スプリチュアルな能力を持つ方に、その能力について聞いてみました。
客観的な立場から見て、強い信仰心などによる幻覚(脳の誤作動)ではなく、何らかの交信が起きているのだろうと思える能力者のお話です。
このような目に見えない情報を捉える能力(超能力・霊能力)には、大きく分類して3つの種類があるのだそうです。
それは、「過去や未来を読み取る能力」・「霊との交信能力」・「神との交信能力」の3つで、それぞれの能力で大きな違いがあります。
そして、近年では、これらの能力について量子学で説明がつく部分が出てきている事も注目べきポイントだと思います。
スピリチュアルな情報を得る際の役に立つ情報だと思いますので、興味のある方は読んでみてください。
能力の種類と違い
スピリチュアルな能力には、霊能力、神通力(チャネリング)、ヒーリング等、その能力による違いにも大きなものがあります。
どれも似て非なるものなので、能力者からのサポートを受ける際に知っておくべきポイントがあると感じます。
基本的な知識として知っておくと、彼等からのサポートに対して、より一層深い意味を感じとれるのではないでしょうか。
また、偽物や霊感商法的な詐欺を見抜くことにも役立つ知識になると思いますので、以下にご紹介しておきたいと思います。
過去を言い当てる能力(リーディング)
占い師や預言者のように、相談者の過去や未来を言い当てる人がいますよね。
リーディング系の能力は、心理学やプロファイリング的なスキルを駆使している場合もあると思います。
この記事では、このような学術的な能力ではなく、スピリチュアル能力によるケースのお話です。
意外なことに、過去リーディングと未来リーディングでは、必要になる能力が別なのだそうです。
過去リーディングの場合、亡くなった人達からのイメージを受信するような作業であることが多いようです。
なので、その精度は伝えてくる側のエネルギー量にも左右されます。
要するに、過去を見る能力は霊能力の一種で、何らかの形で霊エネルギー(魂)からの情報を受信できる人だと考えて良いわけです。
但し、特定物から過去の情報を得る物質リーディングについては神通力によるものなので、ここは混同されやすいところかと思います。
物質から過去を見通す能力は、次元の壁を超えた話ですから、かなり次元コントロール力が高くなければ不可能なのです。
未来を言い当てる能力(預言)
過去リーディングは霊能力によるところが大きい一方で、未来リーディング(預言)については神通力になります。
ですから、過去と未来の両方を見通すことができるということは、霊能力と神通力の両方がなければ実現できないということですね。
大抵は、霊能力だけしか持っていない人が多いので、両方が出来る人はかなり稀な存在です。
俗世間で言えば、容姿も性格も完璧に生まれて来るくらい珍しい事(希少性)かもしれません。
なので、過去と未来を言い当てようとしている(言い当てられると主張する)人物は、偽物の可能性大ってことかもしれないですね。
未来リーディングの例外としては、未来に起こる事を先祖霊等が教えてくる場合があるそうです。
霊能力によって未来の情報を得ていることになるわけですが、これには予知や預言とは違う意味があります。
霊によって未来の注意事項を伝えてくる場合、貴方を守っている存在(先祖霊等)が神様から子孫の未来を聞いたという事です。
能力者に聞いた話では、守護霊や一部の動物霊の類は、神様への使い(お尋ね業務)をしてくれているのだそうです。
要するに、神様から聞いた情報を自分の守っている子孫等に伝えたいわけですね。
話をまとめると、未来の情報を神的存在から直接に受け取れる人と、霊を媒介して受け取っている人がいるってことです。
神通力を持つ人達は、個人単位というよりは、もっと大きな単位での啓示を受けることが多いようです。
ヒーリング能力
ヒーリング能力者は、病を治す力や、気持ちを落ち着かせる力を授かっている人達です。
これは、完全に神通力によるもので、量子や多次元を扱う能力に近いのだそうです。
この世のあらゆる物質は、量子の結合によって成り立っています。
なので、病気の治癒を行うヒーリングは、意識による量子の振動コントロールの一種なのです。
常識を超えた治癒には、3次元では不可能な量子の動き(ふるまい)をさせる必要がある為、患部や肉体に対して部分的な次元コントロールが必要というわけです。
このような科学的な作業を、手をかざすだけで行うことができるのが本物のヒーラーということですね。
神通力のある人から見ると、本物のヒーラーは緑色っぽい玉のようなものに包まれているそうです。(ミスマルノタマと言うらしいです)
この玉の中だけ、次元が変わるフィールドになっているのかもしれませんね。
除霊能力
除霊能力は、とても説明が難しいそうです。
霊の力を借りている場合もあるようですが、本来は神通力だそうです。
除霊が上手くいかないとか、祓い切れないことがあるのは、霊力儀式等による場合だそうです。
神通力でのお祓いは、体を巡る量子振動を正常化させることを意味するので、失敗は有り得ないのだそうです。
要するに、俗にいう悪霊というものは、量子の振動を悪くさせる「何か」という事で、それを含めて祓う必要があるわけです。
体を構成する量子は、皆さんの意識にも影響されていますし、外的な要因で不調を起こす場合もあります。
因みに、神社で行われるお祓いは神召喚に近いものなので、神主さん自身の能力ではないそうです。
むしろ、お祓いを受ける人にとって所縁の深い神社等が良いらしく、能力者にはその人に適した神社の場所や方角が分かるようです。
能力者自身がお祓いをすることも可能ですが、基本的には縁のある神社に行く事を勧めるようです。
結局のところ、能力者の場合も、自分に繋がりの深い神様とか、近くにいらっしゃる神様にお願いをしてお祓いをするだけのことだからです。
神の御言葉の意味
霊能力者による霊視の場合、とても具体的な助言になることが多いです。
何故なら、霊体が訴えたい事がはっきりしているからこそ受信するわけで、そもそもそこに霊体の強い思いがあるわけです。
一方、神通力による神の御言葉は、受信者(能力者)や、相談者にも意味が分からないような言葉であることも多いそうです。
おそらく、全てを教え、与えるだけではその人の成長にならないからでしょう。
自分で気付き、何かを学ぶために最低限のヒントを授けているということだと思います。
子供達に勉強を教える時の心境に似ているのかもしれません。
ですから、神様からの御言葉は、人生単位で最も重要な気付きになるものである可能性が高いのです。
私達が、それぞれの使命や目的をもって生まれてきているとしたら、神はそれを思い出させて軌道修正するような優しいサポートをしているのではないでしょうか。
神社に行く意味
神との繋がりにおいて、日本は特別な国だそうです。
多くの外国人が日本文化や京都等を好むのは、無意識に神への繋がりを感じるからなのかもしれませんね。
日本人にとって、神社は当たり前に存在するものなので、本来の重要性や役割を忘れてしまっている気がします。
お正月だけ参拝する場所・・みたいなことになりがちですよね。
古事記などの文献からも分かるように、日本は神が降り立った国とされていて、常に神様が居る場所(神社)を創り、それを守り続けている国なのです。
ですから、占い師や霊能者を信じる人が多い割に、身近な神様を信じて神社を訪れる人が少ないのは悲しい現実とも言えますね。
言わば、由緒ある神社については、日本にしかないテーマパークのようなものです。
そう考えると、神社に行かないのが勿体なく感じてくるくらいです。
縁のある神社や、目的に合った神社に行く事で、自分の使命を果たすための軌道修正が行われるそうです。
ネガティブな感情や悪い出来事が起こっている人は、体を巡る量子振動が低下している状態で、自力で改善するのが難しい状況のことも多いそうです。
誰でも一定の神通力を持っていて、その力が無意識に使えていればワクワクすることや楽しく感じる事が増えるのだそうです。
人生を好転させたい人は、興味をそそられる場所や、縁のある神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。
そんな場所には、あなたに合った神様がいるのかもしれません。
まとめ
簡単に言えば、霊能力は亡くなった人(肉体の無い量子エネルギー)との交信ですから、限られた特定情報しか得られません。
未来や開運に繋がる助言が欲しいなら、霊視などを受けてもあまり意味がないわけです。
神通力と霊能力の違いを身近な例で考えると、書籍等から知識を得る読解力と、人からのヒアリングによる理解力のように、別の能力に感じます。
能力は違うものの、どちらも有益情報を得ることができるという共通点があり、情報取得経路や手段の違いということですね。
そして、受け取った情報の使い方次第で、未来や行動が変わる点も共通していると思います。
書籍に比べ、人から聞いた話にはいい加減な内容もありますし、間違っていることもあります。
霊能力と神通力についても、同じように情報源としての精度や、伝えてくる内容が異なると言うことです。
本来、霊能力は亡くなった方の成仏サポートやご家族の精神的ケアに必要な能力であり、お坊さんのような聖職者に合った力です。
そして、チャネリングや神通力というものは、次元を超えた交信ができる能力とも言えるので、職業の壁を超えて世界や人類のために活動する人に与えられるのかもしれません。
悩み事や、体の不調で困っている場合には、神通力を授かった人や縁のある神社に頼るのが良いと思います。
皆さんの意識変化や、スピリチュアルなヒントに繋がれば幸いです。