最近では、走行距離に合わせて保険料が決まる商品等、自分の車の使用頻度に合わせて自動車保険が選べる時代になりました。
調べてみると、かなり保険料が違うことも多いので、40歳を超えたら自動車保険の見直しが必要だと思います。
私の体験した自動車保険会社の比較についてご紹介しますので、この機会に、皆さんも自動車保険の見直しについて考えてみてはいかがでしょうか。
保険見直しの真実
今、あなたの財布に3万円入っていたとして、その中から1万円を取り出してテーブルの上に置いたとします。
そして、その1万円を自らライターで燃やします。
そんなことをする人はいないと思いますが、実は、保険の見直しをしない状態というのは、これと同じ事になります。
補償内容を変えずに1万円安くなる方法があるのに、それを捨てるのは1万円を燃やしているのと同じ事だからです。
自動車保険の切り替えや見直しは、少し面倒なイメージがあります。
ついつい「面倒だからそのままでいいや」と考えてしまいますが、たった30分程度でWEB上だけで完結します。
年間に数万円の差が生まれる事も多いので、強い意志で「コスト削減しよう!」と決めてしまうことが肝心だと思います。
やると決めてしまえば、意外に手続きは簡単です。
保険の見直しは、電気代や食品の値上げ(インフレ)による生活費の増加を抑える効果があります。
オススメの保険会社がわからない
自動車保険の見直しを考える際、最初に思い浮かんだのは「どこの会社がいいのか」という疑問でした。
私は、数年前から極端に車の使用頻度が減ったので、走行距離に合わせて料金が決定する自動車保険が良いと考えていました。
しかし、そんな商品に強いのがどこの保険会社なのか全く知らなかったので、とりあえずネットで調べてみました。
しかし、各社の宣伝や、一括サイトばかりが上位に表示され、「オススメの保険会社」とその違いを分かり易く説明している記事は見当たりませんでした。
おそらく、アフィリエイトや企業広告の力が強く働いていて、これらの情報はあまり当てにならないのではないかと思います。
この時の私と同じ状態の人は、きっと「走行距離で安くなる 自動車保険」等と検索して、情報を求めていますよね。
そんな人達の欲しい情報を以下にまとめておきますので、参考にしてください。
見直しのオススメ手順
安くなる見込みの高い保険会社に個別に問い合わせていくのも良いと思いますが、少し面倒であることも事実です。
一括査定は、そんな人にとって大変便利なツールではありますが、注意しておきたい事もあります。
一括査定サイトはたくさん存在しているのですが、微妙に取り扱っている保険会社が異なります。
「見積もりを試してみたい保険会社が全て含まれているサイト」を見つける事が大切だと思います。
問い合わせ後には、一定の電話営業等があることを覚悟していたのですが、私の場合、一切このようなアプローチはありませんでした。
メールで各社からの見積もりが届き、数日後に郵送物が数社から届くだけです。
私は、昨年も同じ状況だったので、昨年は3万円を捨てていたことになります。
最終的に選んだ保険会社は、SBI損保で、保険料は年間1万5千円ちょっとです。
私のように無駄な保険料を払わないよう、早めに動いてみてください。
走行距離で安くなる自動車保険
私は、誰かの意見を聞くよりも、実際の見積もり価格で調べるのが一番いい!という結論に達しました。
各社の対応力等は、オペレーター(担当者)次第なので、会社云々の差というよりは「当たり外れ」でしかないと思います。
とはいっても、各企業の指導方針等によって多少の違いはあるでしょうから、ネットで見る限りで良さそうな数社に絞りました。
結果、私が見積もりをしてみたいと思ったのは、以下の保険会社でした。
- チューリッヒ
- ソニー損保
- セコム損保
- SBI損保
- イーデザイン損保
- 三井ダイレクト
どれもCM等で聞いたことがある保険会社です。
セコム損保は、CMのイメージが薄いかもしれませんが、自宅の火災保険がセコムなので試してみたいと思いました。
走行距離に応じて安くなる保険会社としては、チューリッヒとイーデザイン損保が強い印象ですので、この2社を個別に見積もりしても良いと思います。
一括査定サイトは色々ありますので、良いサイトを慎重に選びましょう。
見積もり請求後の感想
一括サイトで見積もり請求をすると、数分後には見積もり結果がメールで送られてきます。
各社からも自動的に送信されてくるようですが、比較サイトからのメールだけを見れば全てが比較できるようになっています。(横並びで比較できるレイアウト)
一目で一番安い保険会社が分かるので、あとは上位2社で保険内容やサービス等を比較すれば良いと思います。
私の場合、チューリッヒが最も安かったので、これに決めました。
営業マンからの電話攻撃も無く、本当にメールだけで比較できる便利なツールです。
個人情報を提供することに多少抵抗があったのですが、相手は大手保険会社ですし、便利さが上回る結果です。
保険見直し時に用意するもの
せっかくやる気を出して作業を始めても、必要事項の入力画面で調べなければ分からない事が出てくると、一気にやる気が低下するものですよね。
車の型式とか、グレード等が全て頭に入っている人はいないでしょうから、ネットで調べる前に、以下のものを用意してください。
準備さえしておけば、あとは5分程度で終わる作業でした。
- 車の初年度登録日(年月日まで)
- 車の名前
- 車の型式(車体番号)
- 車のナンバー情報(全て)
- 現在の任意保険の満期日(年月日まで)
- 年間の走行距離数
- 現時点の走行距離
- 現在の保険会社名
- 現在の保険等級
- 事故歴の有無
- 現在の保険証書番号
これらの情報が記載されている書類は、「車検証」と「保険更新の案内書」等です。
少し準備が面倒ですが、保険料が安くなるのですから、頑張る価値アリです。
私の場合、元々の保険会社が損保ジャパンだったのですが、差額が年間約3万円にもなりました。
まとめ
私は、一括見積を使ってみて、「とても便利なもの」と感じました。
実際、大幅に時間が短縮できましたし、不要な電話営業等もありませんでした。
そして、何より補償内容を変えずに保険料が安くなったことに満足しています。
車の年間走行距離が短くなったと感じている人達の殆どは、保険料が削減できる状況にあると言って良いと思います。
本来、事故がなければ払う必要のない出費ですから、最低限の出費で補償を受ける努力をしておいて損はありませんよね。
目の前にある削減枠を捨てるのは勿体ない話です。
45日以上前に見直し契約をすると割引率が上がるケースもありますので、お盆や正月等の休暇を利用して計画的に見直しをしましょう。