メタバース

メタバースとかNFTってなんですか?(分かり易く説明します)

フェイスブックの社名がMetaに変更されたことで、メタバースという言葉が注目されるようになってきました。

この記事を読めば、ザッカーバーグ氏がわざわざ認知されている社名を変える理由が理解できると思います。

また、様々な分野でNFTという言葉もよく耳にするようになってきていて、今後は益々取り上げられる機会が増えます。

これらの情報を早く知っておかないと、かなり時代に取り残されますし、ビジネスチャンスを失うことになります。

そこで、難しい言葉を使わず、超簡単に説明してみます。

この機会に、メタバースとNFTについて理解しておきましょう!

 

メタバースって要するに何?

ホームページとかYOUTUBE動画の場合、ネット上で「共有」することができるだけですよね。

要するに「みんながいつでも同じデータを見れる」という利便性があり、検索等で誰もが辿り着けるものです。

ここに時間の流れはありません。

 

超簡単にメタバースを説明するとしたら、ネット世界の中につくられる「もう一つの地球」という表現が近いかもしれません。

インターネットの世界ではあるものの、メタバース内での時間は止まりませんので、まさにもう一つの別世界になるのです。

 

当初は、仮想現実用のゴーグルを使い、その世界を体感することになります。

映画「アバター」を観たことがある人は、あのイメージをすればOKです。

 

どんな形でメタバース内に入る(ログインする)のか・・についてはちょっと置いておいてください。

今後、様々な形でこれが可能になり、その手段も変わることになります。

 

永遠と続くオンラインゲームのような感じで、メタバースの中では様々な人達の活動が続いていきます。

貴方がログアウトした(その世界から出た)後でも、他の人達によって会話や経済活動が続いていきます。

 

基本的には、ファンタジーな世界が構築されるのではなく、VR世界での街やショップ等が生まれると思います。

映画館やコンサート会場等の役割もメタバース内で完結できます。

 

警備員等が不要となり、喧嘩や犯罪の心配もありませんから、主催者側の利益も良化しそうですよね。

料金自体が安くなる効果もあると思います。

 

実は、メタバースの利用価値やスゴさを理解するには、NFTについても触れないわけにはいきません。

早速、NFTについても簡単に説明しておきましょう。

 

メタバースによって、どんなビジネスが生まれ、私達の生活にどのような影響が出てくるのかについては、以下の記事にまとめてあります。

 

NFTってなんですか?

フェイスブックでの有名人のコメントが、ものすごい金額で取引されたというニュースを見たことがありませんか?

また、デジタル媒体のアート作品等で億単位の値が付いたといった話もよく耳にするようになったと思います。

 

実は、この手の話は全てNFTが密接に関係しています。

NFTが何の略称かなんて事はどうでもいいので割愛します。

NFTの意味を分かり易く説明するには、例え話が必要になりますので、ちょっとだけお付き合いください。

 

超簡単に文章で説明すると、「あなただけ(固有)のものだと証明する機能があるデータ」という事です。

 

例えば、貴方が大量生産された文房具を買ったとします。

仮に、これが消しゴムだったとしましょう。

 

その消しゴムが貴方のものだと証明するための方法として、どんな手段を想像しますか?

小学生の頃、消しゴムに名前を書いたり、傷(印)をつけたりしませんでしたか?

 

貴方がこのような行動をとった瞬間、それは世界に1つだけの消しゴムになります。

それをデータで証明してくれるのがNFTだと思ってください。

 

NFTで色々な価値が生まれる!

例えば、貴方が超有名人だとしたら、先程の消しゴムは「有名人が所有していた消しゴム」という価値が生まれます。

このような価値が、あらゆるデータ資産において発生していくという事になります。

 

実際、様々なデータが資産として取り扱われるようになり、高額で取引されています。

仮想通貨ではない形で売買ができるようになってきましたし、取引コストも段々と安くなっています。

数千円のデータでも取引手数料でマイナスになることも無くなるでしょう。

(当初は数万円の手数料がかかったので、高額なデータだけが取引されていました)

 

所有者の履歴や、取引価格等が、決して改ざん不可能な方法(ブロックチェーン技術等)で保存されるので、データが偽物である余地はありません。

こうなると、今までは価値の無かったものに価格が付くようになります。

 

つまり、需要(ニーズ)のあるデジタル財産は、誰でも現金化できる時代になってきたのです。

ブログサイトのデータ等も、立派なデジタル資産になりますので、安易にデータを削除しないことですね!

 

もう少し具体的に理解してみる

皆さんは、音楽配信サービス等で曲を購入したことがあるでしょうか。

この音楽データについても、「あなただけのデータ」として購入していますよね?

 

これをNFT的な発想で考えると、購入者によって価値が変わってくるのです。

例えば、売れっ子アイドルが購入して聞いていた音楽データと、貴方が同じように購入した音楽データでは、価値が少し変わってくると思いませんか?

確実に証明できることによって、同じデータであって、同じデータではない・・・という奇妙な価値が生まれるのです。

 

同価格で一般人が購入した音楽データを買いたい人はいないでしょうが、「有名人が所有していた音楽データ」という価値が生まれた場合、その価格は未知数です。

それがマイケルジャクソンやビートルズ級の人だったら、数億円の価値がつく可能性を秘めているのです。

 

紛れもなく、その人が所有していたことが証明されているので、「欲しがる人」が出てくるという事です。

つまり、今まではこのような価値を売る手段もありませんでしたし、ニーズがあってもマッチングさせること自体ができなかったわけです。

 

Metaで良い理由

ここで話を戻しますが、メタバース内には、データ資産しかないと言っても良い状況です。

メタバース内での会話、アート、音楽、コンテンツ資産、ショップ権利等、あらゆるものに価値が生まれ、それらが売買されるようになります。

普通の頭があれば、メタバースとNFTマーケットの実現後は、途方もないマーケットが誕生するのが想像できますよね?

 

フェイスブックという名称は、世界中で認知されていました。

この社名自体にも大きな価値がありましたし、社名を変えれば、膨大な広告と実績を捨てるようなものです。

 

それでも社名を変えるのは、『新しい世界を象徴する名称になると確信している』という事です。

ザッカーバーグ氏は、メタバースは、「インターネット」という言葉と同じくらいのパワーを持つ言葉になると考えているわけです。

 

今、インターネットという言葉を聞いてどこかの会社を思い浮かべるでしょうか。

もし、インターネットを創った会社が、その社名を「インターネット社」にしていたら、ものすごい知名度になっていましたよね。

 

ザッカーバーグ氏にとって、メタという名称は、会社名を「地球」と言っているようなものだと考えているのでしょう。

それなら、あのフェイスブックを捨てても惜しくはないという訳です。

 

ビジネスチャンス

メタバース内では、自分の姿を表示するキャラクター(アバター)を持つことになります。

このアバターに洋服を着せたいと考える人や、アイテムを持たせたい人も出てきます。

これって、下手をすると、現実世界のアパレル業よりも可能性を秘めていますよね。

 

となると、服飾デザインのデータにも価値が出てきますから、クリエイターとしてはかなり稼ぎやすい時代がくるかもしれません。

1つヒットするだけで一生食べていけるようなビジネスになることもあるでしょう。

 

既に、顔絵のデータを1万種類AIに作成させた人がいます。

この中の1つは、実際に8千万円近い価格で取引されたそうです。(Crypto Punks)

 

世界に1万個しかないデザインデータであることが証明されており、その所有者の履歴にまで価値が付くからです。

このような可能性を秘めているので、世界中で話題となっているわけですね。

 

デザインやアートの他、固有資産としての価値について考え直すべき時期にあるのではないでしょうか。

とても大きな可能性を秘めていて、しかもこのチャンスは世界規模なのです。

 

まとめ

メタバース内でも、様々なNFT取引所ができると思います。

いづれ、ゲームのプレイデータ等も売買されることになるでしょう。

 

おそらく、現実世界で働かなくても、メタバース内で価値のあるデータを生み出せば生きていけるようになります。

勿論、現実世界での仕事も必要ですが、「メタバース世界での方が行生きやすい」と感じる若者は増加するでしょう。

それどころか、楽しく生きられると感じるかもしれません。

多くの人の生きる希望となる可能性も秘めており、新しいビジネスも無数に生まれるでしょう。

メタバースの価値が分かると、注目せざるを得なくなってきませんか?

この記事をきっかけに、皆さんの常識に変化が生まれたら幸いです。

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