耳の詰まり(閉塞感)や、鼻が詰まる症状が慢性化してしまい、不快だという悩みを持つ人は女性に多いそうです。
男性でも、ストレスや加齢によってこのような症状が起こることがあり、私もその一人です。
耳の詰まりは、メニエール病になる前触れである場合も多いようですので、予防策を知っておく事で悪化させずに済む可能性があります。
症状がごく軽い場合は、ビタミンB群を配合している市販薬の服用や、漢方薬を使用することで、症状の改善がみられる場合があるようです。
耳の閉塞感に効く薬は?
耳鳴りや、閉塞感(詰まった感じ)は、精神的ストレス等が原因となって自律神経が乱れる事から始まると言われています。
また、身体的ストレス(睡眠不足、生活環境の悪化等)についても関係があると考えられています。
自律神経の機能が乱れると、リンパ液の量が増加してしまい、内耳のむくみ等を発生させてしまいます。
リンパ液の生成量に対して、吸収と排泄が追いつかなくなると、リンパ液が必要以上に溜まってしまい、内耳に一時的な水腫が生じます。
これによる主な症状は、耳閉感、めまい、耳鳴り、難聴等です。
つまり、サプリメントや薬等によって症状を改善させるには、自律神経の働きを整える効果があるものを選ぶと症状改善をサポートすることに繋がります。
有名な市販薬では、「チョコラBB」・「エスファイトゴールド」・「キューピーコーワ」等があります。
また、睡眠を助けるサプリメント等も、自律神経に良い効果がありますので、併用すると良いと思います。
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睡眠の質を上げてみる
私の場合、寝付きも良い方ですし、睡眠不足という感覚はありませんでした。
でも、睡眠の質を向上させることで、身体的なストレスを軽減させる効果があるのではないかと思ったのです。
実際、メニエールの治療で使われるステロイド系の点滴薬には、鎮静効果のある成分が含まれていて、一時的に睡眠状態にすることで急性症状を改善させているそうです。
この事からも、睡眠と耳の不調の関連性は高いと考えられます。
私の場合、「ネナイト」がとても体に合ったので、継続して飲み続けています。
体の疲れが軽減しますし、目覚めも良いです。
耳の詰まりが発生しずらくなった効果を感じるので、試してみる価値があります。
睡眠系サプリは、使用しているアミノ酸の種類によって、体に合う銘柄が異なるようです。
いくつかの銘柄を試し、感想等をまとめましたので、ご興味があれば以下の記事を読んでみてください。
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睡眠系サプリメントのオススメ商品レポート
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その他、漢方薬等でも効果があるとされる薬がありますので、医師等と相談の上で使用していくと良いでしょう。
水分摂取で予防できる!?
予防策として、すぐに始めて欲しいのは、一日の水分摂取量を増やす事です。
リンパ液は、最終的に尿によって排出されますので、水分を摂ることでこれを促します。
男性は、1日2リットルを目安とし、女性の場合は1.5リットル程度を目途に水分補給しましょう。
私の場合、意識してこれを実践することで、耳の閉塞感を覚える時間が少なくなりました。
発病のきっかけとなっているストレスを取り除かなければ、症状が消えることは望めませんが、ひとまず症状を軽くする対策はしておくべきですよね。
規則正しい生活パターン、十分な睡眠の他、ウォーキングなどの有酸素運動も有効とされています。
うまく付き合っていこう!
私のケースでは、30代の頃から、疲れやストレスを感じると、耳の後ろあたりに頭痛のような痛みを感じるようになりました。
40代になって、仕事の環境が変化した際、メニエール病を発症しました。
朝起きると、目がぐるぐる回っていて、周囲が回転して見えたのです。
予兆としては、発症の数日前から浮遊感やめまいを感じる事が増えていました。
このようなシグナルが出ている人は、水分補給と睡眠系サプリメント等を使って予防サポートしておくと良いと思います。
メニエール病の症状が強くなると、船酔いのような状態になり、嘔吐等も発生します。
歩くこともできないので、仕事もできません。
私の場合、点滴によって平常時に戻り、しばらく薬を飲んで治療を終えましたが、後遺症的な感じで耳の閉塞感が頻発するようになっています。
再びメニエール病を発症させないよう、うまく付き合っていくことが肝心だと思います。
手術等をして根本治療しない限り、ストレス等によって常に再発のリスクはありますよね。
現代社会で、ストレスを完全に排除する事は困難ですから、予防策をしっかり実行していくしかないと思います。
まとめ
耳の閉塞感が出ている人は、メニエール病の発症リスクが高まっているかもしれません。
予防策として、水分摂取量を意識し、睡眠の質を上げましょう。
そして、出来る限りストレスを排除してみてください。
調子の悪い時には、お酒やコーヒー等の刺激物を避け、辛い物等も控えるようにすると良いです。
日頃から、発症させない努力をしていくことが大変重要だと思います。