楽天市場からのメールを装ったスパムメールが確認されています。
直近で発生しているこの詐欺メールについて、対処法等をご紹介しておきたいと思います。
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詐欺メールの内容
登録しているメールアドレスに、以下のような内容のメールが届きます。
今回の楽天市場のメールについては、カード情報が漏洩し、仮想通貨への投資が行われたような連想をさせるものです。
功名なのは、楽天側がこのような事態を察知し、それを知らせているかのような内容である点です。
メール内にあるリンクは、どんな表示であってもクリックしないことが重要です。
基本的に、楽天側が本人確認をメールで行うことはありません。
楽天のサイトを利用する際や、現状を確認する時は、ご自身が使っているブラウザ(chromeやEdge等)から公式のWEBページへ行き、ログインするようにしましょう。
詐欺メールが届く時期
最近の詐欺メールは、タイミングを見計らった上で特定時期にメールしてくる特徴があります。
国税庁の税務調査が行われる時期とか、楽天のセールが行われた直後等を狙い、主催者側を装ったメールを飛ばしてきます。
例えば、国税庁を装った詐欺メールの場合、確定申告が終わった数か月後にメールが届くといった具合です。
実際にそんなメールが来そうな時期を狙う点が、これまでの無作為な手法とは違うわけです。
楽天市場では、数週間に1度の頻度でスーパーセールや買い回りキャンペーン等を開催しています。
このような時期には、多くの人達がネットショッピングを行い、一定額のカード引き落としが発生します。
詐欺集団もこれに目を付け、今回のような手口を考案したのでしょう。
以前よりも騙されてしまう人が増加する可能性が高いので、仲間や知人同士での周知・拡散が重要だと思います。
詐欺メールの対処法
詐欺メールの対処法は、簡単です。
まず、真っ先にすべき事は、メールの送信元アドレスの左側部分を確認することです。
@マーク以下は、rakuten.co.jpのような形になっていますが、左側の部分だけは誤魔化すことができません。
@マークの左側(ドメイン部分)が怪しげなスペルの場合等は、それだけで判別することができます。
ドメイン部分の英表記がそれっぽいスペルを使っている場合は、判別が難しいこともあるかもしれません。
サポート、ヘルプ、サービス等といった言葉を使っていると、ちょっと迷いもでますよね。
そんな時は、楽天カードの公式ページ等に自分で検索をしたルートからログインして確認してください。
また、楽天公式ヘルプページでもこのような詐欺メールについて説明していますので、参考にしてみてください。
新しい詐欺メールが登場する度、更新されていきますので、たまにチェックしておくと安心です。
まとめ
最近の詐欺メールは、消費者の行動に合わせ、騙されやすいタイミングを狙ってきます。
メールを安易に開けたり、リンクをクリックしないように注意しましょう。
ウイルス感染やフィッシング被害に遭う可能性がありますので、リンクや添付ファイル等にアクセスしてしまった際は、ウイルスソフトのカスタマーセンター等に感染状況の確認方法等を聞いてみましょう。
また、本物の公式サイトを閲覧し、詐欺メールについての情報を確認することも大切です。
正しい対処法等が紹介されていれば、それに従うのがベストです。