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古事記が示す神様の正体とは?

古事記とは、日本の神話を集めた書物です。

面白いのは、伝記的に語り継がれてきた神話であり、誰か作者がいるわけではない点です。

誰か特定の人物の作り話ではなく、昔話的に言い伝えられてきた物語を、天皇家の命で製本したようなイメージです。

天皇家が「本にせよ」と言うくらいですから、この時点でどのくらい重要な話だったのかが想像できますよね。

諸外国に対して、日本という国の成り立ちや威厳を示すための意味もあったと考えられていますが、史実的に残された書物や言い伝え等もあり、単純な作り話とは言い切れません。

また、世界の神話との共通点を把握してみると、とても興味深い点が多いのです。

そんな古事記の内容は、現代の感覚に置き換えて解釈し、『神様の正体』に迫ってみましょう!

 

神様は宇宙から来た

古事記では、アメノミナカヌシ(天之御中主神)という1柱の神が最初にやってきたと書かれています。

アメノミナカヌシは、宇宙の中心を司る神様で、全ての神の頂点的存在と思えば良いです。

 

古事記には、アメノミナカヌシが、地球を創るためにタカビムスビノカミ(高御産日神)と、カミムスビノカミ(神産巣日神)を出現させたとされています。

この2柱から、更に次々と新しい神々が生み出されていき、八百万の神々を形成していくことになります。

 

これは、世界中の神話で見られる傾向でもあります。

最初に創造主的な神様が来て、その存在が7~12柱の強力な神々を生み、多神教化されているのです。

当時、世界中の人達がそれぞれの場所で見た同じ事象を、様々な形で口伝してきたとしたら、辻褄が合う面も多いです。

 

現代視点での古事記

神様の数え方(単位)は、柱といいます。

これは、神様が初めて降りてきた時に光の柱のような形で現れたからです。

 

これ、現代の人が目撃したとしたら、「宇宙人だ」って思いますよね。

でも、昔の人達に宇宙人がいるという概念はありませんから、「神様だ・・」という事になったと考えるのが自然な解釈ではないでしょうか。

 

要するに、宇宙の中心を司るアメノミナカヌシは、現代感覚でとらえれば、地球外から突然やってきた最初の宇宙人です。

そして、この宇宙人が派遣(若しくは量産)した者達が、世界の神々ということになります。

 

伊勢神宮や出雲大社で祀られているアマテラスやオオクニヌシは、派遣された宇宙人の中で最も力の強い存在だったと解釈できます。

その後、人間と宇宙人のハイブリッドが生まれ、これの第一号が天皇家とされました。

古事記の内容を現代的に要約すると、本当にこんな感じなのです。

 

神様の感覚?

世界の神話を見てみると、「それって本当に神様がやること?」というような事柄が多いです。

神様でありながら、何かを奪い合う戦いをしていたり、理不尽な行動が多いわけです。

 

日本の古事記でも、登場する神々の行動は、とてもヘンテコなエピソードが多くて、それぞれの神がかなり自分勝手で気ままな印象です。(ギリシャ神話等、世界的に共通)

言い方が悪いかもしれませんが、とても幼稚な思考とさえ思える事柄が多いのです。

 

神々におかしな言動や行動が多いのは、ある仮説を当てはめると解決することができます。

その答えは、生命体のスケールを変えて考えることです。

 

神様(宇宙人)の大きさ

おそらくですが、神々が実在したとしたら、10メートル前後のスケール感だったのだと思います。

古代神殿やエジプト等の建造物を見ても、人間のスケールでつくられたとは思えない建造物がたくさんあります。

 

もしも、私達人間が、小人の世界に行き、ガリバーのような存在として何体も出現した状況を想像してみてください。

小人達は、あなたの事を「神様だ」と崇め始めますが、自分的に見れば「ただの人間」ですよね?

 

誰かと喧嘩したり、自分の欲しい物を主張するのは、「個体」として生きているからではないかと思うのです。

人間界でも、無法者はたくさんいますし、その一方で誠実で親切な人もいます。

 

これと同じ原理で、神様(宇宙人)にも色々なタイプがいると考えれば納得がいきませんか?

だとすれば、神様にも「良い神様」と「悪い神様」がいるという事になり、神話で無法者が出てくる理由にも納得がいきます。

 

神様の体

ご神体として崇められる対象は、山や木、岩等の自然物である場合もあります。

神様が見える人達によれば、エレメント体のような生物として今も存在していると言います。

 

私達のように体(器)を持たない魂状の存在で、「心地よく存在し続ける」ということだけを目指すエネルギー体です。

祟りと言われる現象は、彼等の環境を壊した時に放たれるストレス的なエネルギーが作用するものとも考えられます。

 

このように、神様の中にも、エネルギー体として存在する(自然霊)タイプと、天狗等のような妖怪的な容姿で語り継がれている実態型の2種類があるようです。

 

世界に君臨するハイブリッド血統

古事記には、神様と人間の子供が誕生するエピソードが出てきます。

ギリシャ神話等でも、神様と人間の子供が登場しますし、エジプト神話でも同じ設定があります。

 

日本の場合、天照大御神の系統から人間とのハイブリッドが誕生し、その子孫を天皇家としたとされています。

現代感覚で考えると、天皇家は日本で最初の宇宙人とのハーフという事になりますね。

 

天皇家の儀式では、今でも門外不出の内容もあり、三種の神器についても一般の目に触れさせることを禁じています。

もしかしたら、公開してしまうと「地球上のものではない」と分かるような遺物なのかもしれませんね。

 

エジプトを統治した王家の人々についても、神々とのハーフ血統とされる人達が君臨していた様子があります。

世界的に、人々を支配する側になっており、人間と神々との連絡役をしていた可能性さえあります。

 

知恵や技術は、「神々からの恩恵」とされ、当時の一般的な人間の知能を遥に上回っていたのかもしれません。

そう考えると、この世に誕生してくる天才の類は、ハイブリッド族の血統を持つ人・・という事なのかもしれませんね。

 

なんだか壮大な地球の謎に迫った感がしてきましたが、だれもこの話を否定できないのもまた事実なのです。

現代科学で解明できない建造物等が多数存在している事実から見ても、私達は世界の真実(歴史)を殆ど知らないのかもしれませんね。

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