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神様の音について

この記事は、神様に関する音についてのお話です。

神事に使う楽器、お祭り等で演奏されるお囃子、仏具的な楽器等、私達の身近なところには神様に関する音がたくさん存在しています。

神仏に関する音は、癒しの効果や祓いの効果の他、神様を呼ぶために鳴らす目的もあるようです。

音楽の世界でも、癒しの声とか、癒しのメロディーといった表現をされるアーティストがいて、人々は特別な音に魅かれます。

今回は、「このような音にどんな意味があるのか」というお話です。

 

音で癒される理由

人間が音で癒される理由は、脳波に関係しています。

要するに、心地よい音を聞くと脳波が変わり、その人の生命活動に影響を与えるということです。

 

一方で、スピリチュアルな世界ではもう少し深い理由があるそうです。

スピリチュアルな音には、人を癒す効果だけでなく、自分の能力を高めたり、祓いの効果を生む音などもあるからです。

 

私達も普段から何気なく耳にしている音楽の中で、勇気をもらえる曲とか、気分が上がる曲があったりしますよね。

聞くだけで力が沸いてくる音楽は、ある意味ではドーピング効果のような役割を果たすことがあります。

一流のアスリート等も、試合の直前まで音楽を聴いている人がいますが、それくらい肉体と精神への影響を感じるという事だと思います。

 

音の正体

人に大きな影響を与えるような音は、大きければ良いというものでもなさそうです。

神秘的な音の多くは、高い音や、澄んだ音のことが多いと思いませんか?

 

音の正体は、科学的には「振動による伝達」ということになります。

音とは、何等かの物質が振動することによって生じているわけですね。

 

逆説的に言うと、振動をさせずに音を出すことはできないという事になりますので、聞こえてくる全ての音は何らかの振動音なのです。

振動が細胞を揺らし、伝達していく過程で私たちの体に「何か」が起こる(影響する)ということでしょう。

 

癒しの声

思わず涙がこぼれてしまうような癒しの声を持つ人は、その声に、人の脳波を変えてしまうような周波数を持っていると考えることもできます。

ボーカリストには、声が高い人が多いですよね。

これは、周波数が高い方が人々の脳に心地よさを与えるからだと思います。

 

癒しの周波数が何Hzなのかは各生物によって異なるかもしれませんが、そんな癒しの周波数が人間の耳に聞こえない可能性もあります。

つまり、振動は出ているけれど人間の聴覚では聞き取ることができないという振動成分を持つ声の人もいるかもしれないのです。

 

楽器からも、そのような周波数が出る可能性があります。

このような音が、神様に繋がる音と考えられるのも納得がいく部分があります。

 

振動の特性

振動は、周波数という単位で表すこともできます。

1秒間に発生している波の数をHz(ヘルツ)という単位で表し、高い周波数であるほど高い音になります。

 

また、音は空気中を伝播する間に音圧が弱くなる特性があり、高い周波数の方が減衰しやすくなります。

この為、低い周波数の方が遠くへ届きやすいこととなり、高い周波数は比較的に近い場所でしか聞こえません。

 

高周波のパワー

仏壇でチーン・・・と鳴らす「おりん」のような高い音は、近くにいる人により強く響きます。

一方、低い音は、遠くまで届く反面、明確な音として捉えにくいです。

 

ズシーンという重低音が心地よいという人もいますが、周波数が低い音は、通常なら不快に感じることが多いものです。

物理的な特性としても、細かい振動は粒を揃えますが、荒くて強い振動は粒を乱します。

 

細胞レベルで考えた時、どちらが肉体や脳への好影響があるのかと想像すると、高周波の方が良い気がしますよね。

スピリチュアル的にも、高周波の音が脳波に影響を与え、能力を発揮させやすくすると考えられています。

 

まとめ

神聖な音には、振動数を上げる効果があり、振動は人間の肉体や精神にも影響を与えるようです。

スピリチュアルの世界では、振動数が低い悪霊等を祓うために高周波な音(鈴の音等)を使う人も多いです。

神通力を持つという人達にも、音を使って人を癒したり、神と繋がるための音を持つケースが見受けられます。

先日、角川春樹さんが神降ろしの儀式をされている様子をテレビで拝見しましたが、やはり高周波な音の出る道具を使われているようでした。(石笛や黄金で造られた鈴等)

きっと、音(振動)には、私達の細胞レベルで何かを起こす効果があるのだと思います。

神様を信じていない人は、科学的にそんな効果があるのだと考えれば良いのではないでしょうか。

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