龍の夢を見たという人達の話には、驚くほど似通っている共通点があります。

そして、その夢には必ず重要な意味があるのです。

 

龍の夢を見るタイミングは、ご自身のご実家(縁のある土地等)に関してのメッセージであることが多いようです。

龍脈(土地が持つ固有の自然エネルギー)と関係しているのかもしれません。

 

この記事では、龍の夢を見る意味や、そんな夢を見た人の参考になるお話をお届けしたいと思います。

 

龍の夢の特徴

ご存知の通り、龍は架空の生き物です。

現実世界でその姿を見たという人もいますが、多くの場合は雲や霧などが神秘的な形状を生み出したものであることが多いです。

このような自然現象が龍(神)の力かどうかは分かりませんが、夢の中に出てくる龍については、少なくとも映像としての実態を伴って出現します。

 

ですから、夢の中の龍は、見た人にとっては本物と変わらない実体験として残ります。

これは、夢だと認識していない限りは、現実世界で見たのと変わらない感覚だからです。

 

スピリチュアル能力がものすごく高い人などは、現実世界でも存在を感じることができるようですが、そうでない場合は龍は夢の中でしか見れない生き物だとも思います。

考えてみれば、架空の生き物なのにも係わらず、世界的に同じような龍の姿が描かれます。

 

これは、昔から、世界中で夢の中に同じ生き物を見た人達がいたからなのかもしれません。

実際、そう考えると、フォルム、鱗、手足の数、容姿等、かなりリアルに描かれ、共通している事実に説明がついてしまいます。

 

その場で見たようなリアルさ

龍の夢を見た人達は、けたたましい雷の轟音を聞いたり、とても強い風を感じたりしたと言います。

これは見たことがある人にしか分からない感覚かもしれませんが、夢のレベルを超越したリアルさで、肌や耳が感じた記憶が残っている程に強い体験なのです。

 

そして、誰もがとても美しい姿だったと言います。

リアルすぎて恐怖感を覚える人も多いようですが、同時にすごく綺麗だと感じているという特徴があります。

 

人によっては、蛇の夢でリアルな体験をする人もいるようです。

 

人生で1度だけ

一生忘れられない」という表現がありますが、龍の夢はまさにその1つだと思います。

生々しい龍の夢はあれ以来見たことが無い」という人が多く、度々見るようなものではないようです。

 

夢の中で、龍と目が合う人もいますし、何かメッセージのようなものを感じる人もいます。

また、見る人によって龍の色も様々なのですが、容姿は共通しているようです。

 

色が示すもの

私が見聞きしている限りでは、龍の色がだったと言う人が多いです。

一説によれば、龍の色は方角を示しているとも言われています。

は東、は北・・といったように、古来より龍が守っている方角があると信じられているようです。

もしかしたら、その方角が何かを暗示しているのかもしれません。

 

龍を見るタイミング

龍の夢は、人生の転機に見る人もいるようなのですが、私の見聞きした限りでは土地に関する動きがあるとき等に多いように思います。

実家の土地売却・相続とか、家を建てる、家を取り壊すといった不動産に関する変化がある時(又はあった時)に出現している人が多いのです。

 

土地(地中)にはプレートエネルギーや鉱物から出る力が蓄積していて、風水ではこれを龍脈などと呼んでいますよね。

科学とこじつけるなら、このようなエネルギー変化を人体が感じているという事なのかもしれません。

 

私の龍夢体験

私も小学生の頃に龍の夢を見たことがあります。

祖父母の住む家の庭に池があったのですが、その池の中を覗き込んでいる夢でした。

 

この池には、祖父が鯉を飼っていたのですが、病気や猫の被害などですぐに死んでしまう傾向がありました。

また、夏に遊びに行くと、池の周辺で蜂に刺されたり、毛虫に刺されたりすることが多く、あまり良い思い出がありません。

 

夢の中で見た池の底には、濃緑の龍がじっと眠るようにうずくまっていました。

夢の中の自分も小学生なので、それが何かも分からず「あれ・・なんかいる・・」と底の方を観察しているんです。

 

ジーっと見ていると、とぐろを巻いている龍が少し動きました。

それを見て驚き、怖くなって走って逃げる夢です。

 

とてもリアルで、現実の思い出よりも鮮明に覚えています。

当時、小学生だったので、大人の事情等を全く知らなかったのですが、土地を半分売って、家の建て替えをする話が進んでいました。

 

庭部分の土地を売り、そのお金で残った土地に家を建て替える計画でした。

この時、霊能者のような人にどちらの土地を残すか聞いたそうなのですが、「龍神様が怒っている」と言われたそうです。

その際、お祓いをして池を潰してもいいが、庭だったほうの土地に家を建ててはいけないと言われ、その通りにしたそうです。

 

霊能者が言うには、元々この池のつくり方が悪く、親族トラブルや病気の発病が起こっているのだとか。

ですから、私が見た龍は、身動きが取れない池にいる龍神だったのかもしれません。

きっと、居心地の悪い池をつくると、災いにもなるのだと思います。

 

結局、建て替えをしたものの、家族仲は悪いままで、結局全ての土地を手放すことになりました。

幼い私に何を伝えようとしていたのかは分からないままですが、もしかしたら一家離散で悲しい思いをすることを教えてくれていたのかもしれません。

 

関係あるのかは不明ですが、私はその数十年後に不動産に係わる仕事に就き、とても順調に成績を残す結果となりました。

この経験が、今の仕事(相続関連の不動産業務等)にも大変役立っており、振り返れば私の人生を変えたと言っても良い転職でした。

龍神は不動産と密接だと言われていますので、もしかしたらその道へと導いてくれていたのかもしれません。

 

 

妻の龍夢

私の妻は、絵を描くのも下手な方です。

そんな妻が、1度だけものすごくリアルな青い龍の夢を見たことがあるそうです。

 

あまり現実味を帯びた夢を見ない人なのですが、龍の夢は今までで一番鮮明だったそうです。

物凄い轟音で雷が鳴り、空を見上げていると、息が止まるほど美しい青色の龍が飛来し、自分に近づいてきたのだそうです。

 

怖くて隠れたのですが、様子を見るためにそっと覗くと、青い龍がジッとこちらを見て何か言いたげな様子に見えたそうです。

恐怖を抱きながらも「何を伝えたいんだろう・・」と思っていると、龍は方向転換して飛び去ったのだそうです。

 

この時、妻の実家を立て替えしてから1~2年が経った頃でした。

その後、リーマンショックで私の勤め先が倒産するといった事が起こっています。

 

しかし、結果的にはこれがきっかけで様々な会社でスキルを積むことができました。

結果的には、この経験があったからこそ、独立起業することができたと感じています。

 

妻は、これから心配な事や悩みが増えるけれど、大丈夫だと伝えに来てくれたのではないかと感じているそうです。

 

龍神の祝福

龍神系の人は、龍の夢を見たり、不動産に係わる人が多いそうです。

地主等の場合も、先祖に龍神の強い加護を受けた人がいたということなのかもしれませんね。

 

龍神の加護が強い人や、強い時期等には、龍神の祝福を受けやすいそうです。

悪い事を知らせる場合もあるようですが、良い知らせをもたらすことが多いと言われます。

龍神の祝福とは、龍神様からの合図のようなもので、以下のような現象が起こります。

 

  • 自分の周辺だけ雨が止む(又は降る)
  • 珍しい気象現象や生き物を見る
  • 局地的に突風が吹く
  • リアルな龍の夢を見る
  • 信じられないような出会いや、話が舞い込む

 

私も、龍神と縁の深い神社に行った時、不思議な虹を見たり、SA等で車から降りるタイミングだけピタリと豪雨が止むといった体験をしたことがあります。

偶然だと言う人が殆どでしょうが、そういった状況ではなくて、本当に神がかった天候の変化が何度も起こる日でした。

 

このような事象が本物であろうと、偶然であろうと、受け止め方は自由ですから、夢のある捉え方で良いのではないでしょうか。

何はともあれ珍しい体験に変わりはありませんから、幸運なことですよね。

 

まとめ

龍の存在は、信じられない人もいるでしょう。

でも、実体験として不思議な事が何度も起こっている人がたくさんいて、だからこそ信じられているのだと思います。

信じろとは言いませんが、火のない所に煙は立たぬ・・ということなのではないでしょうか。

個人的には、龍は人の心の中に現れるものであり、現実世界では目に見えないパワーのように思います。

守護霊や守護神が具現化されたものだと考えれば良いのではないでしょうか。

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