実は、ポータルサイトやマッチングサイトの所有には、株式投資と同じようなところがあります。
サイトを作成した時点では無価値に近い状態なのですが、サイトの成長と共に価値が高まり、高額で売れることもあるんです。
個人が作成したサイトで数千万円を超える値が付いた事例もありますから、馬鹿に出来ないビジネスですよね。
WEBビジネスは、損失リスクが製作費に限られているので、余剰資金でチャレンジするのにも向いています。
起業リスクとしても、実店舗の出店に比べてリスクが低いと言えるでしょう。
株式投資と違い、自分の采配でどこまでも価値を高めることができる点も魅力の1つです。
サイト運営には、ランニング的な人件費がかかりませんし、経理処理もシンプルです。
その一方で、このビジネスモデルには隠れたデメリットもあります。
逆に言えば、そのデメリット部分が解消できれば、非常に有望なビジネスになるということですよね。
この記事では、WEBサイトビジネス投資という考え方についてご紹介したいと思います。
ポータルサイトとマッチングサイトの違い
ポタールサイトとは、あるサービスの入り口となるサイトのことです。
例えば、「英語が話せるようになるにはどうしたらいいか」というニーズを持つ人を集めるポータルサイトなら、様々なスクールを紹介したり、英語が上達するまでのコツや苦労等をサイト内にまとめる・・といったイメージですね。
簡単に言えば、何か特定のニーズを持つ人達だけを集めるサイトです。
集客に成功すれば、紹介先から報酬がもらえることもあるでしょうし、自社のサービスに展開することもできます。
これに対し、マッチングサイトは、別々のニーズを持つ人を繋げるサイトの事です。
例えば、「不動産を売りたい」という人と、「不動産を買いたい」という人をマッチングさせる・・といったサイトがこれに当たります。
ネット系で身近なマッチングサイトでは、「ネットで収入を得たい人」と「商品を宣伝して欲しい会社」をマチングさせるアフィリエイトサイト等があります。
このようなマッチングサイトの場合、サイト利用料や取引手数料としてサイト収益をとることができます。
メルカリ等がその代表例ですが、発生件数が多い業種にはマッチングサイトが向いていると考えても良いでしょう。
マッチングサイトは、アイデア次第でニッチな需要を結び付けることができますが、すぐに真似される可能性もあります。
独自性や戦略を持って取り組まなければ、成功は難しいでしょう。
起業者にはポータルサイトがオススメ
あまりWEB知識がない人の場合は、まずはポータルサイトでの起業チャレンジが良いと思います。
こちらは、集客後のアイデア次第で大きな利益になりますし、サイト自体の価値もどんどん上がっていきます。
アクセス数が利益に直結するので、リスティング広告等も打ちやすいでしょう。
集客で大成功すると、自分が働く必要がなくなります。
ポータルサイトが最終的に目指すのは、顧客を紹介するビジネスと言っても良いと思います。
勘の良い人はお気づきだと思いますが、このビジネスモデルの成功には、かなりの「選別眼」が必要になります。
つまり、あなたのポータルサイトで、他より良いサービスが手に入らなければ成功は無いという事です。
ですから、ポータルサイト内には、他社とは違う魅力がなければならないのです。
もっと言えば、SNS等で情報を目にした人が、「このサイトを見ておいた方が良い」と思うような内容であれば成功できます。
この点を認識していない運営者は、どこかで見た事のあるようなサイトを創り、収益を出せずに終わるでしょう。
デメリットを理解しよう!
WEBビジネスでのデメリット(製作費用を除く)には、以下のようなものがあります。
- アクセス数を上げるまでの間、費用と労力がかかる
- ターゲットを間違えると価値が上がらない
- 知恵と工夫が必須(アイデアの無い人には向かない)
- 継続的な努力ができないと衰退する
- サイト寿命が未知数 (突然に収益がなくなる可能性)
- 経費にできる項目が少ない
- メタバースへの対応
上記でご紹介したデメリットの解消法については、別記事にまとめてあります。
こちらをご覧ください。
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ポータルサイト運営のデメリット解決法
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お金になるまでのイメージ
狙っていく客層(ターゲット)を決め、良いサービスを確保し、サイトを構築したとしましょう。
この時点で、ネット上で誰もがあなたのサイトに辿り着ける状態が完成します。
でも、貴方がどんなに素晴らしいサイトを構築したとしても、その存在を知る人はいない状態からのスタートになります。
なので、いきなりお金が入ってくるということではありません。
まずは、狙った客層を集めることから始める・・という事になります。
ここで問題となるのが、「どうやってそれを実現するか」というアイデアが必要になる点です。
方法論がたくさんあるので、あなたの選んだ業種や客層によってベストなものを選択する必要があります。
具体的には、有名ブロガーと提携するとか、アフィリエイト広告を出すといった方法があります。
これ以外にも、色々なやり方がありますし、資金的に余裕がある人なら比較的簡単に実現できるでしょう。
狙った客層のアクセス数が確保できると、自然と問い合わせ等が発生するようになります。
業種によってまちまちですが、数百アクセスで1件発生することもあれば、1万アクセスで1件のこともあります。
とにかく言えるのは、有効なアクセス数が増えるほど、集客も増えていくという事です。
貴方のサイトが有名になる程、貴方の収入も上がっていくのです。
YouTubeの収入だけで億万長者になる人が増えているのも、この効果によるものです。
集客が安定して発生するようになったら、その顧客に対してサービスを提供して利益を増やすこともできます。
自分の労力を使わない場合には、単価の高い取引先に顧客を紹介すれば良いのです。
ポータルサイトの運営者は、登録業者等に対して「仕事をあげる側」なので、単価の高い相手を優先できるわけです。
こうして利益を増やしていき、増えた利益で別のサイトを構築する・・・というサイクルを目指しましょう。
収益の柱を増やす
集客での成功は、収入面での安定をもたらします。
また、1つの集客から複数のビジネスへと展開することも珍しくありません。
現在、私は5つのWEB資産を維持しながら、サイト構築のサポート(共同発案)等も行っています。
自身で企画しているサイト案もいくつかあり、少しずつ形にしているところです。
ポータルサイトやマッチングサイトを増やすのは、いくつもの会社を持つのと同じ感覚で良いと思います。
全く共通点の無い事業でも、アイデアがあればトライしてみる価値があります。
サイト運営で1つ成功を収めれば、そこから得た利益を原資にして拡大させることができます。
ブログ記事等も、外注して運営できるようになりますので、本当に皆さんの経営力次第なのです。
1つでも多くの柱を立てて、収入UPを目指してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ポータルサイトは、あなたの知恵と発想力を具現化するものです。
アイデア次第でどんな業種にもチャレンジできます。
たった数十~数百万円の投資が、億単位のビッグビジネスになる可能性を秘めています。
コロナ渦での起業は、WEB中心になってもおかしくないと感じます。
今後は、メタバースサービスとマッチングさせるサイトや、メタバース内での宣伝方法が鍵になっていくでしょう。
オススメの制作会社や運営に関するご相談等があれば、お気軽にお問合せください。