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エリスの症状と完治までの期間

このところ、コロナウイルスは、『エリス』という呼ばれる変異株が流行しています。

エリス株に感染した場合の症状の推移と、完治までの様子についてまとめたいと思います。

療養の過程で効果があった薬などについて記載しておきます。

 

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エリスの初期症状

人によって発症の仕方は異なるのかもしれませんが、節々の痛み微熱で気付くケースが多いようです。

私の場合、インフルエンザの症状と似ていて、股関節や腰などに鈍痛を感じ、夕方になって微熱が出ました。

 

この時点ではそれほど辛くはありません。

しかし、体も若くはない(四十代後半)為、コロナであれば「もっと苦しくなってもおかしくないな」と心の準備だけはしていました。

 

私はワクチンを一度も打っていないのですし、コロナにかかるのも初めてです。

基礎疾患はないので、比較的症状は軽い方で済んだ印象ですが、一般的なカゼに比べれば辛い症状を伴いました。

 

体への変化(特徴)

現在、私は発症から約3週間が経過していますが、咳はまだ出ています。

完治とは言い切れない状態だと思いますが、あと一週間あればなんとか元に戻りそうな感覚は出てきました。

 

特記しておきたい点としては、体重が減る事や、白髪が増えたです。

まさに命を削られたかのような変化を感じました。

 

妻も私も白髪が増えたのです。

40代後半なので、たまたまそういった時期だと思われるかもしれませんが、私は白髪が少ない方なので如実に変化を感じたのです。

女性の場合、シミが濃くなった人もいるようですので、見た目の老化が進むのもエリスの隠れた特徴と言えるのかもしれません。

 

体調面の変化がクローズアップされがちなので、このような老化現象にはあまり意識が向いていない気がします。

おそらく、エリスに感染すると、肉体を維持する機能や、再生能力が低下するのだと思います。

 

発症後の様子

発症の翌日には、熱が38度前後まで上がりました。

二日目がピークで、最高で39.6度まで上がりました。

おそらく、計測のタイミングによっては40度を超えていた時もあったのではないかと思います。

 

ロキソニン(痛み止め等に使う消炎剤)が効くと聞いたので、以前に怪我でもらっていた消炎剤を飲んでみた所、すぐに38度くらいまで熱が下がりました。

ただ、そこからがなかなか下がらず、38度前後の状態が続きました。

 

一時、パブロン等の市販薬を飲んでみたのですが、エリスにはあまり効かないようです。

3日目

熱は37度後半くらいをウロウロしていますが、少し疲れると38度に戻る感じです。

少し咳が出始めて、痰も絡みます。

 

かなり粘度の高い痰が出るので、咳が苦しくなっていきました。

ここからは、咳がひどくなる一方です。

 

4日目

熱は37度前半まで下がり、熱によるダルさや苦しさは無くなってきます。

しかし、咳と痰の苦しみは引き続き継続していて、喉に痛みを感じるようになってきました。

トローチを服用したり、アイスパック等で喉の辺りを冷やすと少し楽でしたが、症状は一向に軽くなりませんでした。

 

5日目

日を追うごとに喉の痛みがひどくなり、やけどをしているような痛みを広範囲に感じるようになります。

寝ているだけでもジンジン痛みを感じる位の炎症で、水を飲むだけでも痛かったです。

咳も相変わらず続いており、熱が出ていた時よりも苦しく感じました。

私の妻は、頭痛とか鼻づまりも起こり、とても苦しそうでした。

日替わりで症状が変わるような時期と考えると良いと思います。

 

6日~7日後

喉の痛みは、大体3日間くらいで治まってきました。

痰も減ってきます。

しかし、咳は止まることがなく、痰も完全には切れません。

新しい症状としては、嗅覚がとても鈍くなり、味覚もおかしくなった事です。

ここから10日前後は、嗅覚がおかしく、食べ物もマズく感じました。

 

感染の強さ

エリスの感染力は、過去のコロナとは別格のようです。

私は、基本的に自宅で仕事をしているので、殆ど外に出ずに生活しています。

 

8月は、1回だけ電車に乗らなければならない用事があり、外出をしました。

マスクも外していませんし、外食等もせずに帰宅したのですが、2日後に発症しました。

 

どんなに気を付けていても感染してしまうレベルの強さだと実感しています。

当然ながら、家族全員に感染が広がりました。

ある意味、防ぎようのない変異株と言っても良いかもしれません。

 

エリスの後遺症

感染力の強さを物語る事象としては、家族全員がエリスに罹患したことです。

直近でワクチン接種を行っていた両親については、咳が何日か続いただけでしたので、ある程度は症状が軽減される事が確認できました。

 

しかし、ワクチンを打っていても、後遺症的な症状は出ました

母の場合、味覚や嗅覚が鈍くなり、今まで好きだった食べ物が1~2週間が不味く感じたと言っています。

父の方は、特に後遺症が出ませんでしたが、咳は長引きました。

 

私の場合、嗅覚異常の他に、咳喘息を発症しました。

1ヶ月経っても咳が切れないので、呼吸器内科で診療を受けた所、咳喘息と診断されました。

過去に小児喘息だった人などは、エリスに感染することによって、喘息をぶり返すケースがあるようですので、早めの受診をすると良いと思います。

 

嗅覚障害は、1ヶ月以上経過してもぶり返すように発症しました。

以前よりもブタクサ等の花粉に敏感になり、鼻炎によって臭いを感じなくなる悪循環が起こったようにも思えます。

 

たまたま観たYouTube動画で耳鼻科の医師が紹介していた漢方薬「黄連解毒湯エキス顆粒 24包」を飲んだところ、3日後に嗅覚が改善しましたが、おそらく今後も鼻炎を発症すれば同じように嗅覚異常になりそうな気がしています。

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まとめ

私の場合、最初の1週間から10日でひとまず完治に向かっている感覚がありました。

しかし、エリスは後遺症が長く続く傾向があるようなので、約1ヶ月程度は何らかの症状が出る可能性が高いです。

重篤な症状ではありませんが、地味に辛い状況が長く続く印象ですので、後遺症段階に入ったら医療機関に相談すると良いでしょう。

 

エリスは、基礎疾患のある方や、高齢者については、引き続き警戒すべき変異株だと思います。

療養期間としては、動けるようになるまで10日前後で、完治まで1カ月といった感じです。

エリスは、とにかくしつこくて症状が長く続く変異株です。

皆さんも感染にご注意ください。

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