預言や予知といったスピリチュアルなものではなく、各方面の専門家が確実視している災害リスク等は、誰もが知っておいた方が良い情報です。
この記事では、2035年までに高確率で起こると言われている災害リスクと、世の中の変化についてまとめてみました。
新たなパンデミック
シベリア・アラスカ等の永久凍土の中には、古代のウイルス等が存在しています。
凍土が溶けると、炭疽菌のようなウイルスが出てくる可能性があり、専門家はかねてから警鐘を鳴らしています。
各国で異常気象が起こっていて、凍土の解凍速度もスピードアップしていますよね。
温暖化が止まらなければ、最終的に人が住めない星になってしまいますが、その過程においてウイルスによる人口調整が起こるというわけです。
自然の調節機能ともいえる仕組みで、過去の歴史を紐解いてみても、前人未到の森や凍土の中から出てきた病原菌はいくつも発生しています。
過去にあった事象がこの先に起こらないわけがありませんし、環境的には起こりやすくなっているのです。
このような背景から、専門家達は、近い将来、確実に別のパンデミックが起こると言っているわけです。
地中から出土したウイルスは、動物等を媒介して世界中に広がっていきます。
世界は、次のパンデミックに備えて団結しなければいけないのですが・・・戦争を始める愚か者が後を絶たず、未来は明るくなさそうです。
分裂と戦争
足りないものを分け合う精神が育てば戦争は起きませんが、世界のリーダー達はこれに逆行しています。
利権の追求と分断を選ぶので、争いは絶えそうもありません。
温暖化による農業不振、戦争による物資の高騰、インフレによる経済悪化・・このような状態では、足りないものを奪い合う機会が増えます。
すると、また自分勝手な動機で争いを起こす者が現れます。
世界は分断し、経済的にも縮小の一途です。
世界の軍事情勢や経済情勢に長けた専門家達は、世界が高確率で分断されていくと見ているようです。
地震と噴火
地震を引き起こすプレートの中には、一定のスピードで動いているものがあります。
このようなプレートは、タイマーのように一定時間で力を溜め、定期的な周期で力を開放するというサイクルになります。
日本にも、例外なくこのサイクルに合わせて発生している大地震があります。
それが、南海トラフ地震で、高確率で富士山の噴火とも連動していることで知られています。
つまり、過去の解放サイクルから、南海トラフ地震は、かなり精度の高い時期予測ができるということです。
著名な地質学者は、口をそろえて次の南海トラフ地震は2035年前後に発生すると言っています。
2035年を想像してみよう
さて、専門家達が公言している予測を踏まえ、2035年はどんな世界になっているのか想像してみましょう。
コロナに代わる新たなウイルスが蔓延していれば、人と会う機会は減ります。
この場合、経済は益々混迷を極め、メタバース等を利用したリモート業務がメインとなっていくでしょう。
次のパンデミックでは、販売店の営業活動や接客等も仮想空間で行われるようになるはずです。
つまり、再びパンデミックが世界を分断すれば、仮想現実世界を広げる起爆剤になるの可能性が高いのです。
パンデミック下では、人に会わずに完結できる事に価値(需要)が出てきますから、もはや対面での業務に未来はありません。
ですから、未知のウイルスは、確実にメタバースを加速させることになるでしょう。
これに加え、地震・噴火・水害等による大災害が起こった場合、インフラが破壊され、移動等が困難になります。
今後、戦争が広がり、より強力な兵器が使われれば、同様の状況になる国も出てきます。
商業インフラの再興は、メタバース内に代替建築物を持つ方が早いですから、メタバース内に様々な仕事場を設けて各企業が対応することになるはずです。
壊された街並みが、仮想空間ではすぐに元通りにできるのです。
昔を懐かしむ人達も多く訪れるでしょうし、メタバースが広がるスピードが落ちる要素が見当たりません。
既に、現在でもメタバース内に40階建のオフィスビル等が存在していて、その中で大手企業の社員が実際に活動し始めています。
一流企業がいち早くこのようなサービスに着目しているのは、10年先の未来を見ているという事なのかもしれませんね。
何事も起こり得る
ロシアとウクライナの戦争は、誰もが「そこまではしたくないはず」と思っていましたが、実際には戦争状態になりました。
コロナウイルスも数年で終焉するものと考えられていましたが、次々と変異株が出現して現在に至っています。
このように、思惑と現実が乖離することはよくありますが、この原因は予測不能な部分があるからです。
これに対し、南海トラフ地震や次のパンデミック等については、確率・統計的に判断できる部類の予測なので、起こると思っておいた方が良い情報です。
ですから、我々は、どちらにしても大丈夫なように出来る限りの準備をするしかありません。
専門家達が警鐘を鳴らす事象については、高確率で発生すると考えておくべきでしょう。
その上で、各自がとっておくべき事柄を考えると良いと思います。
残された約10年の時間の使い方は、とても重要なものと考えましょう。
まとめ
未知のウイルスで再びパンデミックが起これば、メタバースサービスが加速します。
戦争や災害の後も、低コストで業務を復旧させる媒体としてメタバースサービスが加速するでしょう。
世界中が暗いニュースばかりになれば、メタバースは現実逃避としての意味も持ち始めます。
メタバース世界については、まだまだ進化が必要な状況ですし、その価値を理解できない人達も多いのが実情です。
でも、私は確実に二極化し、2035年までにメタバースを利用する人が過半数を占める時代が来ると思っています。
人に会わないメリットが上回る状況ができれば、成り立たなくなる事業も出てきます。
どちらに転んでも良いように、対応できる知識や準備をしておくことが賢者の選択と言えるでしょう。