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原田龍二のニンゲンTV動画が大炎上

原田龍二さんのYouTube番組『ニンゲンTV』で、とある動画が大炎上。

ゴールデンウィークから7夜連続で配信された「神島編」というシリーズで、2023年5月9日の夜に全ての配信が完結しています。

第3~4話あたりから視聴者からのコメントに苦言が目立つようになり、完結編に近づいた頃には炎上状態と言って良い印象でした。

最終話の配信後、生配信を行って事情等を説明したものの、視聴者の多くが納得しておらず、「もう番組を観ない」と断言するコメント等も散見され、とにかく収拾がつかないくらいの大炎上となってしまった模様。

私はアンチではありませんし、この件についてそれほど興味もありませんが、一連の経緯について簡単にまとめてみました。

 

炎上の経緯

原田さんのYouTubeチャンネル(ニンゲンTV)は、心霊現象を追いかける趣旨の番組で、多くのファンが存在しています。

登録者の傾向としては、やらせなしのスタイルに賛同している層が多い様子です。

 

純粋に心霊現象を追いかける原田さんに対して共感や応援の気持ちを持っている視聴者が多いようにも感じます。

また、動画番組内において霊能者的な役割で登場している阿部氏も、視聴者からの信頼を集めていました。

 

今回の連続動画シリーズは、いつもと同じようなテイストで始まり、視聴者が出演者の身を案じるような場面もありました。

8割がリアル、2割がフィクションという構成だったことが、視聴者を騙してバズろうとしたかのように捉えられてしまった面もありそうです。

 

途中からフェイクだと分かる脚本・演出になったものの、半信半疑の視聴者も多く、一部の視聴者に沸々と怒りの感情を芽生えさせてしまったようです。

また、「阿部氏が演技をするわけがない」といった信頼感を裏切った演出や、タイトルを番外編等としなかった事にも問題があったのかもしれません。

 

これまでの活動を100%信じていた人達にとってみれば、少しでも信じられなくなる行為をして欲しくなかったという事なのだと思います。

余興的なものだとしても、「自分達の信念とコンセプトを否定する脚本では?」といった意見もあり、私も客観的に見て一理あると感じました。

約一週間、何も発表がないまま配信され続けたことで、様々な憶測とストレスをかけることになってしまったようにも思います。

 

視聴者が怒った理由

視聴者達から怒りのコメントが多かった理由は、シンプルには語れない部分もあります。

番組のコンセプトや、登録者の集め方等が今回の企画と大きく乖離した事の他にも、いくつかの要因がありそうです。

 

演者全員が視聴者の気持ちに気付かないでいる事への怒りも見受けられ、各自が様々な感情でコメントをしていた様子がありました。

本当に愛されている番組だからこその怒りと言うか、裏切ってはいけない相手を軽く見てしまったのかもしれません。

 

例えとして適切ではないかもしれませんが、こだわりを売りにしていたラーメン屋が急にインスタント麺を出し始めた・・みたいな裏切りを感じた視聴者が多かったという事でしょう。

グッズ販売やスポンサー案件に寄り添うスタイルへの転向だとすれば、「結局は金儲けのための番組か」と思われてしまう事にも繋がります。

 

ニンゲンTVには心霊現象と真摯に向き合うというコンセプトがあり、多くのファンがそのスタイルを支持して番組登録していた経緯がある番組。

コメントを見る限り、そんな認識を持つファンが多いことは間違いありません。

 

私のように気軽な感覚(興味本位)で視聴している人も多いとは思いますが、原田さんの言葉や阿部氏の姿勢等を信頼して日々の配信を楽しみにしていた視聴者としては、とても残念に感じる内容だったことも想像できます。

 

製作側との温度差

今回のフェイク動画企画は、デレクターだけでなく、原田さんや阿部氏も事前に中止を提議した様子がありませんでした。

生配信の中では、今後もこのようなフェイク動画をやりたいとも発言されていて、視聴者との温度差が埋まらないまま終わった印象です。

 

今回の動画制作について後悔も無い様子だったので、コアなファンからすると火に油を注ぐ内容でもあったようです。

このような視聴者側との感覚の違いが、今後の運営にどの程度影響するのか注目が集まりそうです。

 

文句がある人は観なくなってもしかたない」と言ってしまえばそれまでの話ですが、苦言を呈した人達の「登録者を募っておいてそれはないでしょ」という気持ちも理解できなくはありません。

 

YouTuber側から「登録してください」とお願いしてきたわけなので、発信したコンセプトに対して一定の責任が生じると言わるのも当然ですよね。

無料配信番組にそこまでの責任を求められるのかについては意見が分かれるところではありますが、視聴者の苦言は概ね正論のようにも感じます。

 

実際の所、YouTubeの番組内容は制作側の自由である・・という側面もありますが、番組コンセプトを支持していたファンの立場から見れば「そうゆうのは別番組でやってほしかった」という内容だったのだと思います。

 

まとめ

今回のフェイク動画企画は、結果的に番組の寿命を縮めている可能性もあり、逆に新たなニーズを持つ人達にウケて視聴者数が伸びるのかもしれません。

個人的には、製作側が自分達がやりたい事を自由に発信していくと言うのであれば、各個人も自由に観るかどうかを決めれば良いと思います。

 

今回の炎上は、「自分達のやりたい事をやっていく」のがダメという事ではなく、そもそものコンセプトや信頼を失う企画が問題視された事例だったと感じます。

デレクターだけでなく、生配信によって演者全員の感覚や意見が判明し上で、今後の人気がどのように推移していくのか気になるところです。

 

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