旬の話題

戦争の終わり方を分かり易く解説

過去の戦争(歴史)を振り返ってみると、戦争が終わる時の共通点があります。

戦争の歴史においては、似たような事を繰り返しているだけですので、今後も終わり方についてはそう変わることもないでしょう。

この記事では、ウクライナとロシアで起こっている戦争の終わり方と潜在リスクについてご紹介します。

 

スポンサーリンク

 

戦争が終わる時

当然の話ですが、戦争をしている当事者のどちらかが降伏をすれば戦争は終わります

では、どんな時に降伏をするのかというと、戦況がハッキリ負けになり、これ以上の防衛が不可能であると悟った時です。

 

日本に原爆が落とされた時もそうですし、連合国による総攻撃(ノルマンディー上陸作戦)によってナチスドイツが敗北した際もそうでした。

ウクライナとロシアの場合では、どちらが敗戦国となるのかによってシナリオが大きく変わります。

 

仮に、ウクライナの敗戦シナリオを想定するなら、ウクライナ主要都市がロシアに占拠され、ゼレンスキー大統領が捕縛又は死亡・・という状況で終戦となる可能性が高いです。

 

一方、ロシアが敗戦するシナリオでは、2つの結末が考えられます。

1つは、ロシア大統領が何らかの原因で死亡し、次期政権が世界と話し合って譲歩する(諸条件をのんで戦争をやめる)という結末です。

 

もう1つは、とても恐ろしい結末で、第三次(又は第四次)世界大戦が終わるまで続く・・という最悪のシナリオです。

これについては、少し補足が必要なので事項で簡単にまとめておきます。

 

戦争が長引く理由

過去に発生した戦争で負けた国は、どの国も大きな代償を求められています。

日本もそうですが、アメリカに憲法等を制限され、経済的にも従属させられる恰好になっていますよね。

 

第一次世界大戦で敗戦国となったドイツは、200兆円規模の賠償金を課せられて経済がひどい事になりました。

結局のところ、この時のドイツ国民の不満が第二次世界大戦を生んだとも言えます。

 

何が言いたいかといえば、敗戦国は、全ての賠償責任を課されることになるという歴史があるのです。

勝った国も戦争をしていたわけですが、その責任は負けた国が負う恰好になるのです。

 

このような歴史を知っている以上、戦争になれば絶対に負けるわけにはいかないということになりますよね。

敗戦国になるということは、大不況国になるのを受け入れるようなものですから、始めたら勝つまで続ける・・という事になってしまうのです。

 

世界大戦はいつ始まるか

開戦となれば、倫理観や平和思想が優先されることはなく、どんなに汚い手を使ってでも勝戦国になることが優先されていきます。

戦争でむごい兵器が使われてきたのも、このような自国経済の優先思考が根本にあります。

国を守るという名目だったはずの戦争が、いつの間にか経済的に優位を保つために激化していくということです。

 

お互いに引けない喧嘩になると、利害関係の強い国が紛争国を助ける動きが出てきます。

これが敵味方を分ける事に繋がり、世界大戦になる原因にもなります。

 

世界大戦が始まるのは、連合国サイドへの攻撃や、連合国軍からの攻撃が始まった時です。

歴史的に見れば、連合国が侵略者に対して宣戦布告した時が節目となります。

 

 

現在は世界大戦下か

視点を変えれば、既に第三次世界大戦は始まっている状況とも言えます。

各国が武器を提供し、経済的な関与やサイバー攻撃等をし合っているからです。

 

各国のウクライナ支援により、ロシアが苦境に立たされると、ロシアが化学兵器を使用する可能性も高まります。

また、弱体化後のロシアは、中国やインド等に従属する国になっていくかもしれません。

 

そうなれば、中国の台湾進攻を正当化するために利用されることもあるかもしれません。

ロシアや北朝鮮が今まで以上に危険な国になり、争いを起こすようになれば、ロシアが敵対的な国とみている日本にも実被害が出てくる可能性があります。

 

ひとたび衝突が起これば、あっという間に第四次世界大戦になっていくでしょう。

ウクライナの事例と同じく、理不尽な侵攻で日本、台湾、韓国、フィンランド、ポーランド等への攻撃が開始されれば、世界大戦は避けられない気がします。

 

まとめ

壊滅的な被害が出る程、賠償額や罪の大きさが膨らみ、敗戦国になることを避けるための攻撃が続きます。

もしも、第四次世界大戦となれば、核使用を伴った大戦争になる可能性が高まるのです。

 

皮肉なことに、核が使用されると戦争は長引きません。

それどころか、ロシアが保有する核には、本当に世界を滅ぼすくらいの威力があるのです。

そんな核保有国の大統領が、戦争に負けるくらいなら死んだ方がマシだと考えたら、世界は終わるということです。

 

個人的には、1人の大統領に絶対的権限を与えるリスクや、高齢者をトップに置くリスクについて各国が議論すべきだと思います。

新たな国連等によって、核保有国の首相制度について国際法規を創設した方が平和のために有効な気がしてなりませんね。

 

話をまとめると、戦争が終わるには、トップに君臨する人物が死亡するか、どちらかが敗戦を認めるしかありません。

一般的に敗戦を認めるのは、本当にどうしようもなくなった時ですので、一定規模の戦争が起こると必然的に長期化してしまうわけです。

※当サイトの記事中に表示される商品・リンク等については、掲載(プロモーション)許可を得ております。

-旬の話題

© 2024 Blobuzz Club