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メニエール病と仕事でのストレスの関係性

以前、メニエール病という病気にかかりました。

私は、この病気で人生での大きな決断に迫られることになりました。

そして、現在、またこの病気によって新しい決断をさせられたところです。

同じ病気で苦しんでいる方の参考になればと思いますので、初期症状から治療までの経緯についてご紹介しておきたいと思います。

 

メニエール病の初期症状

メニエール病の詳細については、ネットで検索した方が早いと思いますので割愛します。

この病気は、ストレスや疲れ等が原因になっていることが多いので、初期症状で気付くことが大切です。

 

私の場合、顔を洗った時などに変な浮遊感が生じることから始まりました。

頭を動かす動作をした時に、違和感を覚えることが多かったです。

落下した時に感じるような、フワっとした感覚でした。

 

また、仕事中などに頭痛を感じることが増え、かなり強い痛みの時もありました。

それ以外では、耳が詰まったような感覚がしたり、音がこもることもあります。(耳に水が入った時のような感じ)

 

発症直前の様子

当時の私は、仕事に忙殺される毎日でした。

当時は、上場企業で不動産の仕事をしており、夜遅くまで分単位に近いスケジュールで働いていました。

 

この際、とうとうXデーがやってきたわけです。

会社でパソコン作業をしている時から、少し船酔いのような状況だったのですが、帰宅途中に強い吐き気に襲われました。

 

翌日、目が覚めると、天井がぐるぐると回っていて、目を空けていられない状態でした。

歩く事もままならないので、本当にビックリします。

 

脳の病気か何かで、このまま死んでしまうのではないかと思うくらいでした。

妻も、寝たきりになって働けなくなるかと思ったそうです。

 

治療法

当時の私は、メニエール病を知らなかったので、「脳の病気かも」と思いました。

この為、初めに脳外科を受診してしまいましたが、耳鼻科に行くのが正解でした。

 

耳鼻科では、よく効く点滴があると言われ、それを打ってもらいました。

すると、何も無かったかのように症状が治まりました。

 

原因の排除

メニエールにかかる人の多くは、仕事や家庭でのストレスが原因だそうです。

私の場合、完全に仕事が原因でした。

リラックス効果のある薬を処方してくれるので、これを飲むことを勧められました。

 

解決できない問題を抱えている人の場合、このような投薬に頼ることになります。

それでも改善しない人は、手術をすることもあるそうです。

 

私の決断

私は、薬で誤魔化すような治療法は性に合いませんでした。

根本治療にならない事をしても意味がないので、仕事(職業)を見直すしかないと考えたのです。

 

つまり、働き方を変える道を選びました。

ある意味では、別のストレスがかかる決断でしたが、夜遅くまで働くことはなくなりますし、自分のやりたい事をできる効果に期待したのです。

 

こうして独立をし、今も自分の力だけで生きています。

有難いことに、最近は仕事が増え、法人化も検討しなければいけない状況になってきました。

 

しかし、仕事が増えたことで、また立ち眩みのような症状が出始めてしまいました。

同じ過ちを繰り返さないためにも、また決断の時です。

 

私は、今月に入り、取引先を2つ減らす決断をし、取引先を4社に絞りました。

ゆったりと良い仕事ができる環境を整え、また時期を見て法人化を考えることにしました。

 

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まとめ

メニエール病との付き合い方は、人それぞれ置かれた立場や環境によって異なると思います。

転職や独立の道を選べない人もいるでしょうし、家庭でのストレスはそう簡単に無くなるものではないでしょう。

今目の前にあるストレスが去っても、また別のストレスが発生するのが現代社会の常でもあります。

ですから、自分のよりどころを見つけ、上手く誤魔化していくという器用さも必要なのだと思います。

メニエール病は、真面目で几帳面な性格の人がかかりやすいそうです。

同じ症状がある皆さんは、肩の力を抜いて、少しは頑張らない努力をしてみてはいかがでしょうか。

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