マツダ2(ガソリン車)の実燃費を詳しく知りたい方に向けたまとめ記事です。
カタログ性能等は簡単に調べられる情報だと思いますので割愛します。
様々なシーンでの実燃費を一目で読み取れるようにまとめましたので、数分で読み終えることができると思います。
記事後半では、マツダ2の特徴や購入後に感じたリアルなポイントについてもご紹介しておきますので、興味があれば最後まで読んでみてください。
これから購入を考えている方の参考になれば幸いです。
東京市街地での燃費
私は、東京郊外での街乗りがメインなので、まずはこのようなシチュエーションでの実燃費を記載しておきます。(ガソリンエンジンです)
私の走行するエリアは、多少の坂も点在しており、一般的な市街地よりは少し燃費が悪くなる地域かもしれません。
マツダ2(2020年式です)には、ドライバーごとに平均燃費を表示する機能が付いていますので、この機能での計測データを基にご紹介します。
市街地を走行する際の燃費は、毎回微妙に変わります。
この理由は、『道路の混み具合』とか、『エアコン使用の有無』等によって異なるからです。
また、アイドリングストップ機能をOFFにしている場合も、少し燃費が悪くなると思います。
エアコンON・道路がやや混んでいる状況
エアコンを付けて、道路がやや混んでいる状況で走行した場合、実燃費はリッター約8.5キロです。
カタログ記載の燃費を見てしまうと、意外に燃費が悪い・・と感じますよね。
エアコンをつけると約12%程度燃費が悪くなると言われています。
混んでいる時は、どんな車でもある程度は燃費が悪くなりますのが、MAZDA2については、リッター8~9キロを最低燃費として考えるのが良いと思います。
夏の暑い時期に風量強めで乗った際には、リッター8キロ弱の燃費でした。
おそらく、2021年以降のモデルについても、そう変わらない燃費だと思いますので、参考にしてください。
エアコンOFF・道路が空いている状況
エアコンを付けず、できるだけ燃費の良い運転を心がけた場合、リッター約13.8キロでした。
かなり道が空いていて、あまり信号につかまらないような状況では、14キロ台での走行が可能です。
郊外に限らず、幹線道路等でも同じように考えれば良いと思います。
幹線道路での燃費
国道やバイパス道路など、一定のスピードで走れる区間では、エアコンを付けていても燃費の良い走りができます。
道路の混雑具合にもよりますが、マツダ2の場合、リッター約16~18キロでした。
高速道路での状況
中央道で測定したところでは、高速走行ではリッター21~23キロでした。
エアコンを付けないで走れる季節では、23キロ前後を目指せると思います。
中央道の場合、アップダウンが激しいので、東北道等の平坦な高速道路ではリッター23キロ前後と考えて良さそうです。
MAZDA2の特徴
どの車でも良いところと、不満が残るところがあるものですので、なるべく完結に書き出してみました。
マイナスポイントに感じた部分については、数百キロ走行すると気にならなくなっていきます。
要するに、直前に乗っていた車種との違いだったりするので、慣れてしまえば気にならない程度のことなんです。
加速時の特徴としては、80キロまでの到達がかなり早く、申し分ない感じです。
伸びが良いのが30キロを超えた辺りからなので、その手前が少し重たく感じる人もいるようですが、エンジンの癖に慣れてしまえば全く気になりません。
良い点
実際に乗ってみて、私が良いと感じたところは以下のような点でした。
- 同クラスの中では比較的にデザインや塗装色が良い
- アクセルワークに対し、常に想定燃費が表示されるので、燃費の良い運転が自然と学習できる
- 装備や内装デザインが良い(グレードによりますが)
- 背の高い(足の長い)人でも充分な設計である
- 3速からの加速が良い
- ドア開閉時の重さが丁度良い(安っぽくない)
- シートポジション・ハンドル位置の調整が柔軟
マイナスポイント
車の特徴であり、他社に劣っているわけではないですが、私がマイナスポイントに感じたのは以下のような点です。
- 天井がやや低い(座席を上げた時)
- 窓から顔を出しにくい(外やタイヤ周りを覗く時の視認性)
- 収納スペースが少ない(小物・ゴミ箱等)
- 他社メーカーと比べ、初動の加速が遅く感じる
- 同型種では、やや燃費性能で劣る
購入後のリアルな感想
デザイン重視のせいか、ゴミ箱やティッシュを置くスペースが見当たらず、シートに取りつけられるティッシュケースを購入しました。
ゴミ箱も、足元のシートレバーに取りつけられるタイプを購入しました。
他社の内装を全て把握しているわけではありませんが、MAZDA2の内装はかなり良いと感じました。
レクサスのSUV等に装備されている回転式の選択レバーが装備されていて、価格の割に高級感があると思います。
ミラーには、後方から近づく車等をしらせる機能が装備されており、360度カメラが付いているグレードであれば視認性もカバーされます。
MAXDAは、車の安全性と、洗練されたデザインにこだわっているメーカーだと感じます。
個人的に、ホンダ車(FIT等)は「走ろうとする車」、トヨタ車は「安定感と信頼性」、日産は「全てが平均的」といった印象があります。
MAXDA車は、悪く言えば「止まろうとする車」という印象でした。
攻める車ではなく、安全性を重視した車だと思うので、「安全性とデザイン重視な車」とも言えそうです。
加速性や走行感を重視する人は、ホンダ車かトヨタ車が良いと思います。
結果的に、マツダ2は、普通に街乗りで使うだけの私には充分すぎるくらいの車です。
燃費については賛否両論あるかと思いますが、年間の走行距離で判断すると良いと思います。
私の場合、年間に2千キロ以下しか乗らないので、多少燃費が悪くてもデザインや内装の良い車の方が魅力的です。
たくさん走る人は、燃費性能によって年間のガソリン代への影響が大きいですから、燃費性能で選ぶと良いと思います。
その他、一般的に言われる注意点としては、MAXDA車は下取り額が低いという点です。
乗りかえが早い人は避けた方が良いかもしれませんが、7年以上乗るようなケースでは気にする必要はないと思います。
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装備の話
私が購入したのは、MAZDA2のスマートエディションです。
360度カメラが付いていますので、非常に便利です。
これが有るか無いかでかなり利便性が変わると感じます。
ETCカードは、運転席のサンバイザーの裏に格納されており、ドライブレコーダー本体はダッシュボードの中にあります。
目につかない場所で、尚且つ使い易い場所でもあり、良いポイントだと思います。
買ってから気付いた点としては、ヘッドレストが固めな事、ハンドル径がやや小さい事等がありました。
対応できる市販品(ハンドルカバー等)がありますので、オートバックス等で買い求めれば解決できると思います。
車庫入れの際、バックモニター・前方・側面のセンサーがいちいち警報音を出すのがうるさい・・と感じる人は、音が出ないようにできるのも良い点だと思います。(切替スイッチがあります)
この切替をOFFにしていたとしても、誰かが車の横を通った時や、車線をはみ出した時には「ピピッ」と音で知らせてくれます。
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まとめ
車野の燃費性能は、どんな状況で走るのかによって大きく異なります。
マツダ2(ガソリン)の場合、エアコンをつけると1リットルにつき約4~5キロ燃費が落ちる感じですが、エアコンの効きは最高に良いです。
エアコンなしでエコ運転をしている状態では、1リットルで13~14キロ走れると思います。
コンパクトカー同士で比べると燃費性能が悪いという評価になるのかもしれませんが、ガソリン車でリッター13キロ走ればそんなに悪くはないと思います。
これ以上の燃費を求める人は、電気自動車やハイブリッド車を選ぶべきで、マツダ2が特別劣っているわけではないのです。
デメリットと言える程の差ではないので、そもそも選択の問題だと思います。
マツダ2の燃費が気になる人は、ガソリン車を選ぶべきかを再考した方が良いのではないでしょうか。