ブログ記事でバズを実現したい場合、一番手っ取り早い方法は、テレビで話題になりそうなネタを狙うことです。
しかし、そうは言っても、やり方が分からない人もいますよね。
ネット等を調べても、バス記事作成の方法論ばかりで、具体的な記事は公開していない人が多くないですか?
誰でも真似されるのは嫌ですし、その手法が使えなくなる可能性があるので、そこまでは明かしたくないですよね。
実際、ちょっとしたコツがあるのも事実です。
そこで、テレビ(TV)ネタに限定したバズの狙い方を実例を交えてお教えしたいと思います。
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テレビを狙う理由とは?
「そもそも、どうしてTVネタなの?」と思う人もいるかもしれません。
そこで、バズの仕組みを理解するためにも、少しTVネタについて説明しておきます。
そもそも、バズが起きるには、たくさんの人が同じ検索をすることが必要になります。
では、世の中で数万人規模の人が同じ検索をする時とはどんなシーンでしょうか。
例えば、「令和チーズ」という商品があったとします。
数万人が突然同時に「あ!令和チーズの事を調べよう」なんて思う事は有り得ませんよね。
ところが、テレビの場合、数万人の人達が一斉に反応するという事が起きてしまうのです。
考えてみれば、数万人単位の人が同時に同じものを見ているってスゴイことです。
つまり、テレビ番組とは、それ自体が既にバズっている状態なわけです。
ですから、視聴率の良い番組である程、それに関連した記事を書けばバズる可能性が高まるというわけです。
どんなネタがいいのか
バズる記事を書きたければ、直近のテレビでどんな内容の放送がされ、それを観た人達がどんな検索をするかを考えなければいけません。
災害やスキャンダル等のように、突発的に起こる事については準備のしようがありませんが、テレビ番組についてはかなり前から用意することが可能ですよね。
例えば、先日「インディペンデンスデイ」のノーカット版がテレビで放送されました。
この時の検索件数は、20万件を超えていたそうです。
事前に仕込んでおいた人達は、かなりのバズが発生したのではないでしょうか。
20万件の検索が起こると、その大半は上位表示されている記事へと流入します。
1~7位くらいの位置で表示されている記事には、数万人が殺到する状況だと思います。
2ページ目以降にある記事についてもアクセスは増加しますが、数は激減します。
つまり、瞬間的なニーズで検索されるネタの場合、既に上位表示されていないと大規模なバズにはならないということです。
テレビ放送にもジャンルが色々ありますし、狙い方も微妙に異なりますので、各種類毎に簡単なコツを紹介しておきますね。
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ドラマ
ドラマに関する記事には、放送前に新作ドラマを紹介する記事が書けるとベストです。
人々が「どんなドラマなのか知りたい」と思って検索するので、これに応える内容の記事があればバズる可能性大ですよね。
でも、ドラマの内容を事前に知ることは困難なので、なかなか難しい面もあります。
そこで、狙い目なのは、原作が漫画や書籍で発表されている内容(リメイク含む)のドラマです。
これなら、ネタバレ記事を事前に書いておくことが可能ですよね。
同じように狙ってくるブロガーも多いですが、やってみる価値はあると思います。
単純に「あらすじ」を書く記事は、正直なところ上位表示が難しいです。
誰でも簡単に書けるので、ライバルが無数にいますし、サイトのドメイン力にもよります。
いづれにしても、何か人とは違う視点で書くことで重複記事になるリスクを防ぐことができますので、意識して作成してみてください。
観光地
テレビで観光地等を紹介すると、人々は以下のようなことを調べます。
- アクセスについて
- 休みの日はいつか
- 営業時間
- 利用料金等
- 周辺の観光地やグルメスポット
このような内容を含んだ記事は、既に大量生産済のはずですから、基本的にはバズを狙うのは難しいと思います。
しかし、少し珍しいキーワードを使うとか、自分だけが知っているコース等を紹介するといった工夫をすることで、小さなバズを狙うことはできます。
暇なときには、行ったことがある観光施設等について書いてみると良いかもしれません。
CM関連
CM関連の記事も、内容的には同じようなものになりがちです。
ですから、やはり人とは違う視点が必要だと思います。
自分だけのオリジナリティをどれだけ発揮できるかで、かなり順位が変わる題材です。
一方で、確実に検索する人はいるので、狙いやすいジャンルでもありますよね。
民放テレビを観ていれば、必ずCMが流れますから。
つまり、番組内容に関わらず、誰もが反応してくれる可能性があるという事です。
典型的なのは、「この役者さん誰だろう」という反応による検索です。
ですから、新人女優や新人俳優を狙うと効果的です。
しかし、こちらも既に狙う人が多数いますので、上位獲得は意外に大変です。
先日、日清のCMでアニメ「ONE PIECE」とのコラボがありました。
このCMは、数日間で1,500万回も再生されたそうですから、このような記事について早い段階から上位を狙えれば、かなりのバズになることが予想できます。
私は、ちょっと気付くのが遅くて乗り遅れましたが、一応記事を作成してみました。
それほどアクセスを稼いだ記事ではありませんが、この手の記事の一例として参考にしていただければと思います。
但し、このような記事を上位表示させるには、ドメインやカテゴリーの評価が高くなければ難しい場合も多いです。
記事をアップしてすぐに1~2ページ目に表示されるようなサイトであれば、どんどん挑戦して良いと思います。
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映画・音楽
公開予定の映画やアルバム等について記事をまとめるものです。
ストーリーやキャストだけではなく、予告動画も入れる必要があります。
このジャンルは、自分のオリジナルで書ける部分が少ないので、映画に特化したサイト等にはなかなか勝てないと思います。
ここを攻めるなら、サイト自体を映画や音楽に特化した方が良いと思います。
芸能ニュース
誰かと誰かが結婚したとか、誰かが不倫したといった記事です。
これについては、完全に瞬発力が鍵です。
基本的に、このような記事を最初に書くのはマスコミですから、ニュース記事にはまず勝てません。
後に続く記事については、スピードとオリジナリティの勝負ですので、瞬間的なバズを狙うなら、ここにスポットするのが一番早いと思います。
ニュースが流れてから数十分以内に、それなりの完成度で記事をアップできれば、バズの期待大だと思います。
その他、「番組の中であの人がこんな事を言っていた」みたいな記事を書いている人もいます。
タイトルの付け方によっては、そこそこのバズが狙える手法だと思います。
私の実例
私の場合、auのCMについての記事で数万単位のバズが発生しました。
因みにこんな記事です。
既に話題が去ったので、リライトしてしまいましたが、当時は結構なアクセスが発生していました。
「au お母さん」で検索すると、3位前後には表示されていて、CMが流れる度にバズる感じでした。
auがかなり謎の答えを引っ張ってくれたので、その間、ずっと効果が続きました。
この記事のおかげで、関連するTV系の記事にも良い影響が出て、これ以降、順調にブログのアクセスが伸びました。
効率よく、ドメインパワーをつけることができた印象です。
デメリットもある!
テレビに関連したネタは、普通の記事を書くよりもバズの可能性が高いですが、デメリットもあります。
TVネタの最大のデメリットは、記事の寿命(旬)が短いことです。
せっかくバズった記事でも、人々の興味が終われば誰も検索しなくなりますよね。
バズが起こらなかった場合の疲労感も大きいと思いますので、挑戦するにも少し勇気がいるところです。
模倣記事も出やすい為、短期間で順位が下がることも多いです。
また、収益面でもデメリットがあります。
不特定多数の人達が訪れるので、広告単価が低い傾向があります。
アドセンス収入を目的としている場合には、クリック数の割には利益が出ないという結果になりがちです。
まとめ
バズを発生させること自体は、真面目に取り組めばそれほど遠くない未来に実現できるはずです。
肝心なのは、デメリットの部分をどう考えるかではないでしょうか。
TVネタは、アドセンス収益を目的にするのではなく、「サイトのアクセス数を増やしてドメインパワーを稼ぐ!」という目的で取り組むのが正解のような気がします。
何はともあれ、経験することが大切ですから、書けそうなジャンルで挑戦してみてください。