秋の味覚として代表格の栗
皆さんは、どうやって栗を食べていますか?
茹でて食べる人、焼き栗にする人、蒸して食べる人等、その調理法にも色々とありますよね。
この記事では、「茹で栗」と「蒸し栗」の味の違いについてご紹介します。
スーパーマーケット等で栗を買ってきた時、どちらの調理法を選ぶか判断材料にしていただければと思います。
茹で栗
包丁で半分に切り、スプーン等ですくって実を食べるというメジャーな食べ方をする際、「茹で栗」にしている方も多いと思います。
茹で栗の最大の特徴は、「時間が経ってもしっとりしている」という事です。
茹で栗をする場合、あらかじめ塩水等に浸けておくと、栗の甘味が感じられるようになります。
しかし、その一方で香りが失われます。
また、塩水に浸す時間によっては、少し洋酒を入れたような風味が出ることもあります。
個人的には、6~8時間程度が丁度良いと思います。
蒸し栗に比べ、若干栄養も多く残るので、成分重視なら「茹で」ですね。
蒸し栗
蒸し栗の最大の特徴は、「香りが良い」という点です。
そして、味のほうも、より栗らしい素材の味がします。
甘味だけで比較すると、茹で栗がやや勝るのですが、栗本来の美味しさを感じるのは蒸し栗の方だと思います。
以前、両方の調理法を同時に行って味を比較したのですが、我が家では「蒸し栗派」が多かったです。
まとめ
結論としては、食感や甘味を重視するなら「茹で栗」で、香りや栗本来の味を追求するなら「蒸し栗」という事です。
栗は、むくみや高血圧を改善させる効能もあるそうです。
ビタミンA・ビタミンB1、ビタミンC等の他、渋皮に含まれるタンニンには抗酸化作用による老化防止効果もあるそうです。
動脈硬化とアンチエイジングに効くということですね。
食物繊維も多いので、便秘の人にもかなり効果があるそうです。
但し、食べ過ぎるとお腹の中の温度が高くなり、下痢や腹痛になることがあるそうですのでご注意を!