アクセスや検索順位が上がらない記事については、リライトやタイトルの変更を検討することがありますよね。
タイトルを変えるだけでアクセス数が増えることもありますが、タイトルの変更には少し勇気がいりませんか?
そこで、私がこれまでにタイトル変更をした際の効果等についてご紹介したいと思います。
検索順位に悪影響が出るケースもありますので、実際の変更効果を参考にしていただければと思います。
この記事を読むと、効果的なタイトル変更の方法について一定の理解ができると思いますよ。
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記事タイトルの変更
記事のタイトルを変更するのは、より効果的なアクセス(検索結果)を得るためです。
しかし、内容の薄い記事のタイトルをいくら変更しても、高い効果は望めません。
ですから、まずやるべきなのは、記事の内容とタイトルを一致させることです。
そして、次に、その内容をより充実させて、他の記事とは違う角度で作成することです。
模倣記事に対する規制は、AIの進歩に伴って強くなっていくはずですので、記載内容での差別化は非常に大切です。
差別化ができない場合には、記事をアップするスピードで勝負するしかありません。
そもそも、記事タイトルを変更すると言っても、元々のタイトルにも何か意図があったはずですから、それほど大幅には変更できないものですよね。
この為、タイトルを大きく変える場合、大抵はリライトを伴う事になります。
リライトの意味
記事のリライトをする場合には、2つのケースがあります。
1つは、単純に内容を修正するとか、少し追加の情報を付け足すという意味のリライトです。
この場合、タイトルを変えたとしても微修正になります。
もう1つは、内容を大幅に変更するリライトです。
具体的な例は後述しますが、元々のタイトルに違和感が出る程のリライトになる場合、タイトルも同時に変更した方が良いです。
タイトルと記事内容
もしも、あなたがレストランでハンバーグを注文して、豆腐ハンバーグが出てきたら「こんなの頼んでいない」と思いますよね?
気分はすっかり肉のハンバーグになっていますから、きっとガッカリすることでしょう。
記事の内容とタイトルの整合性についても、これと同じだと考えて良いと思います。
グーグルも同じように記事とタイトルの整合性を判断しているわけです。
ですから、まずはキーワードを意識せずにタイトルを考えてみることが先決です。
その上で、キーワードを意識した言葉に置き換えると「変なタイトル」にならないで済むと思います。
タイトルに使いたいキーワードを意識しすぎると、内容との整合性が薄くなってしまうことがありますので、注意しましょう。
タイトル変更の考え方
例えば、この記事の内容を考えると、「記事タイトルを変える時の考え方とかコツを、実例を交えて紹介します」という感じになります。
おそらく、このようなタイトルなら、記事の内容とピッタリ合うはずです。
しかし、このままではキーワードが意識されていませんから、検索でヒットする可能性が低いですよね。
そこで、「記事タイトル 変更」で検索する人に的を絞り、予備的に「検索順位 変動」というキーワードを意識しました。
ベストかどうかは現時点では不明ですが、とりあえず「記事タイトルを変更する効果と検索順位の変動について」というタイトルに決定してみました。(9/16)
あえて、少し改善余地のありそうなタイトルにしておき、変更した効果を検証したいと思います。(この記事で実証実験をして、参考資料にします)
しばらく様子を見て、別のタイトルに変更してみますね。
後日、この変更による検索順位の変動結果等を追記したいと思います。
3カ月経過
3カ月が経過し、現在2020年の5月22日です。
早速、『記事タイトル 変更結果』で検索してみると・・・
なんと、2ページ目の上段に表示されていました。
2つのキーワードだけでここまで上がっているので、成功と言って良い結果でしょう。
つまり、タイトルを変えて正解!ということです。
もう一つの狙いだった『記事タイトル 変更結果 タイトル変更のコツ』というキーワードでは、1ページ目の上段に表示されるようになっていました。
この記事にたどり着いた人も、これらのキーワードからの流入かもしれませんが、実はタイトルを変えていなければ辿り着くことは無かった記事なのです。
5カ月経過
【追記】
この数行の間に、約5カ月が経過しました。
ですから、皆さんは、5カ月かかる実験の結果を一瞬で手にすることができます。
なかなか貴重な情報なのではないでしょうか。
まず、「記事タイトルを変更する効果と検索順位の変動について」というタイトルで約5カ月放置した結果をご報告します。
『記事タイトル 変更』というキーワードでは、4ページ目の中段くらいに表示されていました。
『記事タイトル 変更 検索順位』というキーワード検索では、3ページ目のトップに表示されます。
『記事タイトル 変更 検索順位 変動』というキーワード検索で、やっと2ページ目の中段に表示されます。
結局は、どの検索でも1ページ目の表示を獲得できず、アクセスもそれほど発生していません。
この状態で、追記+一部リライトをし、「記事タイトルの変更結果とタイトル変更のコツ」に変えてみます。(2020年2月2日に変更しました)
今回は、『記事タイトル 変更結果』・『記事タイトル 変更結果 タイトル変更のコツ』といったキーワードを狙うイメージです。
追記によるボリュームUP効果も付与されてしまうかもしれませんが、また数カ月様子をみて結果を追記したいと思います。
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約2年半後
この記事のタイトルを変更して2年と数カ月が経過しました。
前回の検証結果から今日までの間、特にリライトもしていません。
前回と同様、『記事タイトル 変更』で検索してみたところ、3ページめの6行目あたりに表示されています。
『記事タイトル 変更 検索順位』では、圏外になったようです。
『記事タイトル 変更 検索順位 変動』では、2ページ目の5行目にありました。
検索ワードによって順位が多少変動してはいますが、ほぼ同じくらいの検索順位を保っています。
最も検索されやすいであろう『記事タイトル 変更』では、過去最高順位になっていますので、満足できる結果です。
審査基準の変動等もあるので、圏外に飛ぶワードも出てくるようですが、メインとしているキーワードで順位が上がっていればOKですよね。
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順位が落ちるケース
ここでは、過去に記事のタイトルを変更した結果、逆に検索順位が下がってしまったケースについてご紹介しておきます。
色々と実験して分かったのは、どうやら記事内容やドメインの信用度等によって変更効果が異なるという事です。
例えば、「コストコ オススメ商品 ランキング」というキーワードで上位表示されるようになった記事があったとします。
これを「コストコ オススメ商品」だけを強調したタイトルに変更した場合、検索対象となるキーワードがより強くなります。
検索の絶対数に対して、記事評価が追いつかない可能性が高くなるのが想像できると思います。
記事内容とドメイン信用度が、狙ったキーワードの強さ(大きさ)に見合わなくなると、順位が落ちることがあります。
但し、コストコ関連の記事を量産し、ある程度の結果を出していけば、将来的には順位が上がりますので、今後のブログの方向性等も考慮すると良いと思います。
順位が上がるケース
記事タイトルを変更して順位が上がるケースには、色々なパターンがあります。
典型的なのは、先程の例と逆のパターンです。
つまり、2つのキーワードでは成果(検索順位)が上がらないので、キーワードを3つに増やすような場合ですね。
この他、狙うキーワードの数は変えず、その強さだけを変えるパターンもあります。
例えば、「コストコ 人気商品」という大きなキーワードから、「コストコ 人気商品ランキング」というキーワードに変更するような場合です。
このような変更で経験を積むと、自分の記事の現在の強さがある程度は見えるようになってきます。
サイトの評価が高まると、何もしなくても順位が上がっていきます。
ですから、現時点で最高順位を獲得できるタイトルを見つけて見守るしかありません。
要するに、現在のサイト信用度と、記事内容の質に対してベストなキーワードを探る事が大切です。
目安としては、5位前後に表示されるキーワードを探し、あとはリライトとサイトの評価向上によって1位を狙っていくのが正攻法です。
大幅なタイトル変更の実例
当ブログの例では、「au ヤバイ鬼」というキーワードで1位を獲得し、この記事だけで数万人のアクセスを得ました。
それ以外にもいくつか1位を獲得した記事が存在しています。
このCM記事の場合、ストーリーや登場人物が変化していく内容でしたから、それに合わせてタイトルを変更する必要が出てきました。
最初は、「au新CMのお母さん役は誰?」みたいなタイトルで書いていました。
しばらくすると、ママ役が池田エライザさんであることが明らかになり、このタイトルで検索をする人が見込めない状況になったのです。
更に、CM内の物語がヤバイ鬼を倒す旅へと発展していった為、次は「ヤバイ鬼は誰?」という事が話題になってきました。
そこで、記事をリライトし、「au新CMはママ役からヤバイ鬼の正体へ話題が移行」等というタイトルに変更し、しばらく放置していました。
その後、ママ役の検索需要が激減してきたことを感じ、更にタイトルを変更しています。
上位記事のタイトル変更
その後、話が進展する度に追記等を重ねていき、最終的には常に1~3位に上位表示されるようにまでなりました。
このような状態になれば、もはやリライトもタイトル変更も必要ありませんよね?
でも、私は好奇心から「これを変えたらどうなるのか」を確かめることにしました。
わざわざ1位表示の記事をいじるなんて、おそらく私くらいだと思います。
でも、「1位の記事のタイトルを変えたらどうなるのか」という内容で記事が書けるようになるチャンスでもあると考え、実行してみました。
私にしか書けないオリジナル体験談ですので、もしもこの記事が上位表示されるようになったら、この情報価値が高いという事だと思います。
結論から申し上げると、多少タイトルをいじっても順位は落ちないということが判明しました。
つまり、タイトルを変えて順位が落ちるような記事は、元々が他の記事と大差ない内容なのです。
元々、他の人が書いていないような、オリジナリティとエビデンスを兼ね備えた内容であれば、どんなタイトルでもある程度の成果があがるという事です。
タイトルについては、一定の整合性があればどんなキーワードでも力を発揮するようです。
記事タイトルの考え方
WEB上では、「記事のタイトルが最も重要だ」という話をよく目にすると思います。
でも、タイトルを後から変えることで、前より良い効果が得られることもあります。
事実、私は、既に上位表示されている記事のタイトルを変更し、異なるキーワードで上位表示を実現できることを確認しています。
意識すべきは、その記事のパワー(総合力)であり、一度そのレベルに達した記事は、同数程度の検索数のキーワードで勝てる力を持つようになるということです。
このような理由から、本当に重要なのは記事の内容とオリジナリティだと感じます。
大きなリライトをすると、しばらくはインデックス評価にも時間がかかりますから、なるべく早い段階で完成させておくのが得策です。
また、多くの人が同じようなキーワードを狙ってきますから、模倣記事と認識されるリスクは時間と共に増大していきますよね。
ですから、他の記事には無い視点や新しい情報が非常に大切になります。
今後、記事のタイトルを付ける際のコツは、少しずつ変化していくのではないでしょうか。
おそらく、後からリライトや追記によってボリュームを出していけるようなタイトルにしておくのがコツになるのではないかと思います。
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まとめ
タイトル変更時のコツは、自分のサイトのドメイン信用度(サイト評価)と、記事内容の充実とオリジナリティを推察することです。
他の記事での成果を参考にすれば、出来の良し悪しはなんとなく判断できるはずです。
「もう少し大きなキーワードでも対抗できるはず」という自信があれば、狙うキーワードを変えてみても良いと思います。
一方で、「もう少し敵が少ないキーワードにしよう」という判断も大切です。
中途半端な順位で泳がせているよりも、小さなキーワードで1位を狙った方がアクセス流入が大きい場合が多いです。
参考にして、リライトとタイトル変更検討してみてください。