ちょっと不思議に思うかもしれませんが、相続対策では必ず失敗してしまう落とし穴のようなものがあります。
税理士にしっかり相談して行った対策なのにもかかわらず、結果として失敗になってしまうケースが本当に存在しています。
しかも、このような事例は、決して珍しくないのです。
この記事では、必ず失敗してしまう相続対策の真相と、そこから逃れるための方法をお伝えします。
スポンサーリンク
必ず失敗する対策とは?
皆さんは、税理士や法律家など、一人の専門家を信じて対策を実行していませんか?
そして、「これでもう大丈夫だ」と安心しているのではないでしょうか。
実は、その状態がとても危険です。
何故なら、その対策が間違っていたとしても、貴方は全く気付くことが出来ないからです。
つまり、信用した相手が失敗した場合、必ず貴方の対策も失敗に終わる・・・という事なのです。
この為、別の相談先による無料診断などを受けることが有効です。
複数視点の重要性
相続対策では、たくさんの専門家の知識が必要になります。
税理士の他、弁護士、司法書士、宅建士、土地家屋調査士、FP、社労士等、様々な専門家の知識が必要になりますから、相続対策はとても奥の深い分野と言えるでしょう。
たとえば、税理士になるための学習時間は4000時間以上と言われています。
司法書士や不動産鑑定士でも3000時間の学習が必要で、弁護士においては8000時間とも言われています。
このように、業務に必要な実務経験まで考慮すると、1つの国家資格だけでも膨大な時間が必要になることが分かります。
では、これほどの知識が必要になる業務を、税理士だけに任せることがベストな選択でしょうか。
この話を聞けば、とても一人では対応できない知識量であることがご理解いただけるのではないかと思います。
税理士よりもコンサル向きな人
相続相談では税理士が最も頼りになる存在ですが、相続専門の税理士はとても少ないのが実情です。
一般的な税理士事務所では、相続の相談業務に慣れていないことが多く、総合的なアドバイスができません。
税理士にとって、不動産業務や保険対策などは専門外に近い知識ですので、全てを網羅することが困難なのです。
資産状況や相続人との関係が複雑な人の場合は、税理士だけを頼るのではなく、総合的な視点を持つ相談先を頼るべきです。
様々な専門家を集結させ、その知識と経験を一体化したベストプランである必要があるからです。
このような体制を実現している相談先は少ないので、参考までにリンクを貼っておきます。
まとめ
間違った対策を信じて実行している事例は意外に多く存在していて、それこそが必ず失敗してしまう相続対策の真相です。
本当に正しい対策を提案してもらうためにも、複数の相談先からプランの提案を受けることが重要だと思います。
現在の相談先に自信があったとしても、第三者チェックを受けておいて損なことはありません。
現在の対策の問題点に気付くためにも、複数の相談先からの提案を比較し、納得のいくプランを選ぶことが大切だと思います。