映画「フライトナイト/恐怖の夜」の冒頭で流れてくる渋い挿入歌を聴き、「誰の歌?」と気になった人へ、その答えを記事にしました。
私は、この曲(イントロ)を聴いた時、思わず映画を観るのをやめて調べ始めてしまいました。
私と同じように気になったマニアックな人へ向け、少しこのミュージシャンについてまとめておきたいと思います。
日本ではまだあまり知られていない人ですし、情報も少ないです。
参考になれば幸いです。
アレックス・エバート
調べてみると、「Edward Sharpe and The Magnetic Zeros」(エドワード・シャープ&マグネティック・ゼロズ)という長い名前のバンドリーダーとしても知られている人物です。
11名という大所帯ながら、エレクトリックな音源を使わない自然派バンドです。
なんともいえない味わいと才能を感じさせるグループで、美味しいオーガニック料理を食べた時のような不思議な感覚になりました。
女性ボーカルも、シンガーとしての個性と、独特の才能を感じる人物です。
これだけのメンバーを束ねるのは、人間的にもバランス力がいることと思います。
きっとアレックスの才能と人柄を認めた仲間達なのでしょうね。
作曲家としての評価も高く、グラミー賞で最優秀ミュージック・ビデオ賞、ゴールデン・グローブ賞では作曲賞を受賞しています。
フライトナイトの挿入歌
映画「フライトナイト」の冒頭シーンで流れているのは、アレックス・エバートのソロ作品のようです。
シンプルにコードを鳴らしているだけのイントロなのですが、そのコードチョイスが絶妙で、思わず手が止まりました。
「誰だコレ」と体が反応してしまい、色々と調べたのですがなかなか出てきません。
しかたなく、Googleの音声機能を駆使して音楽を特定し、ようやくアレックス・エバートに辿り着きました。
楽曲名は、「BAD BAD BAD LOVE」でした。
上手く歌うというシンガーではなく、感情とか情景をメロディーに乗せられるシンガーという印象で、色々な意味で体に沁みるナンバーです。
まとめ
私は、これまでアレックス・エバートというアーティストを知りませんでした。
当然、彼の受賞歴等も同様です。
そんな、何も知らない私に「普通と違う何か」を感じさせ、手を止めさせたわけですから、すごい事ですよね。
やはり、天才的な才能のある人は、その能力が自然に届いてしまうものなのでしょう。
日本で人気が出るかは不明ですが、希少な才能を持つアーティストとして、今後も注目していきたいと思いました。