無い人が増えていますよね。
ですから、行動するかしないかの違いで、意外に普通の人が多いのです。
合コンに参加するくらいの感覚で取り組む気楽さが出てきて、婚活サイトの探し方にも少し変化が起きていったそうです。
初心者向けの婚活サイト
Aさんが辿り着いた結論は、「初心者が参加しやすいサイトを探す」というものでした。
つまり、同じ境遇の人達の気持ちを考えると、比較的参加しやすい形態の婚活サイトが良いと考えたわけです。
同じような境遇(婚活レベル)の人が参加する婚活サイトを利用するのがコツということですね。
婚活に向けた覚悟
Aさんは、当時36歳でしたが、初めての婚活で良い男性と巡り合い、交際を始めました。
そして、9カ月程度の交際を経てゴールインし、今でも幸せに暮らしています。
相手の男性もバツイチで、出会った当初はお互いの離婚理由を知ることから始めたそうです。
相手の男性は、前妻が医療の仕事をしていました。
仕事優先になる生活が続き、すれ違いが大きくなっていったそうです。
やがて、一緒にいる意味がわからなくなり、喧嘩も増えたそうです。
子供がいなかったこともあり、お互い離婚に合意した事情がありました。
一方、Aさんは、元旦那の浮気が原因で離婚したので、「もう二度と同じ思いはしたくない」という強い気持ちも最初に伝えたそうです。
お互い、少なからず傷ついた者同士、理解し合える部分も多かったようです。
本当に良い出会いになったパターンですよね。
子供は作らなかったようですが、二人でよく旅している姿をSNSで見かけます。
まとめ
私は、Aさんの事例で、「ほんの一歩踏み出すだけで本当に人生が変わるものだ」と改めて感じさせられました。
第三者の私から見ても、こんなに呆気なく良い相手が見るかるなんて思ってもみませんでした。
やはり、「行動する」という気持ちが人生を変えますね。
婚活に迷う人は、思い切って一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。