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中古車を購入する際の注意点

半導体や原材コストの上昇等によって、新車の納入時期がかなり先になっている状況が続いています。

この為、今までよりも中古車を購入する人が増えているそうです。

新車を買いたいけれど、半年以上待たなければならない・・といった場合、比較的に新しい中古車を模索する人も多いでしょう。

 

これまで新車しか買ったことのなかった私ですが、この度、生まれて初めて中古車を購入しました。

ビッグモーターの不祥事等を見ていると、中古車販売店の選び方にも慎重になりますよね。

はじめて中古車を購入する人達にとっては、不安な材料が増えている状況でもあると思います。

そこで、私が実体験で感じた中古車購入の注意点やコツ等についてまとめておきたいと思いますので、是非とも参考にしてみてください。

 

スマホアプリのオススメ

まず、初めにやるべきなのは、スマホに入れるアプリの選別です。

カーセンサー、グーネット、ガリバー、カーセブン等、様々な会社のアプリがあります。

 

複数入れても良いのですが、結局は使い勝手が良く、新しい案件がタイムリーにアップされるものが良いと感じました。

結論的に言うと、私はカーセンサーが最も良いと思いました。

 

 

この理由は、感覚的に使える事もそうですが、車の情報が比較的に見やすかったからです。

見積取得の流れや、細かい装備等も統一フォームで表示されているので、分かりやすかったです。

この為、最終的にはカーセンサーしか見なくなりました。

 

検索の登録をしてみる

カーセンサーのアプリをスマホに入れたら、できるだけ細かい検索条件で車を探してみてください。

私の場合、「禁煙車」・「修復無し」・「ワンオーナー」・「年式」の条件を必須にしました。

これだけでかなり件数が減りますが、臭いが気になる人にとっては「禁煙車」という条件で検索できるのは有難い機能でした。

あまりにも検討する車が少ない場合は、「禁煙車」を外すと台数が増えます。

 

事業経費(3年落ち等)で中古車を考えている人は、年式を絞って探すことと、納車までの時間について調べておくことが重要です。

特に、8月や12月は、長期の休みがある月なので、納車までに1ヶ月以上かかる場合もあります。

 

検索前のアドバイス

私が最初にアドバイスしておきたいと感じたのは、車の色と広さについて実際に確認することです。

 

同じ色でも、メーカーによって微妙に明るさ等が違いますし、社内の広さや死角の確認は実際の車でないとできません。

目当ての車種が決まったら、早めに車を見に行く事をお勧めします。

 

もしも、この動きで対象から外れる車があれば、時間のロスを大幅に削減できます。

買わない車種をいくら検索しても意味がありませんから、本当に検討できる車を早い段階で絞ることがコツだと思います。

 

色については、近所の中古車販売店や、街中を走っている車に目を向けておくと良いです。

自分の場合、探している内に欲しい色が変わってきて、結局は当初探していた色とは違う色の車を購入することになりました。

 

相場について

中古車の相場は、需給による変動はあると思いますが、基本的にその時期において一定の基準で値付けされています。

要するに、掘り出し物とか、超お買い得って車は無いってことです。

 

安い車には安い理由があり、高い車には装備が良い等といった理由があります。

走行距離や傷、車野装備品等が価格を決める大きな要素となっています。

 

そう考えると、誰もが、いつでも市場にある在庫の中で決断できる状況にあるわけです。

私個人の意見ですが、おそらく良い買い物をする人というのは、その市場にある車の中から最短で決断できる人達だと思います。

自分に合った車を見つけたら、チャンスを逃さないスピード感で購入することが最善なのではないかと感じます。

待っていてもいつ出て来るか分かりませんし、縁や出会いを掴めるかどうかだと思います。

 

販売店の対応を見る

カーセンサーは、アプリ上から簡単に見積を取得できます。

この際、車についての質問を記載することもできます。

 

各担当者からの回答メールには、営業担当者の人柄が見えることも多いです。

私の私見ですが、中古車販売の営業マンの質は、お世辞にも高いものではありません。

なので、最低限の営業レベルを意識して担当者を探さないと、気分よく購入できないと感じます。

 

電話等で話したり、実際に店舗で接客態度を見ればすぐに分かると思います。

私の場合、契約書に間違いがあって差し替えが必要になったり、キャンペーン適用があったのに知らせないまま契約するといった事がありました。

 

質問をした際の回答も的を得ないことが多く、いちいち疲れるのです。

ビッグモーターの件でも垣間見れますが、中古車販売業界って、わりと程度が低い業界なのかもしれません。

たまたまなのかもしれませんが、「クズ営業っぽいな」と感じる雰囲気の営業マンが多かったです。

 

同じ販売店でも、難度か足を運んで、複数の営業マンの中から担当を決めると良いと思いました。

私の場合、営業マンの対応や態度に色々とストレスを感じたので、それが一番の後悔です。

 

金額と納車時期の確認

カーセンサーに掲載されている金額は、車体だけの価格と、諸費用を含めた総額の2種類があります。

知人からは、結局は数万円は高くなると思った方が良いと聞いていましたが、私のケースでは見積書の通りの金額で契約できました

アプリに表示されていた総額のままで契約が完了し、追加等も一切発生しませんでした。

 

ちょっと話が違ったのは、納車時期の方でした。

探し始めた時(7月20日頃)の時点では、遅くとも2~3週間で納車だと聞いていましたが、いざ8月1日の契約で話を進め始めると、お盆休みがあるので納車は9月になると言われました。

その上、契約書に不備があり、必要書類の受け渡しでも二度手間な行動が目立ちました。

担当者の能力によって、このような無駄な時間と対応も余儀なくされることもありますので、顧客の質問や、気にしているポイントに対して正しい対応と説明ができる営業マンを選びましょう。

 

契約からの流れ

契約に必要なのは、印鑑証明、実印、手付金(又は総額)です。

車庫証明が自宅なのか、賃貸の駐車場なのかによって必要書類が変わることがありますので担当に確認してください。

また、購入する車のサイズが1mmでも道路に出てしまうと、車庫証明が発行されませんので、この点も注意が必要です。

 

契約の際は、価格が確定しますので、値引き等の交渉はここまでで完全に終わらせてください。

確定金額での契約となるので、相手に大きな過失でもない限りはこれ以降の金額調整はできません。

 

支払いについては、契約時に手付金を払い、納車時に残金を振り込むのが一般的のようです。

その他、特記すべき点としては、保険についてです。

 

現在加入している保険会社がある場合は、車種が変わったことを届出して契約を継続してもらう手続きをとらなければいけません。

納車の日に合わせて手配することになりますので、詳細は営業担当者と保険会社に確認しておきましょう。

 

 

下取り・売却について

今乗っている車を査定に出し、買い替えの資金にしたいと考えている場合は、ディーラーではない相手に売却した方が良いと思います。

但し、一括査定サイト等はお勧めしません。

各社から一斉に電話営業がかかってくるので、とても対応が面倒です。

私のオススメは、数社に絞って直接電話をして査定を依頼することです。

この際、「数社に査定して一番高いところで決めたいと思っている」と正直に伝えて大丈夫です。

相手は日常的に査定をしている人達なので、そんなことは当たり前に認識してくれています。

コツとしては、オークション等での流通販路を持っている会社や、全国的に展開しているような会社が有利なのではないかと思います。

 

メンテナンス環境を考慮する?

直営販売店(正規ディーラー)等で購入する場合、購入後の車検や整備等を最寄りのディーラーで受けることが可能なケースがあります。

中には、販売店に持ち込まないとダメ・・・というケースもあるので、ここは意外に大きな判断材料ではないかと思います。

 

中古車は故障のリスクが大きい面もありますので、いざという時の対応をどこで受けられるのか確認しておきましょう。

遠方から取り寄せる場合、このような修理・整備面のことまで覚悟した上で決断しなければいけません。

 

私は、旅先でも最寄りのディーラーで整備を受けられることにメリットを感じたので、正規の販売店(ディーラー)で購入しました。

車検時の交換項目等もしっかりしていて、同じ諸費用を払うならディーラーの方が良いと感じました。

 

まとめ

中古車の購入は、意思さえ固まればあっという間に完了します。

私の場合、探し始めてから契約まで1週間~10日程度でした。

 

中古車探しのコツをまとめると、必要書類を揃えておき、早い段階で色や車種(車内)を確認しておくことです。

そして、できるだけ良い営業マンを担当にして、しっかり契約から納車までの手順等を確認することですね。

あとは皆さんの決断力次第でチャンスを掴めるかどうかが決まります。

この記事を読んだ皆様が、良い車に出会えることを願っております。

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