JRの特急「かいじ」や「あずさ」を初めての利用する人は、発券の仕組みや乗り方等について不安がありますよね。
とても便利な列車ですし、意外に乗車手順も簡単です。
この記事では、八王子駅から「あずさ」に乗る時の手順について、分かり易くご紹介したいと思います。
八王子から新宿まで2駅!
朝早くに都内へ行かなくてはいけない時や、コロナ対策として満員電車に乗りたくないといった事情がある人は、「あずさ」や「かいじ」を利用すると良いと思います。
都内に用事がある時には、とても重宝する列車です。
車内は、一度使ってしまうと、普通の電車で都内に行けなくなってしまうくらい快適です。
通常、八王子から新宿までは、中央特快でも約42分かかりますが、スーパーあずさを使えば約34分で移動できます。
八王子を出てからすぐに立川に停車し、その後は新宿までノンストップです。
乗り場と指定席
あずさの特急券を購入すると、車両番号と座席番号が記載されています。
列車番号は、駅のホーム上に表示されていますので、乗車券と同じ列車番号の乗り場へ移動して待ちましょう。
乗車券の購入方法には、いくつかのやり方がありますので、追ってご紹介していきますね。
指定席ですので、貴方の購入した席は必ず空いているはずです。
誰かが座っていたら、おそらく間違えているだけなので、声をかけて座席番号を確認してもらいましょう。
グリーン席は価格が倍近い金額になりますが、こちらは飛行機でいうビジネスクラス的なシートになります。
空調も自分用の通風口がありますし、足かけや折り畳みのテーブルもあります。
松本方面から乗ってくる方が多い印象ですが、八王子からでも空席はありますので、たまには贅沢してみてはいかがでしょうか。
あずさの料金設定
特急券は、特急列車に乗車するための料金だと考えてください。
ですから、通常の電車で必要になる電車賃は別です。
例えば、あずさに乗って八王子から新宿へ行く場合、「八王子⇒新宿」の電車賃(IC運賃)が482円です。(2020年8月現在)
切符運賃なら、490円がかかります。
これとは別に、あずさの特急券が760円かかりますので、IC運賃の場合なら、合計で1,242円になります。
切符運賃だと、1,250円ですね!
早く着けるメリットに約700円を支払うという感覚で良いと思います。
因みに、グリーン席の利用は、電車賃とは別に1,280円かかります。
乗車券の購入はどこでするの?
最も簡単な購入方法は、発券機を利用する方法です。
特急券が購入できる券売機は、少し色が異なっているのですぐに分かると思います。
タッチパネルで、乗りたい列車を選択し、人数等もここで指定できます。
空席状況が座席表示されますので、何号車のどの位置で座席を確保できるかが一目瞭然です。
複数人の購入も同時に行えます。
感覚的に使えますので、初めての人手もそれほど迷う事はないはずです。
それでも自信がないという人は、駅員さんに聞くと一緒に入力してくれますよ。
びゅうプラザ等での購入
券売機は苦手!という人は、改札の外にあるびゅうプラザ等の窓口でも購入できます。
但し、定期券の購入や、払い戻しのお客さんもいるので、時間がかかることが多いです。
口頭での購入に安心感がある人は、窓口購入がいいかもしれないですね。
ホーム上で購入する
特急列車が停まるホーム上には、発券機が設置してあることが多いです。
これを使えば、いちいち改札の外まで出なくても良いので便利ですよね。
横浜線から八王子で乗り換えをする際等は、ホーム上の券売機を使って指定席をゲットするのが良いでしょう。
他の駅でも買える!
八王子から「あずさ」に乗ろうとする人は、無意識に「八王子で特急券を買わなくては」と思っていませんか?
実は、特急券は、JRの最寄り駅の発券機で予め購入しておくことができます。
席が埋まる前に購入するのが理想ですから、家から一番近い駅で購入してしまうのがオススメです。
例えば、町田駅から電車に乗る人なら、町田駅の券売機で「八王子⇒新宿」と区間指定して特急券を購入することができるのです。
まとめ
最近では、特急券の購入は、えきねっと等のスマホ用のWEBサイトから事前に予約できるようにもなっています。
スマホから特急券を購入することで、数百円の割引が受けられることがありますので、時間に余裕のある人はチェックしてみてください。
「あずさ」も「かいじ」も、一度使ってみれば意外に簡単だと感じると思います。
そして、その便利さにハマる人も多いはずです。
ちょっとした旅行気分で、ゆったりと移動できますので、是非お試しください。
最近は、若い女性等の利用者も増えているようですよ。